2007Jリーグ ディビジョン2 第19節
モンテディオ山形×ザスパ草津
2007/06/02(土) 13:04キックオフ NDソフトスタジアム山形
【入場者数】4,733人【天候】晴 26.9℃ 35%
【主審】唐紙学志【副審】相樂亨/浅野正樹
山形 0前半0 草津
山形 1後半1 草津
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山形 1合計1 草津
11 SH 5
7 CK 2
15 FK 15
得点:
[山形]89'林晃平
[草津]66'松浦宏治
[山形先発]GK清水、DF園田、レオナルド、渡辺、石川、MF佐々木(62'林)、秋葉、財前、FW北村(79'坂井)、横山
[草津先発]GK本田、DF田中、藤井、チカ、寺田(80'尾本)、MF秋葉、櫻田、鳥居塚、高田、FW松浦、氏原
国際マッチデーのため、J1リーグはお休み。元アルビレックス在籍選手の多いJ2山形×草津戦を見に山形へ行く。
山形には元新潟の宮沢がいるが、前節負傷ということで欠場。草津には氏原、秋葉、藤井の3選手が元新潟である。
天候は快晴、非常に暑いくらいの陽気で双方低パフォーマンスという感じ。特に山形は主力選手を多く欠き、前半はかなり草津に押し込まれる場面も。しかし、双方クロスの精度が著しく低い。なかなかシュートが打てない展開。なんとなくスコアレスドローの雰囲気が漂った後半66分、ディフェンスラインでボールをコントロールしそこなった山形レオナルドの隙をつき、草津の松浦が絶妙なループシュートを決めて先制。
先制された山形はかさにかかって草津ゴールに迫るが、最後の一撃に至らず、ついにロスタイム突入。そして残り1分を切るというところで山形はゴールキーパーにまでボールを戻す。思わずブーイングの山形サポーター。しかしキーパーから前線に渡ったボールをゴール前の混戦から林が押し込み、ゴールを決める。草津はあと何秒か持ちこたえられず、試合はドローに。草津はJ2昇格後初の連勝のチャンスを失ってしまった。一方の山形にしても、つまらないミスから失点して勝ち点3を逃し、2位仙台との勝点差を2とつけられてしまい、負けこそ免れたものの、満足すべき内容ではなかった。
改めてJ2の試合を見て、やはりJ1とのプレーの差を痛感。ずっと新潟の試合を見続け、へぼだと思っていたけれども、いつの間にかレベルアップしている我がチームのことを知る。はっきりいって氏原、秋葉、藤井の3選手が今新潟に戻ったとしても試合で使える水準とはとても言いがたいということも、厳しい現実なのである。やはり彼らも彼らとしてチームでずば抜けたプレーをして、レベルアップしていくことが求められるのだ。
実はこうした動きの質の違い、のようなことは、実際に試合を生で見てこそ気づくことでもある。アップを多用するTV画面では、意外と選手のスピードなどはわかりづらいのだ。やはりサッカーは生で見るのが一番なのである。

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