第3ピリオド、ラスト6秒。。
4−1 でリードしている!!
耳つぶれはタックルに入った。。
そして、切られ、、上体を起こされ、、小外掛けを喰らい、、
残り時間1秒で、、背中から倒れた。。
3失点。。。
そして試合終了のホイッスル。。。
4−4 の同点
内容は両者とも 3点と1点を1回ずつ取っての4ポイントなので、
ラストポイントを得たI田の勝利である。。。
負けた!!
勝ち試合を落としてしまった。。
しかも大事な全国大会で。。。
この試合は、、かなりの注目を集めていたようだ。
会うヒト、会うヒトに
「なんで、あそこで。。。。」
と、言われた。。
「セコンドが悪いだろ」
と。。。
確かにその通り。。
反論、無し。。。
小学生のとき、逃げ回られて負けた試合がいくつかあった。。
正々堂々と戦って、力及ばず負けたのなら仕方がない。。
だが、、
組み合おうとせず、、サイドステップで逃げ回り、、ピンチになると場外に出て。。。
こんなに悔しく、納得のいかない負け方は無い!!
なぜ、勝負しないのだ?
逃げ回って勝ったところで、それがどうなんだ?
「勝ってても、絶対に逃げるな!」
「攻めた結果、返されて負けても、、胸を張れ!」
「勝っても負けても、胸を張れる試合をしろ!」
「この試合で勝つことより、強くなることを考えろ!」
これが、、
オレ様の指導してきたレスリングだ!
耳つぶれは、、
この教えが身に染み付き、、
攻撃レスリングをしてきた。。
その結果、勝てる試合を落としたこともあった。。。
でも、、
今回は全国大会だ。。
どんなに内容が悪くても、、勝つことを第一に考えるべき大会なのだ。。
逃げるべきだった わけではないし、攻める のが悪かったわけでもない。。。
逃げる のと 守る のとは違うし。。
攻める にしても、攻め方 があるのだ。。
多くの指導者から、この ラスト6秒 について、ご指摘をいただきました。
耳つぶれ についてではなく、オレ様の指示・指導について。。。
負けたショックのオレ様にとって、、それらの指摘は、まぁ、、とてもツラかったわけですが、、
でも、、とてもありがたいことだと思っています。
いろんなチームの、、保護者の立場からの意見では
「攻めた結果なんだから、あれはあれでいいんぢゃないか!」
他クラブの監督・コーチからは
「指導者は、、選手を勝たせて結果を出さなきゃ!」
う〜〜ん、、、
立場によって、、考え方が異なるんだな〜
全てのご指摘を、、来年の全国制覇の糧にさせていただきます!
そして。。。
ポイントを守る戦い方は必要だと思うけど、、、
オレ様は絶対に、、逃げるレスリングは指導できません!
あの6秒。。。
逃げ回っても、、1ポイントコーション。。。
6秒で、、3回コーションがつくハズはない。。
だから、、
鬼ごっこみたいに逃げ回っても勝てたわけだ!!
わざと1ポイントやって、、ローリングで返されても、、
4−4 ビッグポイントで勝っていた!!
でもそういうのは、、、
オレ様と耳つぶれの今までの全てを否定することになるし、、
そんな試合をするために練習してるわけぢゃないから。。
攻め方の反省は、、十分します。。。
ただ、、結果が出てしまった今、、、
あの場面で逃げなかったことに対して、、
我が教え子の戦いに胸を張りたいと思います!
来年は、、
攻めて、、そして勝って、、胸を張ります!!
がんばるぞぉ〜〜っ おうっっ!

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