ASエルフェン狭山FC×アルビレックス新潟レディース
【日時】9月19日(日) 11:00キックオフ
【試合会場】埼玉県・東松山陸上競技場 【入場者数】300人
【天候】晴 【風】弱風 【芝】良
【主審】伊藤実奈子【副審】武田直子/千住太一郎【第4の審判員】松本兆子
狭山 0前半0 新潟
狭山 1後半4 新潟
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狭山 1合計4 新潟
得点:
[狭山]76'大河原美緒
[新潟]47'田辺友恵、67'田辺友恵、83'田辺友恵、89'渡辺樹里
トップチームの敗戦から一夜明けて、東松山にてレディースの応援に向かう。この日も気温30度を超える暑い日となり、女子にはかなりきついコンディションである。
東松山陸上競技場はサッカー場、野球場などが隣接する公園内にあり、観覧席は芝生席のみ。会場に入るとすぐ横で選手がアップしていたり、バックスタンドに向かうのにトラックを横切っていくなど、トップチームでは考えられないような環境である。
試合は体力を温存してか、前半は両チームとも前線に人数をかけないので得点のにおいが全くないまま終了。後半最初から新潟はそれまで左サイドを駆け上がっていい動きを見せていた15吉本宏実に代えて右サイドに10川村優理投入。若さにものを言わせて川村が再三良いクロスを上げてリズムを作る。その川村が上げたクロスがGK正面へ流れたと思った瞬間、横から飛び込んできた田辺友恵がヘディングでゴールに叩き込んで得点を上げる。
二点目はゴールラインを割りかけたボールを粘って拾ってクロスを上げてこれも田辺が合わせて2点目。この辺から徐々にゴール前に人数をかけられるようになり、チャンスも増える。
76分にはゴール前に高く上がったボールを取ろうとしたGK轟が取れずに押し込まれたもの。狭山もなかなか鋭いミドルシュートを見せるものの、数的有利は作れず、結局4−1で新潟が勝利した。
前半、MFがあまり前線に上がらなかったのは戦術的なものかもしれないが、気になったのは、センターハーフの選手がサイドにボールを出した後に上がっていかないこと。チャンスの時にいかにゴールエリア内に攻撃の選手を厚く攻め込ませるかというのが得点につながるわけで、決してこの得点で満足してはいけない。いろいろな試合を生で見るというのも選手の成長にはかかせないのではないか、というのが、一緒に観戦していたK氏との一致した意見であった。
L2リーグ第9節
勝点 得失点
1 湯郷 24 35
2 新潟 21 27
3 狭山 18 12
4 熊本 9 -14
5 市原 6 -20
6 清水 3 -40

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