2018/3/24

ハンドメイズ・テイル侍女の物語  その他の映画・ドラマ・舞台

クリックすると元のサイズで表示します

全10話のドラマシリーズ、現在6話まで配信されています。

はっきり言って、ディストピアと言うだけあって暗く辛いです!!

それなのに配信された途端に見てしまうのは、主人公の境遇とその架空の国のシステムが残酷すぎて気が気でないのと、そしてそれが現実離れしていそうで、実は私たちの国日本や他の女性の地位が低い国の女性の境遇と同じか紙一重という、肌に迫るリアリティのせいです。

「子は宝」と日本でも言いますが、不妊人口が増え出生率が極端に落ちた国がとった政策は、妊娠能力のある女性を「侍女」という名の妊娠出産マシーンとして強制労働させ権力者の子孫を残そうというもの。6話では、さらにその女性を輸出という人身売買の話まで持ち上がっています。

代々女性の地位が元から低い日本やイスラムの国などは、女性が差別されてもそれが日常であり、日本などは地位が低いながらも何とか女性でも独立して生活できる道はあるので差別されても生きていけますが、このドラマでは、アメリカのような国が突然国の軍隊の圧力によって「従うか殺されるか」の二択になるのですから悲惨です。

でも、そんな悲惨は話がドラマとして見ていられるのは、侍女の赤い制服とか、身分の高い夫人達の緑の制服の様式美、

それと一見平和な庭のある美しい住宅地、古風な室内が映画並みに美しいからです。

あとドラマの語り口として面白いのは、まず現在のその圧政の国と登場人物を描き、それから物語の進行に従い、過去の体制だった頃の登場人物の生活が描かれて、

「こう言う経過をたどって今に至る」というフラッシュバック方式で人物が描かれていること。

これって、日本人は最初自分をさらけ出さず社会人としての均一の仮面をかぶっていて、その人を知る程にその人のユニークな面や深い部分の個性を知っていく付き合いに似ていると思います。

あと残るは4話で、主人公は果たして元の家族と再会できるのか、果たして妊娠するのか、国としてはこのまま続くのか、いろいろときになる怖いドラマです。



1



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ