2008/4/25
夕陽が差し込む車内
シートには見慣れぬ少女が眠る
少女になった 紗礼‥
その寝顔をたまに確認しながら車を走らせる
見えぬ追っ手から逃れるかのように…
石畳‥ 砂利道‥
色んな道を揺れぬ様‥
車を滑らすように…
車内を街路樹の影が駆け抜ける
まるで時計の秒針のように・・・
眠る紗礼の顔‥
からだを時が刻むように
見知らぬ街
されどどこか懐かしい空間…
コト コト…と
路面を拾うタイヤの音が静かに車内を子守歌のように流れている
全ての空間が少女になった紗礼を優しく包み込んでいる
助けなきゃ‥
守らなきゃ…
ふと‥ 気が付くと
沿道には紗礼ととーたんに優しく手を振り
先を導いてくれる人々‥
深く感謝の気持ちで車を走らせる…
紗礼
遅くなったけど
これからはずっと
守り続けるからね…
きみを愛しつづける
そう
夢の中で
ひたすら車を流すとーたんがいました‥
夜が明けてきたようです
小鳥たちの囀りが1日の始まりを
優しく教えてくれています
紗礼‥
おはよ‥
大好きだよ
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