TSUTAYAカップ 小林幸子 中越大震災チャリティーマッチ
アルビレックス新潟レディースvs なでしこジャパン(日本女子代表)
【日時】8月26日 19:30キックオフ
【試合会場】新潟スタジアム 【入場者数】21,156人
【天候】曇時々雨【風】無風24.9℃【芝】全面良芝/水含み
【主審】深野悦子【副審】高橋早織/佐藤奈美【第4の審判員】遠藤いづみ
新潟 0前半5 日本代表
新潟 0後半4 日本代表
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新潟 0合計9 日本代表
得点:[日本]2'澤穂希、11'永里優季、18'澤穂希、26'永里優季、31'安藤梢、73分丸山桂里奈、82'澤穂希、84'丸山桂里奈、89'柳田美幸
[新潟先発]GK21轟奈都子、DF13田中桜、DF2片桐ひろみ、DF10川村優理、MF22熊谷さやか、MF8大堀幸恵、MF6江橋桂、MF15吉本宏美、FW9田辺友恵、FW18日置ちはる、FW3岡林亜希代
[日本先発]GK1山郷のぞみ、DF15矢野喬子、DF2磯崎浩美、DF14豊田奈夕葉、MF6酒井與惠、MF17伊藤香菜子、MF7安藤梢、MF10澤穂希、MF13宇津木瑠美、FW11大谷未央、FW9永里優季
アルビレックス新潟レディースのビッグスワンでの初のゲームは、日本代表を迎えてのチャリティーマッチ。試合前に小林幸子が登場して「越後絶唱」を歌うと、サッカーの試合とは思えない雰囲気に包まれてしまった。
気を取り直して試合開始。しかし、日本代表はスピード、ボール回しの技術、フィジカルとすべてにおいて新潟を凌駕していた。2分に澤がゴールを決めると、永里が続き、30分までに二人で4ゴール。安藤も決めて、前半は0−5となでしこジャパンが大きくリードした。
後半、なでしこは控えメンバー全員を交代出場。新潟が味方ゴールに向かって攻める形になったこともあって、ゴール前に攻め上る場面もみられるようになった。しかし、攻めの形ができていない新潟は相手DFを割ることができない。
逆に2点追加されてGKは杵島に代わるが、直後に失点。ロスタイムにも、GK福田に代わって直後に失点して0−9で試合終了となった。
さすがに日本代表。ボールの扱いやクロスの正確さは新潟のトップチームよりも上手いとうならせるものがあった。新潟はいろいろな面で女子の代表チームとの差が浮き彫りになった試合。大差がついても最後まで声を嗄らして応援していたサポータの声援を受けた経験ともども、それは今後のこのチームにとって貴重な財産となるだろう。
惜しむらくは、新潟が無得点で終わったこと。唯一の得点チャンスは後半、新潟の選手がペナルティーエリア内で倒されたシーン。しかし主審はPKをとらない。直後に日本代表がPKを決めているだけに、主審にももうちょっと「配慮」をして欲しかった。「ピッチ上の警察官」ではなく、影の演出家としての役割を日本の主審に求めるのはないものねだりなのだろうけれども。
http://www.albirex.co.jp/data2005/kiroku/0826_ladies.htm

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