その日、直子と別れ、帰宅した後も藍子は何をしていても直子の事が気になり、うわの空状態だった
部屋で色々と考えていると寛が入ってきた
寛:藍子、風呂あいたよ
藍:…
寛:藍子!!
藍:えっ!?…あぁ寛どぅしたの?
藍子は寛が入ってきた事にも気付かなかった
寛:風呂あいたぞ
藍:えっ!?う…うん
藍子は様子がかなりおかしかったので寛は疑問に思った
寛:お前どぅかしたの?なんかさっきからボーッとしとるよ?
藍:寛…実は
藍子は一部始終を寛に話した
寛:えっ!?山木にストーカー!?
藍:うん。それでどぅすればいぃか考えてるんだ
寛:どぅすればって…お前もしかして捕まえようとか考えてんの??
藍:だって捕まえなきゃ解決しないじゃん
寛:やめとけよ!危ねぇ事は
藍:じゃぁ寛は山木さんがどぉなってもいぃの!?
寛は直子の事を考えると何とも言えなかった
寛:…解ったよ。でも一人で捕まえようとするな…俺も協力するから
藍:ありがとう(^^
次の日の昼休み、寛が和晴と話していると放送で呼び出された
和:あれ?お前じゃん??
寛:うっわ!やべぇ委員会忘れとった
寛は慌てて委員会の準備をした
寛:春日、なんかメモ帳持ってない??
和:便箋ならあるよ
寛:一枚くれよ(^^
寛は和晴に便箋を一枚貰うと走って委員会に行った
藍子と卓寛と久保は屋上で昼食を食べていた。
藍:あ、寛
寛の呼び出しの放送は三人にも聞こえていた
久保:寛は今日も図書?
藍:うん。こんなに忙しいと思わなかったって嘆いてたよ
久保:図書は忙しい時は忙しいからな(笑)
藍:あ、哉柄君、妹さん今日バイト入ってるみたいだし絶対見るからね(^^
卓:おぅ(笑)あんまり見せられるもんじゃないけどね(笑)
久保:藍子バイトしとるん?
藍:うぅん。ウチの喫茶店で哉柄君の妹さんがバイト始めたから手伝いがてら顔を拝見しようと企み中(笑
久保:君嘉ちゃんバイト決まったのか(^^よかったな
卓:俺も一安心だよ
久保:卓もそこでバイトすればいぃのに
藍:そぉだよ卓
卓:!?
卓寛は藍子に「卓」と呼ばれた事が恥ずかしかった
卓:君嘉と同じところでバイトなんて嫌だよ(笑)
ボルケーノでは直と優美と陵と君嘉が仕事をしていた。陵は学校が早く終わり、君嘉は創立記念日で学校が休みなのである。
ボルケーノは仕事はたくさんあるので人手がいるのである
直:二人とも悪いな(^o^;せっかくの休みに来てもらって
君:いぃえ(^^こぅいぅ時のバイトですから
直:藤森君も良かったのか?こないだお客さんに誘われてたみたいだったけど
陵は先日、ボルケーノに来ていた若い女性のお客さんに逆ナンされていて今日、映画に誘われていたのだ
陵:いぇ(^^いぃんです俺、好きな人いるんで
君:え!?誰
陵の言葉に三人はかなりの興味を持った
陵:(^^;
5限と6限の合間の休み時間、寛は藍子のクラスに来ていた
藍:本当になんとかしなきゃね…
藍子が取り出した直子の手紙を見て寛はかなり驚いた
寛:!?その便箋…
藍:え?
そぅいうと寛は制服のポケットから和晴に貰った便箋を取り出した
寛:これと同じじゃない!?
藍:なんでそれ持ってんの!?
寛:俺の友達に貰ったんだよ
藍:えっ!?
寛:信じたくないけどもしかしたらコイツが山木のストーカーかもしれないんだ。だからとりあえず今日の放課後話を切り出してみようと思ってる
藍:じゃぁ私も一緒に行くよ
寛:じゃぁ放課後俺のクラスに来てくれる?
藍:わかった
藍:哉柄君、今日バイト?
放課後、藍子は直子の件で協力してもらおうと卓寛予定を聞いていた
卓:ぅん。
藍:そっかぁ
卓:あ、でも途中まで一緒に帰らない?
藍:あ、今日はちょっと学校で寛とやる事あるから無理だ
卓:やる事って?
藍:…今はちょっと言えないかな…落ち着いたら話すよゴメンね
藍子は卓寛に話したら久保の耳に入ると思い、あえて言わないことにした
藍:…じゃぁバイト頑張ってね!バイバイ
藍子は教室を出ていった
卓:…
寛と藍子が2-3にいると和晴が入ってきた
和:おぅ小川なんだよ話って
寛は和晴に直子の手紙を見せた
寛:これ…お前が書いたんだろ??
和晴は顔が急に青ざめた
寛:なんでこんな事してんだよ!!無記名でこんな事したって山木さん怖がるだけだぜ
和晴は見せられた手紙を受け取り床に叩きつけた
和:どぅすればいぃか解らなかったんだよ。俺は直子ちゃんが好きだけど直子ちゃんは誰を見てるか解らないし…話し掛けようにもなんて話し掛ければいぃか解らなくて…
藍:…
寛:俺に相談してくれれば相談に乗ったのに…
和:お前、直子ちゃんが好きなんだろ!?
寛:えっ!?
和:恋のサポーターになってくれなかったじゃねぇか!!
寛:…
寛は返す言葉が無かった
寛:たしかに俺は拒む形を取ってしまったかもしれなぃ…けど、俺は山木さんに恋愛感情はなぃよ。俺には他に好きな人がいる。年上の人で、もぅ思いを伝えたんだけど返事はまだ聞いてない。俺だって次会う時はなんて話せばいぃのか解らないよ…でも真っ向から立ち向かっていこうと思ってる。じゃなきゃ、何も変わらないし迷惑なんて絶対掛けたくない
藍:…( ̄□ ̄;)!!
藍子は寛のカミングアウトにかなりの衝撃を受けていた
寛:恋なんて一緒に頑張っていこうぜ春日
寛の言葉に和晴は泣き崩れた
和:こんな…迷惑を掛けるはずじゃなかったのに…
和晴は制服の内ポケットからナイフを取り出した
寛:春日!お前何してんだよ
和:人にこんなに迷惑掛けて生きてられるかよ!
和晴はナイフを自分に向けて勢い良く刺した
寛:春日!!!
藍子はもぅ駄目だと思った。
和晴のナイフは和晴には当たっていなかったが何かに刺さった感触があった。和晴が目をあけると久保の腹部に刺さっていた
寛:あっちゃん!!
久保:春日、馬鹿な事考えてんじゃねぇ
和晴は言葉にならないような叫び声をあげ、腰を抜かした
藍:あっちゃん大丈夫!?
久保は気を失った

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