
報告がおそくなり、ごめんなさい
9月18日札幌市中央区介護予防センター大通公園「すこやか倶楽部」の皆さんと一緒に滝野すずらん丘陵公園で森林療法体験会を行いました。
「すこやか倶楽部」は大通公園介護予防センターの事業の一環で地域の元気な(主に介護保険を使っていない方たち)高齢者を対象にした介護予防のための事業です。
手稲さと川探検隊では通年の自然体験活動から身体、メンタル両面のヘルスケアの重要性を感じていました。スタッフが森林療法や健康つくりのプログラム実践ができるようになることで地域で福祉的な役割に携わっていきたいと考えているため下川町で森林ツーリズムに携わる
NPO法人森の生活の奈須憲一郎さんに講師としてきていただきました。
すこやか倶楽部からは33名の方に参加していただきました。まずバスの中でココロメータによる唾液測定(ストレスチェック)と血圧測定を行いました。ココロメータとは唾液中のアミラーゼを測定することでストレス度の指標とするものです。「わ〜〜高い」「そんなはずないわ〜」「意外と低いわ」などにぎやかな会話の中、一行は滝野すずらん丘陵公園へ到着です。

まずは渓流口パーキングで降車しアシリベツの滝へと向かいます。

途中疎林広場でリラクセーション、簡単な気功、養生功を行います。
今回初めてスタッフごとうも樹林気功の一つである「スワイショウ」を皆さんの前で行うことになり、どきどき

でした。「スワイショウ」とは最も簡単な気功で、でんでん太鼓のよう横と上下に両腕を何度もブランブランさせる感じです。同じ動作を繰り返すと脳波が安定してきて心も身体もリラックスするそうです。ポイントは肩幅くらいに足を広げ、身体の中心に軸をしっかりもったイメージで体幹はぶれないことです。
写真は講師の奈須さんがみなさんと養生功を行っているところです。養生功とは太極拳の動きを基本としていますが、自然のエネルギーを感じながら、ゆったりとゆとりをもった気持ちで身体を動かすことで身体や心のゆがみを正常に導き生命エネルギーを高める動作です。
心も身体もほぐれたところでアシリベツの滝へと向かいます。
渓流口からアシリベツの滝までは片道約1KMあります。
参加された方の中には90歳を超えたかたもいらっしゃりましたが、途中途中にベンチや椅子が設置されていて休むことができ、各々のペースで歩かれていました。
また、「あら、先に行ってるわよ〜」「私はここで一休み」声をかけ一緒に歩いていくことはお互いの刺激になるのでしょうか。「負けないぞ」とばかりに歩く方もあり、自分のペースで歩くのも良いですが時にはこんな風に刺激しあうのもいいことだなあと感じました。
【アシリベツの滝】
下の写真は滝のそばで目を閉じて水の音を聴いているところです。
「こんなに滝の音ってはっきり聞こえるんだなあ!」「目を閉じると音が良く聞こえるね!」と皆さん驚かれていました。
帰り際、疎林広場に戻りお気に入りの木を見つけて寄り添ってみます。
カントリーガーデンに移動し、お弁当です。

コスモスが見ごろを迎えていました

昨年大好評だった野菜を中心とした
Vegecafeまーくる特製弁当です。
五穀米、根菜もたっぷりでとても美味しかったです。

帰る前にココロメーターチェックと血圧測定を行います。
昼食直後だったせいか唾液測定にエラーが続発(食後は正確なデーターにならないのです)ストレスの数値が高く出てしまった方もあり、皆さんに心配させてしまいました・・ごめんなさい

【ココロメーターと血圧測定】
心地よい疲れの中帰りのバスの中では「樹木香りあてクイズ」を行いました。紙に杉、檜、椴松のエッセンシャルオイルを染み込ませ匂いを嗅いでもらい、どれが椴松の香りか当てました。杉、檜は北海道に群生していないため、椴松の香りは馴染み深いのか多くの正解者が出ました。「昔はヤニくさいと思っていた匂いがなんだか懐かしくてほっとするねえ・・」そんな声もありました。
【おわりに】
高齢化の進むなか、医療費増大などからも地域の高齢者の介護予防に注目があつまっています。住み慣れた地域で高齢者の方々が元気で健やかに暮らすことができるよう介護予防センターでは病院の地域連携室の保健師さんや町内会などさまざまな社会資源と協力し介護予防をすすめています。手稲さと川探検隊も自然に関わる分野で何かお役に立つことはないだろうかと考え、この森林療法体験会が実現しました。
今回の森林療法体験会では多くの方々にご協力をいただくことができました。
講師の奈須憲一郎さんをはじめ、中央区介護予防センターのスタッフ様、バスをお借りした慈恵会病院様、付き添いとして来ていただいた介護予防センター相談員様、桑園地区連合町内会事務局様、地区社協町内会様からは差し入れをいただきました。またいろいろと配慮、助言を頂いた滝野公園管理センター様、ボランティアで来てくれた看護師の松浦さん、皆様に感謝し、御礼申し上げます。
★この事業は2008年度北海道ろうきん社会貢献助成制度から助成金の支給を受け実施いたしました。