そして再び10月
8日
台湾から帰って間もないのに、息つく暇なく今度は東京へ。小雨降る朝、小さなカバン抱えて新大阪へ。晩は新宿二丁目を繰り出そうとガンジャで出会ったカル○スという国籍不明(でも出身地一緒)のオカマを誘うが、二丁目へ繰り出す前に激安(でも旨い)居酒屋で焼酎ボトルをあけ、二軒目で最早潰れる。二丁目諦めてホテルへ。
9日
大久保という外国人街に何故か在住の神戸出身、A田君と新宿で再会。神戸時代から東京在住の今もしがないコンビニ夜勤という筋金入りコンビニマンだ。「今どうしてんの?」「いやー、ベターに目的見失ってる。」昨夜の居酒屋で出てきた鮎は巨大で、しかも子持ちだったという話をすると、「なんか、そんなん食べんの恐いな、卵食べたら目が緑とかにならへんの?」と相変わらずホラー会話飛ばしまくり。バスの1日乗車券を買い、殆ど埼玉寄りの、東京郊外ツアーへ。夕方から飲んで、又中央線沿線でも飲む。
10日
夕方高円寺UFOクラブへ。新宿二丁目の目的が果たせずの今回、あとはこのライブにかけるしかない、ペンペンズに三上寛だ!しかも突然段ボールに、水中それは苦しいというバンドのジョニー大蔵大臣というバカな野郎は一緒に行くカ○ロスのツレだった。ライブ前にジョニー大蔵に絡み、踏み込んだUFOクラブは狭かった。1バンド目、突然段ボール。やや地味めな音ながらもゆってる事は無茶苦茶だ。「学校へはいかない、学校へはいかない」いい人らしく、学校へは行かないとう反抗だけでいっぱいいっぱいの様だった。
次、我等がオシリペンペンズ!今回ライブ参戦二回目だが、前回大阪で見たライブよりボーカルもたこが激しく暴れまくっていた。もう酒あびて瓶投げてマイクスタンド投げて客席で歌って!こっちも最前列まで繰り出してスピーカー台の上で踊る踊る。しかし今回前にちゃんと見て気付いたが、ペンペンズは演奏がめちゃくちゃ巧い。あとはドラムとギターだが摩訶不思議なフレーズの様でいて、その実超絶技巧だった。
三番目。UFOクラブは一バンドごとステージにカーテンを引く。だからそのカーテンが開かないと誰が出るのかわからないのだがこの人だけはすぐわかったぜ、我等が三上寛!そのグレッチから捻り出す悲痛なフレーズ!!「寛さんや!」後ろで見ているカ○ロスに報告。「寛さんなんですか、次?」割って入る後ろの青年。「ええこのギターは寛さんよ。」「やった、ボクボク、寛さんを見にきたんですよ!!」へぇ。とカーテンが開く。寛ちゃん登場!「寛さん!寛さん!寛さん!」ちょっと待て、何だこの青年。叫び過ぎや。「寛さん!寛さん!」前に来た寛さんに触ろうとする。「あかんあかん、演奏中邪魔したら。」しかし奴は納まらずその後もずっと叫び続ける「僕大好きなんです寛さん!寛さん!寛さん!」仕方無いので私も「寛ちゃん!寛ちゃん!寛ちゃん!」と叫ぶ。この最前列二人のみの異様な盛り上がり。こころなしか寛ちゃんも嬉しそう。「おま○こ!おま○こ!」うわぁー、ヤバいファンやなぁ。怒涛のライブ終了後、燃え尽き気味の青年に声をかける。「自分どっからきたん?私大阪から見にきてんけど。」「僕宮崎から来たんですよ。」ええー!!?何だコイツら、宮崎や大阪からファンが追っかける三上寛てそんな凄いの!?的周りの客の注目。「そんな寛さん好きならナ、私あとで楽屋に挨拶行くから、連れてったげる。知り合いやから。」「えええー!?本当ですかぁー!!東京きてよかった!!」トリ、ジョニー大蔵大臣率いる水中それは苦しいの華麗なプレイ(歌詞は滅茶苦茶だが演奏はバリウマ)を終えたのち、ペンペンズのCDを買い、「ガンジャの客で、この前ベアーズ行きました」とモタコ氏に挨拶、宮崎の兄ちゃんを連れて楽屋へ。
「寛さん!さっきのウルサイ奴連れて来ましたよ!」「おおー。」「サイン、下さい!」その後奴はサインしてもらったノートとペンで、執拗に寛さんにインタビューを敢行、(吸ってる煙草は?から初めて曲を書いたのいつ?あの曲のコードは何?等等)呆れて横で見守る私。「来月大阪で寛さんライブやるからさ、よかったらおいで。場所私が連絡するから。」「ホント有難う御座います!!」深深と頭を下げ奴は帰って行った。「それじゃ、寛さん私もブラブラ消えますわ。」「おお、シバタお前生きてろよ。」「大丈夫でしょ。」
ペンペンズのモタコ氏も働いてるコアな場所だから、と寛さんには以前よりガンジャ横アシッドでのライブオファーをかけていた。「予定がわからないから。」と一度断られたものの、再度お願いすると、好感触。来年あたり、アシッドに寛さんは来るかも知れない。
11日
適当にブラブラして最終で帰阪。疲れた。
八月も終わり、1976年角栄サン逮捕サル、火星は火の川
しつこく、しつっこく、私はまだ夏をひとりあきらめきれない。とうに夜風も寒い中意地で半袖を着ているせいで、いい加減風邪も酷いというのに。このバカみたいに長く、内容もさして無い日記を書き上げたら夏は終わるモノと思う、ああ早く書き上げてしまいたい。そしていい加減、夏を終わらせたい。
(次ページへ続く)