モック なでしこリーグ 2006 ディビジョン2 第15節
アルビレックス新潟レディース×ルネサンス熊本フットボールクラブ
【日時】2006年9月18日(月・祝)11:00キックオフ
【試合会場】新潟市陸上競技場【入場者数】1,317人
【天候】晴【風】強風【芝】良
【主審】漆畑成子【副審】川崎英樹/佐野克彦【第4の審判員】高野康
新潟 5 前半 0熊本
新潟10 後半 0熊本
−−−−−−−−−−
新潟15 合計 0熊本
61 SH 3
5 GK 21
8 CK 1
3 FK 6
0 PK 0
得点:
[新潟] 12'、68'川村優理、14'吉本宏美、23'、67'野村千枝子、43'、45'、70'、85'中島未来、44'、56'、87'、89'上尾野辺めぐみ、52'牧野愛美、71'田辺友恵
[新潟先発]GK轟、DF片桐(70'大堀)、田中、川村、MF野村(82'藤巻)、江橋、吉本、FW田辺(74'口木)、牧野、中島、上尾野辺
[熊本]GK河島、DF島田、清水瀬(清水美)、峯、MF安部、松本、佐藤、竹内(25'三森)、奥村、FW塚本(渡邊)、前方
台風の影響で強い風の吹くコンディション。気温はフェーン現象で32度を記録。ピッチ上はさらに気温は上だったろう。こういう状況では力の差がもろに出てしまう。前半は熊本が風上に立つ。強い風を利して長いボールで攻めるが、スピードが無いのでそのボールに追いつける選手がいない。新潟はクロスを入れても風に押し戻されてなかなか攻めきれないところで、12分、左サイドを駆け上がった川村が自ら持ち込んでシュート。これが先制点となる。こういう逆風の中での攻め方のお手本を示したという点で貴重なゴールだった。2分後には吉本がやはり右サイドから突破して2点目を奪う。23分には野村がやはり持ち込んでゴール。前半終了間際には中島、上尾野辺が決めて前半で5点リード。
風上に立った後半に入ると開始30秒にして右タッチラインぎりぎりから田辺が上げたクロスに中島が飛び込んでゴール。その後もほとんどハーフコートゲーム状態で次々とゴールを奪い、中島と上尾野辺がそれぞれ4点を奪い、15対0と圧勝した。
以前のこのチームなら、大きくリードしてから攻めが雑になり、得点が伸び悩む傾向があったが、この日は攻め手を休まずに得点を重ねたことは大きな収穫。上位の大原学園がこの日下位の清水に対して3得点だったことを考えると優勝争いに大きなプレッシャーを与えたことだろう。この勢いで突っ走っていって欲しいものだ。
http://www.albirex.co.jp/data2006/kiroku/0918.html

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