母方の一族は古い霊能の家系で、およそ論理的思考はまるで駄目なくせに感覚の異常な増大にすさまじいものがあり、母親もその血を継いでか見えないモノを見てしまう能もさることながら芸術への感受性においてあれほど鋭い人間に他についぞ会ったことがないほどで。僕自身幼い頃からクールベだのヴラマンクだの見せられ、いつのまにかそれらに深く感応してしまっていて、十代も半ばすればは知識こそ勝っていたものの、たとえば秘蔵していたジャン・ヴィゴのビデオテープを勝手に観られ「なんてフレッシュ!」とはちきれんばかりの笑顔で言われた日にゃあまだかなわんなあと歯ぎしりしたものである。その頃なんども聞かされたのが正倉院のお宝のすばらしさだった。彼女はそれこそ十代より毎年通って観てきたのであった。いつしか僕も同様に毎秋奈良に通うことがならいとなった。たぶん、親に感謝するとしたらこうした感覚の伝授についてなのだろうと思う。
正倉院展
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2009toku/shosoin/shosoin_index.html
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ベルナール・スティグレール『技術と時間』(法政大学出版局刊)
http://www.h-up.com/2009-07.html
非常に興味ある書き手であり待望のテーマであるのだが現時点では年始くらいまで読めないなー。宿題。
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このあいだピアニストのピエール=ロラン・エマールの大阪コンサートを楽しんだあと東京でのコンサートを推薦するメモを書いたものの日にちが迫っていることもあり即日消去したところ、メールやコメントで問い合わせをいただいた。こんな場末ブログを読んでいただいて感謝。で、東京でのエマール、シュトックハウゼンどうだったのかなあ。
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ビッグコミックスピリッツ連載の『美味しんぼ』が、最近殊に攻めている。
原作者・雁屋哲のブログを見れば分かるように、
http://kariyatetsu.com/nikki/1173.php
もがき苦しみながら、脱ダムや反・築地移転の両視点を踏まえて考え続けているように思う。刮目!
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カネフスキー特集
http://www.espace-sarou.co.jp/kanevski/
【場所・日程】
場所:渋谷ユーロスペース
日程:11月7日(土)〜12月4日(金)
【上映作品】
●『動くな、死ね、甦れ!』
『大人は判ってくれない』『小さな恋のメロディ』を超える傑作
★1990年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞
★1990年フランダース映画祭グランプリ
【1989年/ソビエト/モノクロ/109分 】
●『ひとりで生きる』
「動くな、死ね、甦れ!」から2年、世界が待ち望んだ奇跡の続編が登場
★1992年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
★1992年ベルリン国際映画祭正式出品
【1991年/フランス・ロシア合作/カラー/97分 】
●『ぼくら、20世紀の子供たち』
現代の都市に巣くうストリートキッズたちと、
成長した主演二人の再会とを捉えた衝撃のドキュメンタリー
★1994年ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品作品
【1993年/フランス/カラー/84分 】
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