妊娠してからも、心の準備こそゆっくりできましたが、実をいえばそれをきっかけに「お母さんモード」に変わることができたか…といえば、そうでもありませんでした。
むしろ、「出産したら当分忙しくなるだろうし、今のうちにのんびりしておこう」という気持ちの方が初めは強かった気がします。一方で、参考に本を買ったり、既に子供のいる友人に話をきいたり、基本的な情報はそれなりに仕入れて、イメージづくりをしたりしていました。
つわりは、もともと胃酸過多気味でもたれやすかったこともあってか、食後動けなくなるほどもたれるという形で出ました。だからといって、食欲がなくなるということはなかったのですが(orz)
でも、普段飲み過ぎるくらい飲んでいるコーヒー(インスタントコーヒーに牛乳を入れてカフェオレにして一日8杯くらい)が、その時期はさすがに不味く感じて飲めなくなりました。代わりにココアやお茶やポッカレモン等を飲んでましたね。
酒類は妊娠中に一度だけ、友人との飲み会で少し飲みましたが、タバコはもともと吸いませんし、吸う人も周りにはいません。そういう意味では、運動不足気味なことを除けば、それほど不健康な生活はしていなかったつもりです。
ただ、何かを無理してガマンしたとか、何か心掛けて対策を立てたとか、そういうことは一切しませんでした。
気持ちを楽にして、できることをし、出来ないことは無理しない。
この方針は、妊娠生活だけでなく、現在の育児についても同じです。
「この子のために、私はこれだけ努力した!我慢した!」
…とは思いたくなかったのです。
それを甘えだと思う人もいるかもしれませんし、それを否定はしません。
でも、私のような浅薄な人間にとっては、「子供のためにガマン」が「子供のせいでガマン」に何かの拍子で変化するかもしれないことが、何より恐ろしかったのです。
おかげで、妊娠中は好きなことも結構たくさんできたし、体がきついときは無理もせずのんびりできたし、そもそもそんなにきついこともなくて、今思い返しても好き勝手過ごした妊婦生活でした。
息子よごめん。でも本当にありがとう。
もっとも、緊張感の無さがたたって、妊娠後期は体重が一気に増え、産婦人科のお医者さんから「あなたこれ以上ふとったら命が危ないですよ」くらいの勢いでおどされましたが…(orz)
それでも、毎回の健診で、赤ちゃんが少しずつ大きくなっていくのを教えてもらうのはとても楽しみでした。5ヶ月に入るか入らないうちに超音波でおちんちんがはっきりうつって、男の子だというのもわかりました。6ヶ月の末には、胎動を感じるようになりました。
「お腹の中で、金魚が跳ねてる…?」
そんな感じだなと思ったのを覚えています。
その頃から、息子はとっても元気でした。

0