2009/11/10
勝間和代さんと池田信夫氏のどちらが正しいか?
スキャンを先週週末に購入したので、この貞子ブログでも、貴重な統計資料をブログ上でも駆使できるようになったので、少しは説得力のある文章になるのではないか・・・と思う。
以下は、FEDと日銀と、どちらが迅速に量的金融緩和を断行したのか、よく理解できると思う。


日銀が2006年3月に量的金融緩和を解除した様子が、上の統計からも理解できる。
金融政策は、即効性はない。
金融政策は、たとえそれが「量的金融緩和の解除」であっても、経済活動に影響を与えられるまで1年はかかるようだ。
日本経済が減速し始めたのは、2007年春からだ。
もちろんその前に、建設基準法の改悪や金融商品取引法の改悪や上限金利法の改悪も重なっているから、日銀の2006年春の「量的金融緩和の解除」だけが、2007年春からの日本経済の失速の原因であるとは、言えないが、「日銀の2006年春の量的金融緩和の解除」も、2007年春からの日本経済の減速の一因となっていると考えられる。
このあたりは、2007年春からの消費者物価指数(日本の場合は、コアコア消費者物価指数)をもっとよく観察しないと、まだ、なんとも言えない。
話は変わるが、
池田信夫ブログの
「勝間和代氏のためのマクロ経済学入門」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51307531.html
を、ぜひとも参照されたし。
少なくとも、
アメリカ経済は、FEDのダイナミックなマネー供給の結果、コア消費者物価指数においては、まだデフレになっていない。
よって、池田信夫氏の「アメリカでもインフレは起きていない」という指摘は、ただしい。
ちなみに、2009年9月のアメリカのコア消費者物価指数は、対前年度比で、プラス1.5%である。この1.5%というのは、なんとかデフレに陥っていない状態といった感じです。
けれども、勝間和代氏の、「まず、デフレを止めよう」というも、一理あります。
日本国内のコアコア消費者物価指数が、対前年度比でマイナスになっている今、
今の日銀がもっとダイナミックにマネーサプライを供給することは、「やってみる価値」はあるのではないか・・・・。
今の日本経済は、いくらマネーサプライを供給しても、デフレ圧力のほうがすこぶる大きいので、インフレを恐れることはないとは思います。
よれよりも、本当に、ハイパワードマネーの供給で、「今の日本のデフレを止められるか?」「せめて、日本国内のコアコア消費者物価指数をプラスマイナスゼロまでに、もってゆけるのではないか?」のほうが、私には興味があります。是非ともハイパワードマネーを使って、政府は実験してみてほしい・・・。
ただし、「本来、財務省による財政出動も、日銀の超の付く金融緩和政策も、たいした景気対策にはならない。副作用のほうが大きい」といった認識は、とても大切です。
すると、「財務省による財政出動とか、日銀による金融緩和政策とは、何か?」
といった命題に突き当たるのですが、
この命題とは、「財務省による財政出動も、日銀による金融緩和政策も、副作用はあるけど、不況期における弱者に対しては、痛みを緩和させる作用がすこぶるある」という一点に尽きます。
「ハイパワードマネーの供給は、経済政策としては有効ではないけれども、人道主義的観点から見た場合、一時しのぎ的な効力がある」という一点に尽きるのです。
すると、ハイパワードマネーの副作用(超の付く金融緩和政策は、巡り巡って、資源コモディティー市場などで、バブルを起こしてしまう副作用があります)を極力最小限にとどめるためには、
やはり、「日銀に国債を買いささえさせる」よりも、「財務省による政府紙幣の発行」(←将来、回収する予定のない政府紙幣。日本国内だけで通用する財務省発行の商品券のようなもの)が良いのではないか、などと、私は考えているわけです。
上の統計からも分かるように、
アメリカのFEDは、2009年から、思いっきりマネーサプライをじゃぶじゃぶにしたので、ドル安になっております。なんとかデフレも起きていない。
日本国内のマネーサプライも、もっと思いっきりマネーをジャブジャブにすれば、デフレは止められるし、円安は起きるかもしれないです。
勝間和代氏の「固定相場」については、池田氏御指摘のように、「言語道断」です。
もちろん、デフレ対策にとって一番肝心なのは、労働市場をはじめとする構造改革(規制緩和)によって、日本経済の潜在成長率を引き上げるのが、最も有効であるとする私の立場は、今まで通り変わっておりません。
けれども、ハイパワードマネー(政府紙幣)の利用も、この際だから、もうちょっと考えてみたらよいと思います。
今回の大不況では、「使えそうなものは、すべて使う」くらいの「人道上の覚悟」も、必要なのではないでしょうか・・・。
とりあえず、走り書き。
【余談】個人的には、私は勝間「本」は苦手だ。苦手な理由は、狭い世界の世間話を聞いているみたいで、なんか、つまらないからだ。
勝間本は、「なぜ、誰でも知っていることばかり書いているのに、売れるのかしら?」と不思議なのだ。
たぶん、彼女の本を読んでいる人々は、「ライトノベル」を読むような感じで、彼女の書籍を「ひまつぶし」に読んでいるのかもしれない。
勝間和代氏がメディアに登場すると、私は、私の死んだ母(はっきりとし過ぎた眼鼻立ちといい、バイタリティーの高さといい、身体の大きさといい、女にしておくのが、もったいないような人だった。一人の女性としては、平素は異常にポジティブだったのだけど、一人の人間としては、意外と能力が低くインキャラでファシストで情け容赦のない人だった・・・)を思い出しておびえてしまうのは、なぜだろうか・・・・・。気のせいだろうか・・・。
【追記】
読みやすいように、文章の一部を手直ししました。
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以下は、FEDと日銀と、どちらが迅速に量的金融緩和を断行したのか、よく理解できると思う。


日銀が2006年3月に量的金融緩和を解除した様子が、上の統計からも理解できる。
金融政策は、即効性はない。
金融政策は、たとえそれが「量的金融緩和の解除」であっても、経済活動に影響を与えられるまで1年はかかるようだ。
日本経済が減速し始めたのは、2007年春からだ。
もちろんその前に、建設基準法の改悪や金融商品取引法の改悪や上限金利法の改悪も重なっているから、日銀の2006年春の「量的金融緩和の解除」だけが、2007年春からの日本経済の失速の原因であるとは、言えないが、「日銀の2006年春の量的金融緩和の解除」も、2007年春からの日本経済の減速の一因となっていると考えられる。
このあたりは、2007年春からの消費者物価指数(日本の場合は、コアコア消費者物価指数)をもっとよく観察しないと、まだ、なんとも言えない。
話は変わるが、
池田信夫ブログの
「勝間和代氏のためのマクロ経済学入門」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51307531.html
を、ぜひとも参照されたし。
少なくとも、
アメリカ経済は、FEDのダイナミックなマネー供給の結果、コア消費者物価指数においては、まだデフレになっていない。
よって、池田信夫氏の「アメリカでもインフレは起きていない」という指摘は、ただしい。
ちなみに、2009年9月のアメリカのコア消費者物価指数は、対前年度比で、プラス1.5%である。この1.5%というのは、なんとかデフレに陥っていない状態といった感じです。
けれども、勝間和代氏の、「まず、デフレを止めよう」というも、一理あります。
日本国内のコアコア消費者物価指数が、対前年度比でマイナスになっている今、
今の日銀がもっとダイナミックにマネーサプライを供給することは、「やってみる価値」はあるのではないか・・・・。
今の日本経済は、いくらマネーサプライを供給しても、デフレ圧力のほうがすこぶる大きいので、インフレを恐れることはないとは思います。
よれよりも、本当に、ハイパワードマネーの供給で、「今の日本のデフレを止められるか?」「せめて、日本国内のコアコア消費者物価指数をプラスマイナスゼロまでに、もってゆけるのではないか?」のほうが、私には興味があります。是非ともハイパワードマネーを使って、政府は実験してみてほしい・・・。
ただし、「本来、財務省による財政出動も、日銀の超の付く金融緩和政策も、たいした景気対策にはならない。副作用のほうが大きい」といった認識は、とても大切です。
すると、「財務省による財政出動とか、日銀による金融緩和政策とは、何か?」
といった命題に突き当たるのですが、
この命題とは、「財務省による財政出動も、日銀による金融緩和政策も、副作用はあるけど、不況期における弱者に対しては、痛みを緩和させる作用がすこぶるある」という一点に尽きます。
「ハイパワードマネーの供給は、経済政策としては有効ではないけれども、人道主義的観点から見た場合、一時しのぎ的な効力がある」という一点に尽きるのです。
すると、ハイパワードマネーの副作用(超の付く金融緩和政策は、巡り巡って、資源コモディティー市場などで、バブルを起こしてしまう副作用があります)を極力最小限にとどめるためには、
やはり、「日銀に国債を買いささえさせる」よりも、「財務省による政府紙幣の発行」(←将来、回収する予定のない政府紙幣。日本国内だけで通用する財務省発行の商品券のようなもの)が良いのではないか、などと、私は考えているわけです。
上の統計からも分かるように、
アメリカのFEDは、2009年から、思いっきりマネーサプライをじゃぶじゃぶにしたので、ドル安になっております。なんとかデフレも起きていない。
日本国内のマネーサプライも、もっと思いっきりマネーをジャブジャブにすれば、デフレは止められるし、円安は起きるかもしれないです。
勝間和代氏の「固定相場」については、池田氏御指摘のように、「言語道断」です。
もちろん、デフレ対策にとって一番肝心なのは、労働市場をはじめとする構造改革(規制緩和)によって、日本経済の潜在成長率を引き上げるのが、最も有効であるとする私の立場は、今まで通り変わっておりません。
けれども、ハイパワードマネー(政府紙幣)の利用も、この際だから、もうちょっと考えてみたらよいと思います。
今回の大不況では、「使えそうなものは、すべて使う」くらいの「人道上の覚悟」も、必要なのではないでしょうか・・・。
とりあえず、走り書き。
【余談】個人的には、私は勝間「本」は苦手だ。苦手な理由は、狭い世界の世間話を聞いているみたいで、なんか、つまらないからだ。
勝間本は、「なぜ、誰でも知っていることばかり書いているのに、売れるのかしら?」と不思議なのだ。
たぶん、彼女の本を読んでいる人々は、「ライトノベル」を読むような感じで、彼女の書籍を「ひまつぶし」に読んでいるのかもしれない。
勝間和代氏がメディアに登場すると、私は、私の死んだ母(はっきりとし過ぎた眼鼻立ちといい、バイタリティーの高さといい、身体の大きさといい、女にしておくのが、もったいないような人だった。一人の女性としては、平素は異常にポジティブだったのだけど、一人の人間としては、意外と能力が低くインキャラでファシストで情け容赦のない人だった・・・)を思い出しておびえてしまうのは、なぜだろうか・・・・・。気のせいだろうか・・・。
【追記】
読みやすいように、文章の一部を手直ししました。
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