
3/22、23の下川町森林療法研修の報告です。
手稲さと川探検隊では自然体験を通じた福祉的役割を地域で担っていけるようになれたらいいな、と考えています。平成19年度、北海道大学植物園、20年度は滝野すずらん公園で森林療法体験会を実施してきました。
お世話になった講師の奈須憲一郎さんは北海道下川町で
「NPO法人森の生活」を立ち上げ、様々な森林活用事業を展開しています。
今回は町ぐるみで森林療法を展開している
下川町に伺い、現地の人や森に触れながら、学んだことを報告いたします。
スタッフ5人と札幌国際大学で臨床心理を学ぶ院生Mさんと共に高速で下川町に向かいました。
下川町で思い浮かぶのはスキーのジャンプ競技という方も多いかもしれません。
「NPO法人森の生活」はログハウス風のスキー場のロッジ内にあるのです
一番最初に行ったのは自律神経均衡検査(ストレス検査)

このテストは、心拍間の微細な変化を利用し交感神経、副交感神経の均衡状態を分析するものです。前後にこの検査をして森林療法の効果を調べます。
すっごく交感神経が優位になっている人若干1名(あまりにもウキウキしすぎぢゃ・・)性格、でるんでしょうか・・・いつもまったりしているチームは副交感神経が優位になる傾向が・・
腹が減っては戦はできぬ?地元の食材を使ったレストラン「モレーナ」古い民家を改造したとっても落ち着く店内です。

おすすめ北インドカレー(豆カレー)だいぶ食べちゃったあとの写真

自家製野菜や地元の食材をふんだんに使用したスローフード。ゆっくりと時間が流れていきます。
メインの森林療法研修は五味温泉裏の森です。
スノーシューを履いて出発。

手入れをしている(間伐)をした場所としていない場所を説明してくれています。

間伐を行い、明るく見通しの良い景色だと安心感がありますね。手入れの大切さを感じました。

奈須さんは森を案内するときのは意識して説明口調にならないように、ゆったりと話すことを心がけているそうです。また言葉よりも森からのメッセージを五感で感じて欲しいと思っているそうです。歩くペースが遅い方を待っているときにも「待っている」感じにならないように先頭と立ち話をしたり、かるい説明をしたり配慮するそうです。出来るだけ癒しを感じることができるように配慮することはとても大切なことですね・・
しばらく歩くとひらけた場所にでました。遠くに見えるのは桜の木なんですよ。

あの桜の木には素敵なエピソードがあります。もう80歳になる土地の持ち主が生まれたときに両親が植えた木なんだそうです。農作業をするときに休める木を記念に植えたんだそうです。春になると満開の桜の花が咲きます。そんな素敵な桜の木の下で下川町の若いカップルが結婚式を挙げたこともあるんですって・・素敵ですね。
こんな素敵な物語も森林療法のスパイスになるのですね。
ちょっと対人関係に疲れて自然の中で癒されたいと訪れた私でしたが「人との出会いやふれ合い」の物語になによりも心が温かく、癒されていく自分に気づくのでした。

間伐体験もさせてもらいました。
キゴギコのこぎりを動かすのって楽しい!

トドマツの葉を持ち帰ります。葉からモミの精油を抽出するのです。

日が暮れると五味温泉でゆっくりと身体をほぐします。
まさに森林療法のトータルコーデイネート!!なかなか札幌ではこんな贅沢はできません。でも札幌でも心癒す森の案内ができたらいいな。

おまけ
翌日は「工房木子精」(キノココロ)さんで間伐材を使ってカンナで削ってマイ箸作りに挑戦。種類はエンジュ、イチイ、クルミ、サクラなど。なんとも木ぬくもりと感触がよいのです。

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