Sample b

ダイローのピアノはステージに乗りませんでしたスターパインズカフェ。ははは。そりゃそうか。

この日はナーダムから始まり、歌ものなしの上げ上げ懐かしバージョン。
３年前くらいまではツアー以外、３回に一回くらいしか歌ものなかったからね。ちょっと風が通った感じ。

渡部くんの心臓の話が、実話じゃないだろってくらいおもしろくて、深く考えると心配なんだけど、あの人は走ってるときの脈が一番正常らしい。というか、リラックスすると不整脈がでるらしい。
それを聞いたら、彼が上げてく時はもう上げてくしかないだろー！って感じになって、すっごいあたしも何かが軽くなった。

洋一が最後に渋さを見たのは余命半年くらって間もなく、ガンセンター帰りの、このスターパインズカフェ。しょぼい飛行機しか歌えなかった。洋一が最後に聞いたあたしの歌。

スターパインズの高い天井の深い深い深い空間は、いつまでたってもキラキラしてて、そのままどこまでも手を伸ばす宇宙と繋がってる。