2017/3/24

英国大使シェフ直伝のレシピ  イギリス

英国ウェールズ政府のキャンペーンでは、英国大使公邸シェフである吉田龍貴さんによる「ウェルシュ・レアビット」デモンストレーションがありました。

実は吉田さんはクックパッドに大使館レシピをたくさん公開してくださっていまして、「ウェルシュ・レアビット」も載っています → レストラン
材料などはリンク先の詳細をご覧ください。

パッと見寡黙な印象もある吉田さんでしたが、キッチンではお料理しながら興味深いお話がたくさん聞けました。

実は私、このイベントのために仕事を早退したのですが、ランチもとれずに(試食のためにお昼抜きしたのではありません、本当に時間がなかったの!)駆け込んだのがイベント開始ギリギリで、このデモの前のレクチャーでは受付から最短距離だった最前列の端に着席したんです。そしたらそこがなんとまあ、デモスペースであるキッチンにも最短距離で、シェフの目の前で見学することができたのです。

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まず、すでに焼きあがった「ウェルシュ・レアビット」を見せてもらいました。お料理番組と同じですね。材料も手まえに並べられていて、網膜に焼き付けやすい!いやドクター・ストレンジ(本を写真を撮るように覚えるらしい)じゃないからお写真の出番。

左から、
・大きな黄色い缶はコールマンの粉末マスタード
・リー・ペリンのウスターシャー・ソース
・黒ビール
・マーマイト
・チーズ

お鍋を火にかけて、先生はまずすりおろしたチーズから投入。
チーズが分離しないように、ゆっくり弱火が鉄則だそうです。

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このチーズをすりおろすのに便利なのがこちらのスライサー。
これがあると野菜も細かくできるので、シェパーズパイなども包丁なしで作れるそうです。

吉田先生のお勧め!

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調味料なども入れていきます。
ウースターシャー・ソースは、英国料理になんでも入れているそうです。和食のお醤油のようですね。ちなみにうちの夫も何にでもかける。

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他に、
黒ビール(アルコールNGな方やお子さんには牛乳で代用も可)、
マーマイト(はい、あのパンに塗る黒いやつ)、
コーンフラワー(小麦粉で代用可。コーンフラワーの方が軽い仕上がり)、
そしてパン粉も投入。パン粉を入れるとパンにのせた時にチーズがどろーんと流れないそうです。

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材料をまぜまぜして溶けたら、火からおろして氷水につけて粗熱をとります。

とれたら、卵と卵黄を1個ずつ投入してまたまぜまぜ・・・

チーズソース完成!!

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このソースが余っても、魚や肉、特にイギリスならスモーク・ハドックにかけると美味しいと先生も強調。これは多めに作っておきたいところですが、日本だとまずスモーク・ハドックが手に入らない〜〜。ないと余計に食べたくなります。

い、いや、「ウェルシュ・レアビット」に集中・・・

このようにこんもりとパンに塗ります。
試食の時に見たら厚さ1cmはありました。パンよりも厚い。
パンは、ナッツ類の入ったものが合うそうですよ。

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オーブンで焼き目がついたら出来上がり。
先生はポーチドエッグを乗せました。

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ウェールズでは常備材料でチャチャっと作る家庭料理だそうで、吉田先生は前任の大使夫人にいきなりリクエストされたこともあるそうです。しかも時間は15分しかない。チーズおろして溶かしてボーーッと焼いてできたそうですよ。

他にご紹介頂いたウェールズの伝統お菓子は、

「ウェルシュ・ケーキ」
ビスケットのように平たい、サクサクしたスコーンにも似たお菓子。
カスター・シュガーというキメの細かい砂糖をまぶしてあります。
これを作るコツはシナモン、ナツメグ、オールスパイスなどを多めに入れることだそうです。

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「バラ・バース」
パウンドケーキに似ていますが、バターを使っていませんので食べるときにバターをのせていただきます。クリスマスプディングとパウンドケーキの中間のような味わいでした。試食でバターの代わりにレモンカードでもいただきました。

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お昼抜きだったにもかかわらず、これらの試食とアップルサイダーや昨日ご紹介したリキュール「マーリン」の試飲ですっかりお腹もいっぱいいい気分になったところに、英国大使館の英国アンバサダーご担当の方にお声をかけていただきました。

そうです、こんな貴重な体験をさせていただけたのもご担当様のおかげ。これから大使館主催でどんなイベントを希望するかを発言する機会までいただけましたので、

「映画やドラマなどエンターテイメント系をよろしくお願いします」とお伝えしました。

キャストを招待するのはスケジュールの都合で難しいとのことですが、ええ、それは十分に承知のことですので、そこまでの贅沢は申しません。(でもちょっぴり期待もする)去年はエンタメでは初めての「クラウン」上映を試みたとのこと。・・・そ、それは私の英国アンバサダーデビューのことではありませんか?!マット・スミスが来なくても、大使公邸に入れるだけで女王陛下に謁見できるような晴れがましい気持ちで参上したんですよ。

最後には、自分で「ウェルシュ・レアビット」を作るための黒ビールとチーズをお土産にいただきました。チーズはチェダーなど普通のでも大丈夫だそうですので、皆さんも英国大使館レシピを参考に是非作ってみてくだい。

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