どうも。
先週のライブも無事終え、終わってからなかなか面白い出演メンバーであったことを思いました。そして、ライブというのは知っている演奏を再確認する場というよりも、出会いの場でであると、なんだかそういうような思いにもさせられた次第です。どの出演者も僕にはある種の新鮮さで出会うことができたような気がします。
今後この出会いから何を考えたりしていけるか、ま、とりあえずはそういったところですかね。主催の細谷氏をそそのかしまして、あと二三回はこの企画を開催できたらとも思いました。
黒田オサム氏ですがね、「労働者諸君!」という一言から始まりました。大杉栄の著書を掲げてです。ユニークに映るところがあるもんですから場内から笑い声も絶えなかったわけですけれども、美術家でもなんでも潜在的なアナキズムを、あるいはこの単語だけを抱いている人は多いと思われますが、具体的な政治性との接近を意識的に扱っている方はどれだけいるか知れない。むしろ政治性とは断絶されて然りというようなところすらある。そして僕もどちらかといえば政治的積極性という点では希薄だともいえるでしょう。今回の企画では黒田氏はそういう点でちょっと気になる人となりました。以前見たときにはあまりそういう面が見れなかったんですが。新たに出会ったといいますかね。
その一週間前でしたか、池袋駅前に出たところ、駅前ロータリーが封鎖されていまして、ステージが組まれ、その前で大勢の人が大きな旗を振るなどしながら熱狂している。その周りを警察官が取り巻いている。何か大きな組合のデモ隊でもいるのかと思いましたが、聞こえてきたのはソーランソーラン…と。旗はグループの名前を書いているんですかね。よさこいソーランというやつでした。大きな駅前でもあるし、何か不測の事態に備えて、ということでの警官隊だったんでしょうけれども、ちょっと人数が多かったですね。でも、こういう光景を見ると何か引っかかる。
近世には大規模な踊りが何度か流行して、法度になったりということがあったわけですが、そういう法度になるまでもないような管理下でのこういったささやかな熱狂は、いうなればガス抜き程度の発散でしかないようにも見受けられる。彼らの熱量が何らかの政治性を帯びて運動化したときには・・・これはもっと政治性とかいうようなこともない無重力な状態を夢想させてしまうような熱狂といったものになる可能性が高いですけれども・・・彼らのしている事柄に単純な地域経済に密接な文化事業以上の問題意識とか批評・意義を与えざるを得なくなっていくと思うのだけれども、どうも箱もの行政とか言われたことの悪影響か、器がないところには器を見出すこと抜きにモノを盛り立てることが不得手だったりと、こういった管理下での行いやすさにどこかで妥協しながら、規模だけは大規模化をして見せたいというような感じがしてしまう。
あ、べつに僕は彼らが暴徒化すれば楽しいんじゃないかっていうことを言いたいわけじゃないんですけれどもね。まだ、引っかかったところの焦点がぼやけていてうまくそのところを話せないんですけれども。どうもあの愛好者たちの熱狂に入っていけないところがあるんで、それは何だろうか?っていうことを、ふと駅前で出くわしたときに思ったわけでしてね。在地の観光化が著しい地域での盆踊りを支える観光客のうち若年層にはこういったよさこいみたいなものをきっかけとして興味を持たれる方もあるのかなぁ、とも思いますが、まぁ、いまのところはそういった方とのお付き合いはありません。とかなんとか、だいぶ散漫な話ですが、まぁ、それでも、僕も高校生の時分には民謡民舞大会に出ていた稚内南中学でしたか、そこの学生さんたちのマスゲームが伊藤多喜雄氏のソーラン節でおこなわれる映像を見て、手踊りにおける新たなあり方がこういった事柄を敷衍するうえで何か起こってくるとどういう風になるのだろうか、と期待もしたものですけれども。またもう一方のよさこいソーランも北海道でおさまらないブームになったのは興味深くもあるんですけれどもね。これらも、戦後の都市部とその近郊の新興地等に広まった阿波踊りや鳴子踊り、果てはサンバですか、それらと同様の点とそれらと異なる点があるでしょうから、このあたりが何か考察されても面白いのかもしれませんね。まぁ、だれかしてるでしょう。そして僕がやるというほどには僕は興味がないんだ。もう何言ってるかわからないですね。はい。
さて、告知です。というか、これを見に行ってみたいんですが、ちょうどその日にダブルブッキングなもんですから。
僕は直接この方を存じ上げないんですが、この企画には興味がありますね。動きの内容についてはその先鋭性が云々…という風にはいくかどうか知れませんが、とにかく、この企画が何かそそられるものがあります。
(以下コピペ)
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ダンスが社会に希望を与える!?
〜ホームレスとプロダンサーによる共演〜
新人H「ソケリッサ!!!」路上ダンス “母の時間”
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ビッグイシュー販売者とその卒業生+コンテンポラリーダンサー アオキ裕キの
コラボレーション企画、新人H 「ソケリッサ!!!」の夜の野外公演を、
2009年10月25日(日)に井の頭公園にて行ないます。
ダンス経験がなくても「踊ってみたい」「表現してみたい」という路上生活者たちが集まり、
それぞれの感情・感性を体全身で表現します。
一見、バラバラな、統一性を持たない個性溢れる動きから、人間の強さや弱さや優しさが垣間見え、
それぞれの「違い」を通して一個人の存在の大きさに気付かされます。
彼らの公演を見た精神科医の香山リカ氏は、
「彼らにとっては感嘆の目で見られ、拍手まで送られるステージ経験は、間違いなく内面の自信にもつながるものであったに違いない」
と感想を寄せてくださっています。
ホームレスとその経験者による路上ダンスが、
夜の井の頭公園で舞い、歌い、飛び跳ね、新たな感じ方を提示します。
――――― 新人H「ソケリッサ!!!」路上ダンス “母の時間” ―――――
■会場 : 井の頭公園、入り口入ってすぐ右側の森の中
■日程 : 2009年10月25日(日) 雨天中止
■時間 : 17時開演(演目時間約60分弱)
■入場料 : 無料 ドリンク付き
□演出&振付 : アオキ裕キ
照明デザイン:小笠原 洋(スペースラボ)
制作:AOKIKAKU(瀬戸カオリ 中西晶大)&ビッグイシュー基金(池田真理子)
協力:西部公園緑地事務所
ブルーシートの客席を設置しますが、冷えることが予想されます。
防寒具、座布団をお持ち下さい。
http://sokerissa.net/
・・・どなたかおいででしたら感想をお聞かせください。
それと、こちらは僕も受け付けに入っているかと思います。で、いまちょっと興味があるボーディーソングやらのお話。ちょっと楽しみですね。
講座オフノート【番外篇】
埋み火の記憶を辿る
知られざる「日本フォーク」秘史
講師
中川五郎 フォーク歌手
古川豪 フォーク歌手
司会進行
神谷一義 オフノート
2009年10月25日 日曜日
場所豊島区民センター・第二会議室
時間18時から
参加費1500円
豊島区民センター
東京都豊島区東池袋1-20-10 TEL 03-3984-7601 FAX 03-3984-0865
交通案内 JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分
そして週明けには関連ライブが。
Aurasia/off note presents
urban song collection 2009
omnibus concert
都市のおと at 新宿ゴールデン街劇場 vol.7
IT時代の昔語り
有馬敲 (自作詩朗読)
岡大介 (唄とカンカラ三線)
中川五郎 (唄とギター)
古川豪 (唄とバンジョー)
10月27日火曜日・28日水曜日
OPEN 18:30/START 19:00
前売予約 3,000円/当日 3,500円
※二日通し券 5,000円
新宿 ゴールデン街劇場
東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F
TEL 03-5272-3537(FAX兼用)
ご予約・お問い合わせオフノート
TEL 03-5660-6498 / FAX 03-5660-6499
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