2007/5/16 21:02
若葉キリスト教会 四谷散歩
今回は、ちょっといい話・・・
大きなプラタナスの木がある四谷見附公園の向かいに、
『若葉キリスト教会』があります。
地元の人たちは『若葉教会』と呼んでいる、町の小さな教会です。

何をかくそう、小学生の頃、ここの日曜学校に通っていました。
クリスチャンでもないのに・・・
当時、この教会に通ってきていた子ども達の中で、
クリスチャンの家庭の子どもはほんの数人、
あとは皆、友達に誘われて、学校の延長で遊びにきていました。
歩くと、木の床が ギュギュッ ときしみ、
木の椅子に座ると ギギィ〜 ときしみ、
その感じが子ども心をくすぐるんです。
この教会は、四谷に住むご夫婦が牧師をされています。

私達はお二人を『先生』と呼んでいました。
男の先生はいつもハツラツ
女の先生はいつも朗らか
日曜学校の後に、みんなで散歩に行ったり、先生の家で
焼きそばパーティーをしたり。
友達の絵が表彰された時には、放課後にみんなで
賞状を見せに行ったこともありました。
先生はいつも笑顔で迎えてくださり、私達の話を
よ〜く聞いてくださいました。
日曜学校では、賛美歌を歌ったり、先生のお話を聞いたり。
意味はよくわかってないけれども、『主の祈り』は
いつの間にやら丸暗記している・・・
そんな感じでお祈りをしたり、
けっこう『なんちゃって』でした。
すみません
その後、大きい子組と小さい子組に分かれます。
大きい子組は、男の先生が担当。
聖書の話だけではなく、先生が持ってきた図鑑を見ながら
歴史の話、人類の進化の話、命の大切さの話、目の錯覚で遊んだり・・・
お話の中に、お行儀や生きていく中で大切なことが
たくさん詰まっていたように思います。
冬になると、達磨(だるま)ストーブを出してくれます。
そのストーブを囲んで、先生のお話を聞くんです。
先生は、合間にスコップで石炭を入れ・・・
時に、子ども達が石炭を入れ・・・みんなやりたくて取り合いです。
小さい子が入れる時は、大きい子が世話をし、
自然とそういう関係ができていました。
クリスマスの時期には、天井までとどくクリスマスツリーが
飾られます。
本物のもみの木で飾られたキラキラのツリーは、
またまた子ども心をくすぐるのだよ。
こちょこちょっと
ツリーの飾り付けにはうるさい私の原点は、
ここにあるのかもしれません。
12月には、クリスマスパーティーがあります。
先生をはじめ、数人の信者の方が準備をしてくださり、
テーブルにはカレーライスやお菓子が並びます。


先生は一人一人にクリスマスプレゼントを用意してくださいました。
中には、サンタクロースからのメッセージカードが入っていて、
今でも大切にしまってあります。
クリスマスパーティーでは、その年の出席回数1位から3位までが
表彰され、金メダル、銀メダル、銅メダルが贈られます。
私は小学校を卒業するまで4〜5年ほど通っていましたが、
3回金メダルをいただきました。
みんなの前で金メダルをかけられる、
その優越感といったら・・・そりゃ、もう。
運動会、学芸会、日曜参観以外は、休まず通いました。
それだけ、生活の一部になっていたのでしょうね。
子どもは地域で育てましょう・・・
これって本当かもしれません。
お二人の先生を思い出すと、いつもそう思います。
今は、子どもも病んでいて、大人も病んでいて・・・
日々耳にするニュースは悲しくなります。
常識が常識でなくなっている日本です。
親とも違う、学校の先生とも違う、そんな人が必要なんですね。
宗教というと、やや敬遠してしまいます。
でも、ここの日曜学校は教会に通っているというよりも、
学校に通っている感じでした。
今思い返すと、自分はなんて素晴らしい環境にいたのかと驚いています。
宗教色が濃ければ、こんなに長く通うことはなかったでしょうし、
親も安心して行かせることができなかったかもしれません。
『だから、みんなも、〜するんだよ、わかった?』
という先生のひとつひとつの言葉が今でも記憶に残っています。
あれから20年以上が経ちました。
それでも当時のことを鮮明に記憶しているのは、
濃い時間がそこにあったからだと思っております。
今更ながら、お二人の先生に感謝を込めて、
皆さんにご紹介しました。
若葉教会の前に、1本の枝垂桜があります。

けして大きな桜ではありませんが、とてもやさしげで私は大好きです。
この枝垂れ桜は、どこか2人の先生に似ています。


だから花が咲いていなくても、通る度に見上げてしまうのかな。
みなさん、ぜひ来年ご覧くださいね。
『なんちゃって修道女』からのお知らせでした・・・
3
大きなプラタナスの木がある四谷見附公園の向かいに、
『若葉キリスト教会』があります。
地元の人たちは『若葉教会』と呼んでいる、町の小さな教会です。

何をかくそう、小学生の頃、ここの日曜学校に通っていました。
クリスチャンでもないのに・・・
当時、この教会に通ってきていた子ども達の中で、
クリスチャンの家庭の子どもはほんの数人、
あとは皆、友達に誘われて、学校の延長で遊びにきていました。
歩くと、木の床が ギュギュッ ときしみ、
木の椅子に座ると ギギィ〜 ときしみ、
その感じが子ども心をくすぐるんです。
この教会は、四谷に住むご夫婦が牧師をされています。
私達はお二人を『先生』と呼んでいました。
男の先生はいつもハツラツ
女の先生はいつも朗らか
日曜学校の後に、みんなで散歩に行ったり、先生の家で
焼きそばパーティーをしたり。
友達の絵が表彰された時には、放課後にみんなで
賞状を見せに行ったこともありました。
先生はいつも笑顔で迎えてくださり、私達の話を
よ〜く聞いてくださいました。
日曜学校では、賛美歌を歌ったり、先生のお話を聞いたり。
意味はよくわかってないけれども、『主の祈り』は
いつの間にやら丸暗記している・・・
そんな感じでお祈りをしたり、
けっこう『なんちゃって』でした。
その後、大きい子組と小さい子組に分かれます。
大きい子組は、男の先生が担当。
聖書の話だけではなく、先生が持ってきた図鑑を見ながら
歴史の話、人類の進化の話、命の大切さの話、目の錯覚で遊んだり・・・
お話の中に、お行儀や生きていく中で大切なことが
たくさん詰まっていたように思います。
冬になると、達磨(だるま)ストーブを出してくれます。
そのストーブを囲んで、先生のお話を聞くんです。
先生は、合間にスコップで石炭を入れ・・・
時に、子ども達が石炭を入れ・・・みんなやりたくて取り合いです。
小さい子が入れる時は、大きい子が世話をし、
自然とそういう関係ができていました。
クリスマスの時期には、天井までとどくクリスマスツリーが
飾られます。
本物のもみの木で飾られたキラキラのツリーは、
またまた子ども心をくすぐるのだよ。
ツリーの飾り付けにはうるさい私の原点は、
ここにあるのかもしれません。
12月には、クリスマスパーティーがあります。
先生をはじめ、数人の信者の方が準備をしてくださり、
テーブルにはカレーライスやお菓子が並びます。
先生は一人一人にクリスマスプレゼントを用意してくださいました。
中には、サンタクロースからのメッセージカードが入っていて、
今でも大切にしまってあります。
クリスマスパーティーでは、その年の出席回数1位から3位までが
表彰され、金メダル、銀メダル、銅メダルが贈られます。
私は小学校を卒業するまで4〜5年ほど通っていましたが、
3回金メダルをいただきました。
みんなの前で金メダルをかけられる、
その優越感といったら・・・そりゃ、もう。
運動会、学芸会、日曜参観以外は、休まず通いました。
それだけ、生活の一部になっていたのでしょうね。
子どもは地域で育てましょう・・・
これって本当かもしれません。
お二人の先生を思い出すと、いつもそう思います。
今は、子どもも病んでいて、大人も病んでいて・・・
日々耳にするニュースは悲しくなります。
常識が常識でなくなっている日本です。
親とも違う、学校の先生とも違う、そんな人が必要なんですね。
宗教というと、やや敬遠してしまいます。
でも、ここの日曜学校は教会に通っているというよりも、
学校に通っている感じでした。
今思い返すと、自分はなんて素晴らしい環境にいたのかと驚いています。
宗教色が濃ければ、こんなに長く通うことはなかったでしょうし、
親も安心して行かせることができなかったかもしれません。
『だから、みんなも、〜するんだよ、わかった?』
という先生のひとつひとつの言葉が今でも記憶に残っています。
あれから20年以上が経ちました。
それでも当時のことを鮮明に記憶しているのは、
濃い時間がそこにあったからだと思っております。
今更ながら、お二人の先生に感謝を込めて、
皆さんにご紹介しました。
若葉教会の前に、1本の枝垂桜があります。

けして大きな桜ではありませんが、とてもやさしげで私は大好きです。
この枝垂れ桜は、どこか2人の先生に似ています。
だから花が咲いていなくても、通る度に見上げてしまうのかな。
みなさん、ぜひ来年ご覧くださいね。
『なんちゃって修道女』からのお知らせでした・・・
3
2008/9/8 22:12
投稿者:四谷のしっぽ
2008/9/8 16:05
投稿者:junon
突然でごめんなさい。「若葉教会」で検索して見つけたこちらのページ
に、とっても素敵なことが書いてあったものですから・・・(2007年5
月16日のブログ)。
私事ですが、やはり四谷で生まれ育ちました。ひょっとしたらどこか
でお会いしているのかも知れませんね。
実は私は幼いときに母の手に引かれて通っていた若葉教会で昨年、念
願叶い結婚式を挙げました(とても良いお年で・・・)。信者でもない
私たちを、牧師先生ご夫妻は、それはそれは暖かくお迎え下さいました
。
そして昨日、結婚記念日の御礼を牧師先生ご夫妻にお伝えしたく、日
曜礼拝へ1年ぶりで伺い・・・わずか17日前に先生が亡くなられたこと
を知り号泣。「四谷のしっぽ」さんの想い出がとてもよく先生の「人と
なり」を表現されていたので、ついついコメントに書き込んでしまいま
した。
天国に召された先生の魂のご冥福をお祈りしたいと思います。
ではまた。素晴らしきご縁に感謝・・・。
に、とっても素敵なことが書いてあったものですから・・・(2007年5
月16日のブログ)。
私事ですが、やはり四谷で生まれ育ちました。ひょっとしたらどこか
でお会いしているのかも知れませんね。
実は私は幼いときに母の手に引かれて通っていた若葉教会で昨年、念
願叶い結婚式を挙げました(とても良いお年で・・・)。信者でもない
私たちを、牧師先生ご夫妻は、それはそれは暖かくお迎え下さいました
。
そして昨日、結婚記念日の御礼を牧師先生ご夫妻にお伝えしたく、日
曜礼拝へ1年ぶりで伺い・・・わずか17日前に先生が亡くなられたこと
を知り号泣。「四谷のしっぽ」さんの想い出がとてもよく先生の「人と
なり」を表現されていたので、ついついコメントに書き込んでしまいま
した。
天国に召された先生の魂のご冥福をお祈りしたいと思います。
ではまた。素晴らしきご縁に感謝・・・。
コメントありがとうございます。
読みながらいろんなことを思い出し、涙があふれてきました。
初めて先生方にお会いした日のこと、今でも昨日のことのように覚えています。
でも、ほんとうに不思議で、日曜学校を卒業し20年以上、その後、先生方とは
一度もお会いすることなく過ごしてきたのに、昨年このブログにお二人のことを
書いてから何度がお見かけするようになりました。
教会の前を通ると先生の声が聞こえてきたり・・・
昔と変わらずお元気そうだったのに。
そして、ついこの前も声が聞こえていたような気がしたのに。
子どもだった私たちが大人になるということは、まわりも揃って年をとるということなんですよね。
それが当たり前のことなのに、とてもさみしく感じます。
先生のご冥福をお祈りいたします。
いっぱいの感謝をこめて・・・
私と同じ四谷っ子のjunonさん、ぜひまた『四谷のしっぽ』に遊びに来てくださいね。
お待ちしています。