2017/10/5

VICTORIA 0206  トム・ヒューズ

クリックすると元のサイズで表示します

ヴィクトリアが産後鬱だったり、アルバートが自らの出生の秘密に並んだりと言った、プライベートなエピが続いていたシリーズ2でしたが、

今回は、アイルランドのじゃがいも大飢饉と、下水道やトイレ改革に勤しむ王配殿下のエピでした。

時のイングランド政府はアイルランドの飢餓なぞ対岸の火事。それどころか飢えで農民が死んでいても、農作物は輸出されていたとのこと。

アイルランドでは当時の人口600万人台のうち150万人が飢餓や移民で減った歴史的な飢饉だったそうです。4分の1が減るとは凄まじいですね。

ヴィクトリアは自分の子供を抱きながら、「自分の子(国民)を飢えさせるわけにはいきません」と首相に泣きながら訴えました。

政治家に涙を見せるとは感情的な女王様だな、と私は思いましたが、

また、宮殿内の男性も「女は感情的だから」と言う人もいましたが、

ヴィクトリア時代、帝国主義で白人以外の世界の国をどんどん植民地化して「日の沈むことのない帝国」を築きつつも、植民地の人たちからは女王は人気があり、それは「母」として慕われていた、という話を思い出しました。

感情は知性を妨げるもの、という図式が一般的ですけど、知性だけでは築けなかった大英帝国だったのですね。

ヴィクトリアがアイルランドを気にかけている間に、アルバートの方は宮殿の敷地の下を流れるローマ帝国時代の下水道を見たり、ロンドンの衛生状態を勉強して、バッキンガム宮殿に水洗トイレを作っていました。チャリティは身近なところから、とまずは自分の使用人の衛生状態の改善とは、なかなか家庭的な旦那さんです。

それと気になるのが、アルバートの兄アーネストがひょっこりロンドンに現れたと思ったら、それはどうやら梅毒治療を匿名で受けるためだったようで。お父さんを亡くして女遊びをアルバートにたしなめられていましたからね。。。

それが毒性のある水銀治療で、アーネストが心配!梅毒は1840年代にヨーロッパで広がっていたそうで、コルボーグ公国の君主が梅毒って歴史上の事実なのかわかりませんが、子供も望めなくなるとか。一国の主が世嗣ぎを持てないって国の不利益で心配!まだ結婚もしてないんですけども。


1



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ