「The Princess of MONONOKE」
そう多く観ているわけじゃないけど、今回はもののけ姫が何度目かわからないかも。
でも今回は、英語吹き替え版の初回。
当然だけど、日本語とは違う印象。
はじめの台詞はアシタカの“girls”
吹き替え合わないかもって、最初少し思いました。
日本人に生まれてよかった〜〜ともまた思っちゃった。
だけどサンの声がクレア・デーンズで、好きだから感激さあ☆
石田ゆり子を想像して聴くと、違和感があるけど、デーンズの表情を思い浮かべると、似合っていると思います☆
低くて、感情をそのまま声に表しているような声が前から好きです。
英語だからか何度目かだからか、新しく違ったところを印象深く感じました。
それは、覚悟、約束、忘れさせないため、全てを欲しがるのが世の常、馬鹿達には負ける、の5つ。
最初の展開の速いシーン。
村の子達が襲われそうになり、アシタカがそれを止めようとタタリ神に矢を放った時のことを
「覚悟して弓を引いた」
と、後にアシタカはそう言っていました。
だけどそれは、私にはあっという間の出来事で、守るための矢は自然の流れだと思いました。
でも理由や突発さが、その行為の意味を変えることは殆どないのだと改めて気付きました。
あの刹那にアシタカが、行為の重さを理解し、覚悟を決めていたことがわかった時は胸を打たれました。
だって覚悟して行動するということ、当然とも思えることだけど私はいつも出来ていなかったから。
これから、あの強さは必要だとひどくそう思いました。
覚悟が成されていないから起きる問題が、今あまりにも多すぎるから。
そしてあの責任感の強さ☆アシタカかっこいんだわさ☆
もうひとつのアシタカが何度か言う言葉、約束という言葉。
どんな事態になっても、守ろうとするから約束は彼を重たくするのに、何度もアシタカはその言葉を口にしていました。
それはきっと、必ず守ることが前提の約束は、すごく強い力で、人と人を結び付けることが出来るから。
人を信頼できるということが、人を強くするんだって改めて思いました。
当たり前のようだけど、今現実にある約束の中にそれだけの強い力を持っているものを、いくつも感じないから。
でも約束には、守る人次第で、強い力を込めることが出来るんだよね。
これから、守れない約束はしたくないけど、守ることが困難だからといって約束をしないでいるのはつまらないかも知れない☆
「人間達に思い知らせて、ずっと忘れさせないようにしてやる」
シシ達が、命を懸けて人間と戦おうとする時に言い放った台詞。
この言葉で、平成ポンポコ合戦を観て泣いたことを思い出しました。
だって、こんなに動物たちは必死なのに、人間ってすぐに忘れちゃうんだもん。
それは現実でも、そうであると思うから。
私達は理解してもらえない時の悲しみも、忘れられてゆく悲しみも知っているのに。
いろんなものがメーッセージを投げかけていることに気づこうとしなかったり、
忙しく時間がない人間は、時がたつに連れて他人を思いやることを忘れちゃう。
忘れずにいたら、こんな事態にはなっていないのに。
最後の2つは、どちらも1本葉の下駄のおっちゃんが言う台詞。
「全てを欲しがるのが世の常」
人間の特質をきちんと客観視しているから、好きな台詞です。
自分もその人間の、ひとりなのに。
だけど、分かっていて行う行為と、分からずに行うのと、どちらが罪深いのか。
それが私にはずっと全く分からなくて、今もまだ、答えを考え続けています。
「馬鹿達には負ける」
この台詞も大好きです☆
がんばるぞ〜〜〜って思うわさ!
だって勝つんだもん♪
「馬鹿」と言いながら、ちゃんと評価しているところがステキ☆
「共生」を考え熱いアシタカと、常とされる自己中心的で他の生き物に冷たい人間との間で、第三者の視線で見ているこのおっさんの存在ってとっても不思議。
だってその目を持ちながら、やっぱり欲に従っているから。
あ、私も、そうかもしれない。
ひとの欲って、人間が生きていく上での、重要な存在。
活力にも成り得る、でも、欲に支配されてしまったら、ダメなんだよね。
共に生きてゆく、それがひとの一番の願いになれば、いいのかも。

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