2017/11/8

ノクターナル・アニマルズ  その他の映画・ドラマ・舞台

クリックすると元のサイズで表示します

「シングルマン」の大大大ファンなので、ものすごく楽しみにしていた本作、

正直言って、がっかり。

良かったのは、主役スーザンのエイミー・アダムスと、エドワード/トニー役のジェイク・ギレンホール、そしてもちろんアーミー・ハマーも、完璧に美しかったことです。

この3人、私の好みのタイプでは全然ないのだけれど、スクリーンの中の彼らは本当に美しい生き物でした。

エイミー・アダムスは「メッセージ」では田舎風の良い人のイメージだったのに、すごく綺麗でした。デカい眼鏡もカッコよくて、私自分のデカい眼鏡がちょっとデカすぎて目立ちすぎじゃないかと思ってたのに、鏡を見たらこの映画の後だとちっともデカくなかった(笑)

逆に好みのアーロンは、もうどのシーンも色男に見えないという演技力というか演出力というか。残念だけど仕方ない。

原作小説があり、その斬新なストーリーは興味深い。

ヒロインの元夫と彼の小説の主人公役を同じ役者が演じるのは良かった。

けどけど、

やっぱり20年も執着する男の話自体が怖いし、うっとおしい。

衣装やモダンな豪邸やオフィスのインテリアは素晴らしいけど、金持ちの似非アート好きの好みは感心こそしても私は好きではない。

そしてアメリカの田舎こそが恐怖。

日本やスコットランドの田舎も暗くなったら家に帰れなさそうで怖いけど、アメリカはその比ではなかったです。


それで、トム・フォードがなぜこれを作ったのか考え込んでしまったのですが、彼自身もアメリカの田舎出身とのことで、今、ファッションでも映画でも成功して自信がついたからかもしれません。

アメリカの田舎と洗練された富の都市ロス両方に自身を投影できたのでは。しかも自身がつくまで彼はアメリカの田舎は大嫌いだったのでは。そこにアート好きとアーティスト、ブルジョアジーとアーティストの対比を描きたかったのでは。

彼自身も、俗物と芸術の間で悩んだからなのでは。
1



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ