無事スイス入国。
夕方チューリッヒに着く。
チューリッヒ空港にはいつもロルフ達が迎えにきてくれていたので、誰も出迎えのないこの空港はちょっと寂し。
無事入国の知らせを、渋本体チームウォルティに電話で知らせる。
「ボクはねぇ、アヤとアキはぜーったい大丈夫と思ってたけど、周りのみんなが心配心配で〜。」
2年前、サンラのドキュメンタリー撮影という超ラッキーな降ってわいたポジションで、このアンクールフェスにはウォルティ共々どっぷり浸からせていただきました。ポスキアーボが終わってからも、ウォルティとはいろんなところ飛び回って、相当遊んだ。秘蔵映像たっぷり。未だ未完。
何度目か舞い降りたスイス、今回は霧雨。
空港駅からチューリッヒ中央駅で乗り換え、あんまり乗り継ぎ時間もないし「ここから動かないでねっ!」とみんなを止めて駅を突っ走ってると、見ず知らズの外人のおばさんが、あんた、あっちあっち!って感じのジェスチャーであたしになんか言ってくる。なんでしょう?あなただれ?
しばらくまっすぐ走り、駅のコーナー曲がった時、また誰かに呼び止められる。
「ハーイ!」
「?!!!」
なんと、ロルフだった。
ウォルティが、あの後すぐに電話して、あたし達がチューリッヒ駅に向かったことを伝えてくれたらしい。家で電話をもらったロルフは、すぐ飛んできてくれたみたい。
今日中にポスキアーボには着けない我々は、クールという町で一泊することになる。ロルフも途中の駅まで一緒に来る。
泊まる宿は7人一部屋の屋根裏部屋。
一気に始まった感じがする。
近所のギリシャ料理屋で乾杯。
伊達さんのおごりで皆ご機嫌。