2005Jリーグディビジョン1 第29節
アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸
【日時】10月29日(土)15:35キックオフ
【試合会場】神戸ウイングスタジアム【入場者数】10,152人
【天候】屋内【風】無風【気温】20.5℃【芝】全面良芝/乾燥
【主審】穴沢努【副審】名木利幸/石沢知【第4の審判員】金子総一郎
神戸 0前半0 新潟
神戸 1後半1 新潟
−−−−−−−−−
神戸 1合計1 新潟
得点:
[神戸]89'栗原圭介[新潟]72'ファビーニョ
[新潟先発]GK木寺、DFリマ(80'上野)、高橋、萩村、梅山、MF菊地、桑原(71'寺川)、本間、FWファビーニョ、エジミウソン、鈴木慎
4分のロスタイム、その最後のプレーで勝点2を失った。決めたのは栗原圭介。そう昨年は新潟でプレーしていた男である。どちらにとっても負けられない試合がドローゲームになるのはままあることだが、それにしても今年の新潟はこんなシーンが多すぎる。
ロスタイムあとわずかとなったところで、相手の攻撃をしのいでカウンター攻撃を仕掛けるのは、守りきれない新潟としてはいい展開だった。しかし、上野とエジミウソンのパス交換は、結局エジのドリブルミスを招き、これが致命的な逆カウンターを食らうことになる。
これを止めることなく、ボールウォッチャーとなってしまった新潟DF。そして全くのフリーと成っていた栗原の前にボールはこぼれる。こういうありえないミスからの失点、これも今年、何度もみせられたシーンである。
どうあがいても防ぎきれない素晴らしいシュートとか、素晴らしい突破でゴールを破られたのなら仕方が無い。だが今年の新潟は、あまりにもイージーなミスからの失点が多すぎるのだ。
それほどのもろさをもった新潟だが、それでも13位につけているというのは奇跡の様に思える。この日もヴィッセル神戸の方がパス回しなどの技術は上と思う。ただ、新潟のブラジルトリオは脅威だろう。結局エジとファビの二人で得点を上げてしまった。
神戸ウィングスタジアムは、この日は午前中の雨模様ということで屋根を閉めていた。もっとも試合の始まるころには雨も上がっていたのだが。降格の瀬戸際ということから1万人を動員していたけれども、かなりの招待客が入っていたのではないだろうか。バックスタンドの中段での観戦だったが、それでも傾斜があるのでピッチが近く、本当に見やすい。メイン、バックスタンドの見やすさからしたら、国内屈指のスタジアムである。(ゴール裏は悲惨らしいが)できればなんとか神戸にはJ1残留を果たして欲しいのだが。新潟もそれほど余裕があるわけではないけれどもね。
1 G阪 54 +24
2 鹿島 53 +20
3 浦和 50 +22
4 C阪 50 +5
5 千葉 49 +12
6 川崎 46 +11
7 磐田 44 +9
8 広島 43 +11
9 F東 38 +1
10 横浜 37 -4
11 大分 35 -2
12 名古 35 -4
13 新潟 35 -12
14 清水 32 -8
15 大宮 31 -13
16 柏 30 -14
17 東V 26 -27
18 神戸 21 -31
http://www.albirex.co.jp/data2005/kiroku/1029.html

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