「はあー、無事に病院終わったねー。でも……名前がなくて
薬袋の名前の欄がブランクなのもかわいそうだね。なんかつけたげようか…」
と子猫の方を見る私。
「?! また? ったく!! 一体どこに入り込んだのよー。ちょっとー一緒になって探してよ!!」
と夫をかりだす私。
「子猫ちゃ〜ん。ごはんだよ〜?。お水かな〜?」と可愛らしい猫なで声を出しながら、
四つん馬になって探し始める…
(病院で子猫がミルクを飲まない事を伝えると、子猫用の猫缶をくれました。
やさしい、獣医さんありがとう)
箪笥、テレビ、机本棚の隙間にはやはりいなかった…残るは今朝いた場所…
のぞいてみるとその場所にいるいる…かわいい(^0_0^)
小さな体をグッピーの産卵箱
(縦7cm*横13〜15cm*高さ10cmぐらい…1.2cmぐらい小さいかも)
その中に頭から入って足と尻尾だけが入りきらなくて出ているのである…
(そこまでしなくても…でも可愛い (゜・゜* ホレボレ)
プラスチックの産卵箱では頭から入り込んだ子猫の姿を隠すことが
出来ないのである(当たり前だ!!)
逃げたくても、出られないようだ……悲惨…
産卵箱を持ち上げると子猫は尻尾と少し出ている足をしきりに動かした。
精一杯の抵抗らしい。
「子猫ちゃん、……オスだったね。子猫君。君は何でこんな中に入るんだね?
窒息して死んでしまうんだよ。」 といいながら子猫を取り出す。
すごく小さくて、真っ白で、やわらかい感触…たまんない!!
「でも……猫って家で飼うと畳とか家具が傷むんだよねー(偏見人間である)だから、私が
里親探しをしてあげるね!!」と。
(今考えると、子猫に直接言うのはよくなかったと思う。理由は話の中で触れていきますね。)
猫好きの夫としては大変ショックだったらしい。そんなことも知らずに私は、夫に
「オスでよかったねー。貰い手の範囲が増えたねー」と追い討ちをかける。
「でも、名無しの権兵衛はかわいそうだよね。貰い手が見つかるまで、
名前だけつけといたげようよ(残酷である)」とさらに追い討ちをかける。
(前にも言ったけど私は犬好きである。典型的な犬型人間である。
というのは、猫に少しでも近づくと一目散に逃げられてしまうからである。犬は向こうから
拠って来るのに!! だから、どんなに可愛くてもいい印象がまるっきりないのである。
だから、「飼う」という認識はこの当時はまるっきり無かった事を覚えている)
へこみ気味の夫に
「ねー名前を考えようよー。へんな名前はいやだよ。」と私。
しぶしぶ顔を上げながら「
上杉謙信!」といいはなった……変だよ!! それは!!
「げ…それはいやだ…」
「じゃあ、
ナポレオン1世! 」……十分変だよ!!!
「いやだ!!!」
「じゃあ、
信玄は?」…歴史から離れろよ!!!
「絶対にいや!! もっと、呼びやすいのは?」
「んー
ヨハン!
隠元!!」…進歩無い!!!( p_q) シクシク
「もっとましなのない?……」
「
ルードビッヒてのは?」
…もっと短くしろおお!!!
「……せめて……2文字にしない? 子猫覚えられないよ……」と私。
「ルイ…14世」
「!!
ルイ…いいじゃない。14世はいらない。
ルイでいい。男の称だし。うんそれに決定!!」
夫に決定されたら、とんでもない名前がつくと思って、そう言い放った。
こうして、私の手の中にいる(硬直状態の)子猫は
「ルイ」
と命名されたのである。(何て、安易な決め方なんだろう……)
でも、1番大切な問題が残っている……ルイのトイレである……昨日から、トイレはしていない…
というよりも猫砂がない…!Σ(・□・ )
つづく