池上道場も新会員や後期入会者を除き、ほとんどの子供たちに道着が届きました
これでやっと道場という感じがしてきました
しかし
道着が来て、子供たちに着せて稽古をすることだけが町道場の仕事ではありません
それならば正直な話、大学生になるまで待ってから始めてもらっても変わらないのです。
街道場では子供たちにこれから世の中に出て行くときに必要な「礼節」と「人間関係の築き方」を教えることができます。
道場主・師範・コーチに何かを教えてもらった、やってもらったときに反射的に「ありがとうございます」と言う。
当たり前であり簡単なことですが、意外に小さな子どもたちは言うことができません。
特に小学校に入学したての子供は楽しいことを優先したがり、何かをしてもらいそれが終わったら礼を言わずすぐに友達の輪に戻ろうとします。
その時に「まぁ、子供だから…」と教師や親が思ってはその子はなかなか人に対し「礼を言う」という行為を覚えません。
街道場ではそんな時、すぐに輪に戻ろうとする子供の手を掴み、正対させ「何かをやってもらったらお礼を言う」と厳しくします。
勿論最初は嫌々言う子もいます。
輪にすぐ戻れず泣いてしまう子もいます。
けれども何度も何度も繰り返していくうちにできていなかった子もできるようになっていきます。
街道場の目的は健全な肉体を作ることでもありますが、ちゃんとした「礼節」を身につけた子供になってほしいという思いもあります。
…少々長くなりましたね
最後に私が通っていた道場の道場訓を書きます。
これは日本拳法の根底にある「精神」ともいわれています。
一 志を立てよ
自分を育てるのは自分である。
強く正しい人間になるためには、自ら進んで自分を鍛えよう。
二 気を振るえ
人生はすべてに勝つことである。
誘惑に勝ち、苦難に勝ち、自分に打ち勝つ根性を養おう。
三 学に勉めよ
物を学ぶことは、人間として成長するためである。
学問、技能の習得を通じて道徳心を磨き、人格を高めよう。
四 稚心を去れ
他人に甘える頼る事なく、独立独行の精神を尊重し、自分の足で歩ける人間になろう。
五 交友をえらべ
軽薄な人間は友とするに足りない。
勇気と根気和敬の心を備えた礼儀正しい人間を友として選ぼう。

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