昨晩は美女と二人で・・・えんえん白土三平話。
なんでも何年か前に僕が個人的に白土リバイバルブームになっていて、すごいすごいと騒いでいたのが、いまになって彼女にも来たそうで、話がある、とひさしぶりに誘われたと思えば、「赤目」の必殺技とか、2巻あたりでいきなりカムイが死ぬのはフィクションといえども現実からは逃れられないというメッセージに違いないとか、千葉で漁をしているという先生に会いにいきたいとか、維新後の弾左衛門の活躍とか、歌舞伎の助六とか、モーニングの歌舞伎漫画は突然どうしちまったんだとか滔々と。紹興酒二瓶。
高学歴で容姿端麗なのにいつも何か業深いものに惹かれている人。数年前はよく二人で朝までクラブで踊って、明け方のファミレスで互いが最近くぐった修羅の門の話をしたのだった。
*
ドゥルーズの『シネマ 2』をぱらぱら読み返す。
初読の際も感じたことだけど、全面的に依拠されているベルクソンの時間論って、こんなにラディカルだったっけ?『差異と反復』の時間論の手前のカント論と、ベルクソン『創造的進化』末尾のカント論ってそういえば反復されている気がしてきた。それと、ウェルズについてはほとんど同感なんだけど、『市民ケーン』の「薔薇の蕾」を「結晶核」と見るのは素朴にすぎるな。あれはウェルズ一流の”フェイク”というか、たとえば『ツインピークス』におけるローラ・パーマー殺人と同じで、虚の焦点でしょう。
*
先月ニューヨークで観てちょっといいなと思ったイラン人アーティスト、Pouran Jinchi。
http://www.artprojects.com/work.php?id=12_0_1_0_M
http://www.myartprospects.com/MAIN/artists/jinchiframe.html
http://www.artnet.com/artist/9020/pouran-jinchi.html
*

1