
いつも報告がごてごてになる先延ばし性格ごとう(血液0型)です。今回の報告

はこちらです。
8/24
札幌市自閉症・発達障害支援センターおがる相談課長加藤潔氏に「自閉症・発達障がい支援の現場から」を講演をしていただきました。私たちが自然をフィールドに活動していていくうえで、自然の中でのリラックス・リラクセーション効果をリハビリテーション、療育、疾病予防など医療福祉分野と連携をとりながら今後活動していきたいと考えるステップとして自閉症・発達障害について基本的なことから学びはじめようという目的で勉強会を実施しました。その中で学んだこと、感じたことは書ききれないので残念ながら大部分を割愛し、大きくまとめた形で報告いたします。
≪
障がいとはなにか≫
活動や参加に制限が生じることが障がいです。そこには2つの要因が存在します。

環境要因・・段差、点字ブロックのない道路、援助者不足

個人的要因・・やる気や意欲などのモチベーション
障がいはその方の一部分であり、治すものではなく、うまくつきあっていくもので
周囲の環境や人との関係性がよければ障がいは「障害」ではないのです
≪
自閉症・発達障害のひとは何が大変か?≫
前述の要因


による

未学習・誤学習


適切な成功体験の少なさ

疎外感・自尊感情の低下

認められない


自信がなくなる、無気力、投げやり

問題行動の多発

反抗・破壊性

障がい・行為障害・破壊的行動障害 の苦しみのスパイラルになってしまうのです。
≪
加藤先生流自閉症・発達障害の考え方≫
障がい診断をジグソーパズル100ピースに例えるとどんな人でも10ピースくらいの障がいのピースを持っているそうです。
ピースの内容には・・
想像力が働かない、場の空気が読めない、不規則なことが苦手、共感性に乏しい、ジョークが通じない、興味関心の狭さや極端な深さ、細部に注目しすぎて全体像や関連性が見えにくい、シングルチャンネル(同時に二つのことができない)時間、空間等の認識化が苦手、アンバランスなコミュニケーション、五感に鋭敏もしくは鈍感、言葉のやりとりがうまくいかない..etc あらら

・・私は結構あてはまりますよお・・幼少期、子どももこんな感じですよね。そうなのです
彼らは私たちが持っていた、もしくは捨ててしまった感覚をずっともっている人だとも言えます。そんな風に理解すると障がいへのバリアの壁、少し低くなる気がしませんか?
≪
彼らが自然の中で楽しむための考え方や留意点≫

癒されるものは人しそれぞれあっていい、自然が好きな人もそうでないひともいるという柔軟な考え方は大切

活動を見通せるための情報提示(スケジュールや時間配分など)が必要

その方に応じたツールを活用する(ここまで、という指標などテープやコーン、リングなどで視覚的に示す)

ちょっとしたしぐさや行動が関わる上でのヒントになり大切なので見逃さない
(支援者の感性
を磨くということですねっ)

その方の癒しや安心するものを用意しておく(好きなものをポケットにしのばせるなど)

出来ないことに注目せず出来ることを把握する

興味関心事や好きなこと、嫌いなことを把握する。

その方の事前情報はとても大切(パニックになったときどうするか、持病、アレルギーなど)
≪
おわりに≫
彼らが社会のなかで辛いことや苦しいことを少しでもかわす(避ける)ヒントを提供し続けている加藤先生は数えきれないシビアな事例と向き合ってきたのだと思います(時には傷ついて)ざっくばらんで時にはジョークも交えながらも先生の誠実な人柄が感じ取れた二時間でした。後日参加者からの感想メールでも「加藤先生のお話を聴いて人は不完全でもいいのだな・・と思いました。自分のことをさらけ出している先生になんだか魅力を感じました」とありました。ある意味、自閉症、発達障がいの人に限らず障がいを持ったかたは本質を見抜く力や本当に誠実に向き合っているかどうかすぐにわかってしまう不思議な能力がある人が多いと感じます。加藤先生の誠実さはその方たちに伝わっているからこそなのだと思います。障がいの診断をジグソーパズルのピースに例え、自分も「持て余す」「社会のシステムにイマイチ乗り切れない」などのピースがあることを知ることは「
障がいは異質なものではない」という気持ちにさせ、バリアの壁を取り払い
、「困った部分」を社会が工夫して歩み寄るきっかけつくりになる、そんな講演会でした。
私がこの勉強会の報告が遅れてしまったのは自閉症、発達障害の方と関わり活動していくことや医療福祉分野の連携の難しさを感じ、この講演で学んだこと、感じたことを上手に文章にするまでに消化に時間がかかってしまったからです。加藤先生申し訳ありませんでした。そして素敵な講演ありがとうございました。


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