「高山線、富山市が実証実験 市費で増便、岐阜も関心/「生活の足見直し」参考に(岐阜新聞)」
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以前
紹介した
高山本線活性化社会実験が岐阜県内の自治体でも関心を持たれているようです。
> 一方、岐阜県公共交通課は「同じ高山線なので、良い結果が出れば参考にしたい」と富山市の成果を注視している。
とのことで、高山線の岐阜側でも同様な施策はしてみてはいかがでしょうか。
実験は10月21日から開始されましたが、利用者が実験開始後の平日で11.5%、休日で19.1%増えたそうです。ただしこれは11月末で廃線になった神岡鉄道へ訪問客の影響が大きく、実験の成果は12月以降のデータで判断するそうです。年末年始や降雪期を控え、実験の成果がとうなるのか注目されます。
また富山市ではJR高山線以外に、富山地鉄不二越・上滝線にも「お出かけ列車」を運行するようです。各方面にある既存の鉄軌道を有効利用する取り組みが進んでいます。
高山線、富山市が実証実験 市費で増便、岐阜も関心/「生活の足見直し」参考に(岐阜新聞)
富山市を走るJR高山線(猪谷―富山間)で、同市は10月から市費で列車の増便などを図り、利便性を高める高山線活性化社会実験に取り組んでいる。沿線の高齢化が進む中、住民に生活の足として鉄道の役割を見直してもらうのが狙いで、岐阜県内の自治体も関心を寄せている。
富山市内の高山線沿線は山間地が大半で、車への依存度が高い地域。市は車に乗れない高齢者の増加をにらんで、南北の公共交通の軸として高山線に注目した。「利用者を減らさない」ことを目標に掲げ、先月21日に実験を開始。市費で列車を増便する試みはJR西日本管内では初めて。
実験では、1日36本だった列車を50本に増便。猪谷―富山間も従来の21本が33本に増え、朝、夕のラッシュ時はおおむね30分間隔、日中も1時間に1本が走る。午後11時前だった富山発の終電も20分繰り下げた。
さらに、車から電車に乗り継いでもらおうと越中八尾など3駅の付近に計100台分の無料駐車場を確保した。3駅では団地を巡る100円の支線バスや乗合タクシーを駅に接続、同タクシーは300円で路線外でも迎えに行く。高山線の利用をPRする沿線のイベントのパンフは制作費の半額を助成するなど側面支援も整えた。
実験期間は2007(平成19)年度末までの1年半で、通勤や通学の形態を変えてもらおうと長めに設定した。経費は国交省のまちづくり交付金の助成を受けるが、列車の増便、バスやタクシーの運行経費は本年度だけで約1億8000万円に上る。富山市交通政策課では「感覚的には少しはにぎやかになったようだ」とし、一定の乗客増が見込まれている。
一方、岐阜県公共交通課は「同じ高山線なので、良い結果が出れば参考にしたい」と富山市の成果を注視している。県内では高山線などの沿線市町と協議会をつくり、特産品を贈る利用促進キャンペーンを続け、富山、愛知県と名古屋市で同線活性化同盟会を組織し、全線復旧に合わせての事業を検討中だ。船坂勝美飛騨市長は「飛越交流が盛んになるのは歓迎。富山側が活性化すればこちらにもいい影響が出る」と関心を示す。
富山市の鉄道重視は沿線に居住や商業、文化機能を集積するコンパクトなまちづくりの一環。今年4月末には市中心街のJR富山港線の路面電車化を図り、超低床車両の運行や電停の増設、増便やICカード乗車券の導入で利便性を向上。乗客はJR当時の倍以上に増えたという。
森雅志富山市長は「高齢化が進み、今ある鉄道は有効に活用すべき。鉄道への郷愁が残る今なら乗客は戻る」と強調している。高山線と猪谷で接続する神岡鉄道についても廃線後にレールを残して観光鉄道とする飛騨市の構想を支持する。「軌道は一度はがしたら戻らない。全国には頑張っている地方鉄道も多く、運営は工夫次第。欧州では赤字の公費負担は当たり前と受け止められている。10年、20年先に後悔しない選択を」と助言する。
【JR高山線】 JR西日本管内は富山市の猪谷駅以北、富山駅までを結ぶ約37キロ。2005(平成17)年4月に7つの市町村が合併して誕生した新富山市のうち、旧富山市、婦中町、八尾町、大沢野町、細入村を走る。猪谷駅以南はJR東海管内。両管内とも乗客は減少傾向にある。04年の台風23号の災害復旧工事で猪谷駅から飛騨市の角川駅間、約27・5キロは現在も不通。07年秋の復旧が見込まれている。
【写真】公共交通としての役割を見直そうと、富山市が増便など活性化の社会実験に取り組むJR高山線。後方は廃線となる神岡鉄道=富山市猪谷、猪谷駅
岐阜新聞Web版 > フォーカスぎふ 2006年11月28日(火) より
神岡鉄道乗り納め客で利用者増 JR高山線(岐阜新聞)
富山市が、10月からJR高山線の富山―猪谷間で列車の増便などを実施している同線活性化の社会実験に関する同市の利用実態調査で、利用者が実験開始後の平日で11・5%、休日で19・1%増えたことが分かった。同市は「猪谷で接続し、11月末で廃線となった神岡鉄道を目当てに乗った人が多かったとみられる。実験の成果は12月以降のデータで判断したい」とし、乗客増を示すデータは鉄道ファンの利用と推測している。
実験は、沿線住民に鉄道を生活の足として見直してもらおうと10月21日に始まり、市費で列車を増発。富山―速星間は従来の約4割増し、富山―猪谷間は約6割増しとし、利便性を高めた。調査は、実験前の10月と開始後の11月の木曜と日曜に1日ずつ実施。利用者が平日は約3900人が約4300人、休日は約2000人が約2300人に増えた。
同市は実験の一環で、越中八尾など3駅の近くに計100台の無料駐車場を設けたが、登録者は68台で、実際の利用は登録の半数ほど。速星など3駅からは市費で駅に接続する小型バスや乗合タクシーの運行を始めたが速星発着の乗客が一便平均一人未満など、いずれも同線活性化には貢献できていないのが現状となっている。
実験は来年度末までの1年半。同市交通政策課は「これからは降雪シーズンで自転車から乗り換えたり、年末年始で飲酒の機会が増え、利用が伸びる要素はある」と期待しており、駅前でチラシを配るなど地道にPRを図っている。
【写真】11月末で廃線となった神岡鉄道(奥)の乗り納めの客らでにぎわい、利用者が2ケタ台の伸びを示したJR高山線(手前)=11月14日、富山市猪谷、猪谷駅
岐阜新聞Web版 > 県内ニュース2006年12月09日(土) 08:30 より
大山に「おでかけ電車」 富山市が上滝線活用(北日本新聞)
2006年12月15日
富山市は、大山地域と市中心部を結ぶ富山地鉄不二越・上滝線で、高齢者を対象に時間帯割引を行う「おでかけ電車」を検討する。市街地で日中乗降する高齢者の路線バス運賃を百円にする「おでかけバス」を参考に、来年度中に一定期間の試行を目指す考え。十四日の市議会建設常任委で、事業化に向け今後、地鉄と協議する方針を示した。
公共交通活性化によるコンパクトなまちづくり事業を推進する同市は、富山港線路面電車化、高山線増発実験を相次ぎ実施してきた。市は「おでかけ電車」により、これまで同事業の空白地≠セった大山地域の鉄軌道活性化とお年寄りの外出機会増を見込む。
導入を検討する路線は、不二越・上滝線と立山線の一部に当たる電鉄富山−本宮間。富山市域内の駅を利用し、電鉄富山駅で乗降することを条件とする見通し。具体的な試行時期や料金、割引時間帯などは今後地鉄と協議する。
おでかけバスは、旧富山市が六十五歳以上を対象に十六年度に導入し、十八年度から新市全体に拡大した。利用対象者に占める申込率は十一月末現在、路線バスの利便性が低い大山地域は約4パーセントで、他地域の約20−45パーセントに比べ極端に少ない。
建設常任委で力示健蔵氏(自民)が「大山地域で合併効果を実感できるような活性化策はないのか」と質問したのに対し根塚都市整備部長が答えた。
北日本新聞トップ > 富山のニュース:政治 > 大山に「おでかけ電車」 富山市が上滝線活用 より

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