新潟市合併記念 国際親善マッチ
アルビレックス新潟×大連実徳足球倶楽部
【日時】7月28日(木)19:30キックオフ
【試合会場】新潟スタジアム【入場者数】31,074人
【天候】晴【風】無【気温】25.3℃【芝】全面良芝/乾燥
【主審】長田和久【副審】名木利幸/伊東知哉【第4の審判員】牧野明久
新潟 1前半1 大連
新潟 1後半1 大連
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新潟 2後半2 大連
得点:
[新潟]21'上野優作、68'末岡龍二
[大連]18'イエン・ソン、86'ゾラン・ヤンコビッチ
[新潟先発]GK木寺、DF梅山、藤井、高橋、鈴木健(64'田中秀)、MF本間(HT田中亜)、青野、宮沢(26')、FW海本幸(59'河原)、上野(59'ネット)、末岡(73'吉澤)
新潟市合併記念ということで大連実徳との親善試合が行われた。先発は普段試合に出ていない選手中心でまるでサテライトのよう。大連の実力と言えば、この試合の感じだけで言えばJFL並みか。しっかり守ってカウンターを仕掛けるようなチームと思われる。センターバックにブラジル人アジウソン、フォワードにヤンコビッチという二人の外国人選手を擁してポイントを作っている。
この二人のほか、怖さを感じたのは13番チュワン・レイ。左サイドから再三にわたる突破を見せてチャンスを演出していた。先制は大連。FWイエンが青野の不用意なパスをセンターサークル付近で奪ってドリブル突破。これを全く防げず、ゴールを奪われる。
一方、アルビはこれで目が覚めたか、梅山のクロスに上野がへデングであわせてすぐに同点に追いつく。
後半は大連のレベルも把握できたことからどんどん若手を投入。その分試合はどんどん締りのないものに。梅山からのクロスに末岡があわせて逆転に成功するも、その後はチャンスは作るが貪欲にシュートを打たずに相手に奪われるという情けなさ。終了間際にはヤンコビッチに同点ゴールを許して結局試合はドローで終わる。
相手チームにも拍手を送るという親善マッチだから気合が入らないのは仕方がない部分もあるが、せっかくのチャンスで消極的なプレーに終始した若手は残念だった。これが日本の若い世代の問題点でもあるだろう。

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