2005Jリーグ ディビジョン1第7節
【日時】4月23日(土)16:02キックオフ
【試合会場】国立霞ヶ丘競技場【入場者数】11,575人
【天候】晴のち曇【風】弱【気温】18.6℃【芝】全面良芝/乾燥
【主審】奥谷彰男【副審】廣嶋禎数/鈴木亮哉【第4の審判員】相樂亨
東京V 1前半1 新潟
東京V 1後半1 新潟
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東京V 1合計1 新潟
得点:
[東京V]7'ワシントン、82'ワシントン
[新潟]11'エジミウソン、62'エジミウソン
[新潟先発]GK野澤、DF梅山、海本慶、丸山、鈴木健(85'喜多)、MF山口(75'寺川)、本間、ファビーニョ、FWエジミウソン、上野、鈴木慎
アルビレックスとして3度目の国立競技場でのゲーム。これまでの戦績は2戦2敗。国立で勝っていないどころか東京都で行われた試合で勝ったことが無い。
しかし、ジンクスはいつか破られるもの。今日がその日であると祈る気持ちで国立にやってくる。今回はMさんちの新車のクラウンの慣らし運転。午前2時に新潟を発って下道を一路東京へ向かう。
国立競技場には10時半過ぎに到着。すでに代々木門には数十人のオレンジの列が出来ていた。前に並んでいたおばサポ連から発泡酒やらおべんとの提供あってピクニック気分。このひとたちも、アウェーゲームで知り合ったそうで、おばちゃまパワーがニイガタ現象を作っている。おばサポといっても馬鹿にならない。アルビ戦士についての造詣の深さに恐れ入る。
さて肝心のゲームは新潟が積極的に攻撃を仕掛けるが、先制したのはヴェルディ。簡単にロングボール一発でワシントンにあわせられてゴール。丸山がボールにいってワシントンをフリーにしてしまってはいけない。
しかし、4分後には慎吾から上野に出たボールを折り返してエジがゴール。ナイスゴールである。
29分、ヴェルディ山田卓也からのパスを平本が蹴りこむ。野澤が大きく弾いたボールに詰めていた山田が再び蹴りこみ、そのままゴール前に突進して押し込む。見事な連携・・・と思われたが直後に野澤が顔を抑えて倒れこむ。奥谷主審がファウルをとってノーゴールに。これは野澤の演技賞。ビデオで見ると山田は野澤に触れていない感じである。
その後も互いに再三のチャンスを決めきれず1−1のまま前半終了。後半も全体としては新潟が押し気味。62分の新潟の得点は、梅山の右サイド深くの突破からゴール前のクロスに上野がからんで最後はエジが決めた。この日の梅山は右サイド深く突破するシーンを再三見せていい動きだった。
78分には慎吾が決定的なシーンを外し、いやな感じになっていたところ、やはりスローインからのボールを健太郎と野澤が一瞬見合ったようになって、野澤が蹴ったボールがワシントンへの好アシストとなって失点。ほぼオウンゴールのような失点が悔やまれる。
えてしてこういうゲームはドローで終わり勝ちなもの。その後も上野の1対1のシーンなども決めきれず試合終了。両チーム合わせて40本のシュートが乱れ飛ぶ壮絶な試合だった。
試合終了後は押し気味に試合を進めていたのにつまらない失点で勝てなかったことに憤慨したが、前半のノーゴールは確実に失点していたはずのゴールであるし、実力から言ってもドローでも十分な結果だったといわざるを得ない。ヴェルディ側も納得できない結果であったことは明らか。
ただし、新潟のディフェンスについては、問題点が全く修正されていない。これが新潟の持ち味と言えばそれまでなのだが。
一方、梅山の再三のチャンスメークは見所があった。勲も時折積極的な動きでボールを奪うなどいい面が出てきた。もうちょっと強いシュートを打つようになってほしいが。深刻なのは慎吾。体調が悪いのか、精神的なものなのか、精彩を欠いた場面が多い。エジは2ゴールで復調に兆し。次節からは下位グループとの対戦が続くので勝ち点を重ねて欲しい。
http://www.albirex.co.jp/data2005/kiroku/0423.html

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