ワールドカップアジア1次予選グループ5
北朝鮮 前半 0−0 タイ
北朝鮮 後半 4−1 タイ
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北朝鮮 合計 4−1 タイ
得点:
(北朝鮮)49'安英学、55'ホン・ヨンジョ、60'リ・ヒョクチョル、73'安英学
(タイ)72'スクソンキト・スッテ
アルビレックス新潟の安英学は朝鮮籍のため、北朝鮮の代表としてワールドカップアジア予選に出場した。アルビレックスに在籍している選手で過去に代表としてプレーした選手はいるけれども、在籍中に代表としてプレーしたのは安が最初のプレーヤーとなった。
実は、安は過去にも、北朝鮮代表として韓国との試合に出場している。そのときは日本でも衛星中継されたが、後半終了間際に途中出場しただけだった。
今回も代表に選ばれたとはいえ、政治的な意図も感じられて出場するのか不安視されていたが、後半の先制弾と失点後の駄目押し点という最高の2ゴールを決めたようだ。
この試合、中継もないどころか、FIFAのサイトにも0−0という誤った結果が表示されるなど、情報が少ない中、安自身のホームページのBBSに本人からの情報として掲載されて事実がようやくわかった。
代表としての活躍は嬉しい反面、このまま北朝鮮が決勝シリーズに進出すると日本との対戦もありうるわけで、嬉しいよな怖いような。それよりもあまり活躍すると北朝鮮から帰ってこれないんじゃないかと心配してしまう。
もともと能力の高さから複数のチームからオファーを受けていた安選手。いずれはヨーロッパで活躍する選手だと信じている。

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