2017/5/13

お知らせ  

いつもこのブログを読んで下さってありがとうございました。
新しいブログを開設しました。
しばらく英語で記事を書いてみる予定です。
https://climbingrose.blog
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2017/4/18

Alone on the Wall  

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アレックス・オノルドのこの本を読みたくて、近所の図書館に入るのをじっと待っていましたが、図書館で買いそうもありません。山と渓谷社から出版された翻訳本はとても高いので(2,700yen)、洋書(1,290yen)を買いました。表紙が素敵です。

アレックスはフリーソロで難しい壁を登ることで有名になったクライマー。生い立ちから、なぜ一人で登るようになったか、どんな生活をしているのかが描かれます。彼の独白、登攀の記録、仲間の証言、この本の共著者による説明やコメントなど、複数の人間の視点からアレックスの人となりが浮かび上がって面白い。

純粋ですが、ちょっと気難しそうだし、浮世離れした行動を取ることもあり、こんな天才クライマーとパートナーを組むのは大変です。登るのが遅かったり、やさしいルートでボルトを打ったりすると文句を言います。彼はフルタイムのクライマーで、改造したバンに住んで、ストイックな生活をしています。長くつきあったガールフレンドがいても、クライミングが優先、家族を持ちたくない、自由でいたいので結局別れることになってしまいます。

ユタ州のムーンライトバットレスやヨセミテのハーフドームでのフリーソロから話が始まります。ムーンライトバットレスではリハーサルをしてすべてのホールド、ムーブを記憶しました。それだけでもすごいことですが、リハーサルをするよりオンサイトでフリーソロに取り組む方が楽しいと思っているようで、リハーサルをしないフリーソロもたびたびやっています。すべてのシークエンスをイメージして、その通りに体を動かし、行き詰るとムーブをリバースしてクライムダウンもします。だから落ちない。今までのところは。

チャドやニューファンドランド島でのクライミング、エルキャピタンのノーズでのスピード競争。ここで平山裕示の名前も出てきました。ハンス・フロラインと平山裕示は、最初の記録が破られたあともう一度スピード登攀し、ディーン・ポッターのスピード記録を破ります。
In September 2002, paired with a new speed demon, the Japanese Yuji Hirayama, Florine trumped Potter’s feat. (p137)

アラスカでの雪山登山。メキシコ (エルポトレロチコ)でのセンデロ・ルミノソというマルチピッチのクライミングもあります。スポンサーがつき、撮影隊がついてくることもありますが、撮影クルーの気の使い方はすさまじい。ソロで登ってと頼みたくはない、近くでアレックスの気を散らすような行動はしない、圧力はかけない。もし彼が落ちたら責任を感じて苦しむことになるから。

クライマックスはパタゴニアのフィッツロイ、7つのピークを踏みながらの縦走です。短い装備リストに唖然とします。危険なほどに絞り込んでいます。アプローチシューズで登るとか(アイゼンは現地で会った敗退するクライマーにもらう)、アックスは2人で1本(普通なら4本?)、アイススクリュー1個、寝袋も1個、ダウンジャケットは2人で1枚とか。このダウンジャケットをアレックスは独り占めし、トミーはがたがた震えながら眠れない3晩を過ごしたのです。最後の夜はトミーが着たようですが。

二人で同時登攀しながら、リードのアレックスが全くプロテクションを取らないピッチでセカンドのトミーが震えるシーンもあり、笑えます。
I hoped to God that he had some gear in. Best not think too much about it.
(アレックスがギアを入れてくれるようにと神に祈った。あまり考えない方がいい。)

最後の章でアレックスは自分について、クライミングについて、フリーソロについて、ガールフレンドとの別れについて、慈善活動について、しみじみと語っています。誠実に、正直に自分の考えを述べています。彼の言葉は深く、とても美しい。

If I have a certain gift, it’s the ability to keep myself together in places that allow no room for error.
(もし私に天分があるとすれば、エラーが許されないような場所で自分の心を乱さないことだ。)
I feel just the way I did when I dropped out of Berkley at nineteen that there’s nothing in life half interesting as climbing.
(19歳でバークレイからドロップアウトして以来、人生でクライミングの半分ほども面白いものに出会っていないんだ。)

彼は他のすべてのものを捨ててクライミングだけに集中しています。諦めているという意識もないでしょうね。好きなものをひたすら追求しているのですから。

ざら紙に印刷された文字とたった16ページの写真をのせたこのペーパーバックで私の好奇心は満たされてしまい、彼のフリーソロをビデオや映画で見たいという欲求が無くなりました。

こういう人には長生きしてもらいたいと願うのみです。
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2017/4/5

平日の城ケ崎クライミング  クライミング

4月4日(火)はクライミング講習で城ケ崎シーサイド、4月5日(水)は自主トレで城ケ崎茜の浜〜フナムシロックで登りました。

ファミリーが日陰で風が冷たく、寒かったので急遽シーサイドに移動しました。サンセットで、トップロープで4本のルート(計8回!)トライしました。

ストロベリーティー(10b)とペパーミントに吹かれて(5.9)は登れました。
ティンカーベル(10b)と海賊フック(10b)に苦戦。それぞれ3回トライしました。
ティンカーベルはやむなく右に大きく回り込んで下部のかぶりを回避。リップから上はカルボナーラのアンカーにつながっています。テンションも入り、心残りでした。

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上の人が登っているのがストロベリーティー、黄色のシャツの人が登っているのがティンカーベルです。

海賊フックは出だしのかぶりでどうしてもぶら下がってしまうので、左のクラックを直上。そこも消耗して、トラバースもうまくできず、上のフェースもテンションが入り、散々でした。
今回は同じルートに何度でも取りつくというスタイルで頑張ってみました。

夜は民宿で。サザエのつぼ焼きとホタルイカのヌタとホタテ貝柱のフライと焼いたブリとお刺身。
ビールと焼酎を飲んで幸せ。

翌日は茜の浜に。前日の疲れも筋肉痛もありません。登れそうなルートがないのでトップロープをかけました。ツワブキ(10a)とイソギク(5.9)の間なので、どちらも登れます。とりついてみるとどちらも難しく、まともに登れません。さらに右のキャンドル(5.9)にロープを移動しましたが、核心で縦ホールドがつかめず、身動きができなくなり諦めました。

そこでフナムシに移動。いつものスペースがあいており駐車できました。岩場には誰もいません。
鬼殺し(5.7)をリードトライ。テンション入る。次にトップロープで登りました。
左の純(5.8)は核心部のクラックが広くジャムがききにくいと言われましたが、私の手でぴったりでした。

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グレードが低くてもいいからリードで登れるようにしないとクライミングに行けません。これからの季節、なるべく外岩に行ってトレーニングしなくては。

それにしてもクラックはフェースとは使う筋肉が違うようで、ものすごい筋肉痛になりました。

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2017/4/3

雪崩  

山スキーの講習に参加していた頃、埋没体験というのをやったことがあります。谷川岳湯檜曽で雪上訓練の一環でした。長方形の穴に横たわるとまわりの人が雪をスコップで投げてきます。下半身埋まった段階で身動きできなくなりました。顔まで雪で埋まると真っ暗になります。怖いです。掘り出してもらってほっとしました。

山スキーに適した30度〜40度の斜面で雪崩が起きやすいとか、雪に埋まったら窒息しないように口のまわりに空間をつくるとか、雪崩に巻き込まれそうになったら泳いで(?)体が浮き上がるようにするといいとか、いろいろと教わりましたが。実際にできるかどうか。

雪山に入らなくなって久しく、今心惹かれるのは雪見風呂とか雪見酒です…。

今回の事故で亡くなった高校生、引率の教師の方のご冥福をお祈りします。
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2017/3/21

春の岩場巡り  クライミング

三連休(3/18-21)で三か所の岩場巡りという夢のような旅をしてきました。
お正月に静岡県のクライマーから城山の「ポンポコランド」のトポをもらい、行ってみたくなりました。城山ではあちこちの岩場に足を踏み入れていますが、ポンポコランドという岩場はその名前も知りませんでした。

城山山頂を目指すと、途中で薄い踏み跡が左に降りています。その分岐に小さな木の標識があり、消えそうな字がポンポコランドと読めます。急な踏みあとをじわじわと降りていくとフィックスロープが出てきました。そこからさらに降りると右と左に岩場がありますが、左側のポコに向かいました。下に荷物を置いてロープを持って壁の右端まで上がって行きました。右奥は驚くほど苔だらけでした。グレードが低く、傾斜がゆるく、登る人が少ないせいで苔が生えるのでしょう。

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右端のルートは「猫の額」5.5。グレードは低いですが、階段はすべて外傾しており、スメアしたくなるような浅いくぼみには苔がついています。とりあえず登って隣の5.6「八重桜」にトップロープをかけました。その左に5.8「牡丹」があります。その3本で遊びました。その横に10a「小桜」がありますが、壁が立っているし、ホールドも良くわかりません。

夕方になってクライマーが4人来ました。先生と講習生3人という構成のようで、多分、クッキングワールドの帰りに寄ったのでしょう。岩の中央にある「復活の日」10aにトップロープをかけて登っています。面白そうなルートでしたが、長いルートで上が見えないし、トポに「核心は2か所。どちらもリーチがないと辛い」と書いてあるので、私はトライしませんでした。
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上の写真が復活の日の下部、下の写真が上部です。
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この写真はポコの岩場の右端です。コーナーのルートはかなり苔が生えています。

少しおそうじすれば楽しく登れるかも知れません。金属たわしを持っていけばいいのかな…?

翌日は天城の「滑沢渓谷」を歩きました。広場から歩くこと30分で太郎杉(樹齢450年、県の天然記念物)があります。そこで折り返すようになっているのですが(林道が崩落していると表示がある)、崩落地点まで行ってみようということになりました。車の通れる林道が15分ほど続き、林道が終わります。そこから山に入っていくと古いピンクのテープが枝に巻き付けてありました。全く手入れをしていないようで、道がかなり荒れています。それ以上進むのはやめて戻りました。2004年の山と高原地図によるとそこから点線になり、また実線になり、滑沢峠(稜線)に出られるようになっています。通行禁止の林道沿いには美しい滝もあり、もう少し登山道として整備してもいいのではないかと思いますが、ハイカーに入ってもらいたくない理由(施設)があり、立ち入り禁止にしているのかも知れません。

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それから城ケ崎に向かいました。岩場に行くことになりましたが、予定になかったのでカムがありません。上からトップロープを張れるファミリーに行きました。十数人のクライマーでそこそこに混んでいました。一番右のビギナーズクラック5.6があいていたのでトップロープをはりました。ロープを持って崖の上を歩くのは緊張します。ロープをセットして懸垂下降しました。このルート1本で遊んでこの日は終わり。

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3日目は帰りがけに湯河原幕岩に寄りました。梅祭りは終わっており、駐車場は無料、入場料もありません。岩場はあまり混んでいなくて、桃源郷のやさしいルートがすぐ空きました。シルクロード5.7、ウォッシング5.7、アボリジニ10aを登ってお昼頃には出発しました。

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2017/1/29

伊予ガ岳(南房総)  ハイキング&登山

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千葉県でハイキングするのは大変です。分県ガイド「千葉県の山」に出ている一番低い山の標高って73mなんです。長野県民や山梨県民がきいたらひっくり返りそうですね。

で、今回は伊予ガ岳に行ってきました。千葉県で唯一「岳」という名前のついた山だそうです。上部の岩稜に期待しました。

歩行時間は1時間35分 とあります。登山口(神社)の駐車場に行くとすでに20台ぐらい車が停まっていました。殆どが千葉県内のナンバープレートですが、千葉県の山でこれほど多くの車を見たのは初めてです。人気の山なのですね。

ちょっと遅いけど11時35分に登り始めました。よく整備された登山道で、かなりの部分に木の幹を模した杭と鎖でフェンスが作ってあります。登り始めて30分ほどで、小さな見晴台に着きました。ここから先は危険という立て札があります。
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自己責任で行ってくれ、という意味ですね。ここでやめる人はいないと思うけど。上は確かに危険でした。岩場に砂がのっており、ずるずると滑ります。フィックスロープが次から次へと出てきますが、緊張する場面が続きました。特に下りが怖そう。

すれ違いのための待ち時間もいれて15分ほどで頂上(南峰)に着きました。展望はありますがもやっており、富士山も見えません。狭くてあまり長居するところでもなく、北峰に向かいました。2回登り返しがあってたどりつきましたが、北峰には標識もなく、三角点があるだけです。少し奥まったところで、コンビニで買ったおにぎりを食べました。そこからは先には明確な登山道はなく、来た道を戻るようになっています。南峰に戻って下山を始めました。慎重にロープを使って下ります。
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ようやく見晴台に着いて一安心。

見晴台から少し降りたところに分岐があり、富山(とみさん)という標識があります。そちらへ進み、車道(89号線)に出ました。車道を15分歩いて、午後2時過ぎに神社の駐車場に出ました。ハイキングというよりお散歩のような山行でした。
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2017/1/7

Meru  

MERUという映画を見てきました。年末にスタートした映画ですが、早く終わってしまいそうな気配です。見たい人は急ぎましょう。上映館も少なく、丸の内ピカデリー(有楽町)まで行きました。今のところ1日に2回上映されています。

映画は今まで見た山岳映画の中で、一番良かった。まあ、ドキュメンタリーみたいなものです。インドヒマラヤのメルーのシャークスフィン登攀の実録ですが、3人のクライマーのうち2名がカメラマンでもあります。そのどちらかがカメラを持って撮影するときと、小さいカメラをヘルメットか何かに装着しているとき、カメラを固定して3人が映っているときがあるような気がしました 。

多分すべて本物で、すごい迫力。ヒマラヤの設定でニュージーランドの山で撮影した映画や、セットやCGを使って撮影した映画とは比べものになりません。アイスと雪と岩がミックスした花崗岩の壁で、核心部は前傾壁になっています。そんな壁をリードするクライマーを至近距離で捉えた映像はなかなか見られるものではありません。複雑で困難な壁。一回目はあと標高差で100mを残して退却したのでした。

挿入される山岳事故の話が強烈です。帰国後、カメラマンとして山岳スノーボーダーを撮影中に崖から落ちて重症を負うレナン。頭蓋骨骨折と頸椎損傷で脳への血流が半分になります。同じ山域で4日後に撮影中に雪崩でふきとばされ無傷で生き延びたジミー。巨大な雪崩がゆっくりと流れ、速度を増して爆発するようにスクリーンいっぱいに広がります。

メルー行きが5か月後にせまっており、リハビリにはげむレナンを連れていくべきか2人は悩みます。メルー行きが心の支えだったレナンが行くと決め、一緒についていくのです。

また、コンラッドのメンター(先生の役割を果たした先輩クライマー)がデナリで遭難した話。その後知り合って一緒に登っていた強いパートナー(アレックス・ロウ)がコンラッドの目の前で雪崩に埋もれて死亡した話。しばらく精神的におかしくなったコンラッドがその後アレックスの未亡人と愛し合うようになりついに再婚し、3人の男の子を彼の養子にした話。一流クライマーのまわりは死のにおいに満ちています。

2回目のトライでも、レナンが意識朦朧となったり、ポータレッジのポールが雪崩で折れたりと、ハラハラするシーンが続きます。でも3人はテントの中で明るく冗談を言いあったりします。そこがとてもリアル。登攀の最後の方で難しい壁をコンラッドが登り切り、最後のピッチを目の前にして、ジミーに「登れ」と言います。そしてジミーがリードで抜けて、ついに初登頂を果たしたのでした。

有名な作家でもあるジョン・クラカワーが語り手となって登場し、淡々とストーリーを説明し、場面をつないでいきます。大げさに叫ぶクライマーもいないし、スペクタクルを売りにするわけでもなく、誠実さにあふれた映画でした。(とは言え、登山をする人しか興味を持たないテーマだし、登攀の経験のある人にしか感情移入しにくい世界かもしれません。)

たくさんの人に見て欲しい映画です。
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2017/1/1

城山クライミング  クライミング

新春は暖かい伊豆でクライミングをしてきました。
大晦日にザックを背負って静岡へ。東海道線の国府津駅付近で人身事故があり、全部で5時間もかかってしまいました。

たどりついた友人宅に泊まって翌日に備えます。1月1日、朝早く出て一路城山へ。道路から白い雪をかぶった富士山が大きく見えて「わあ、富士山だ!」と私が叫んでも静岡育ちの友人からは反応がありません。珍しくないことらしい。千葉県だと、小さな山の頂上から富士山が遠くにうっすら見えるだけで、みんな興奮するのですが。
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城山林道を登ったら朝9時だというのに路肩の駐車スペースがいっぱいです。関西とか東北、北関東からの車が多い。ほとんどの人がワイルドボアゴージュをめざして行ったのでしょう。
私たちは城山頂上からクッキングワールドに降りましたが、途中でパートナーが枯葉で滑って足の筋肉を傷めてしまいました。心配でおろおろしましたが、ビレイはできるというので私一人で登りました。

まずは5.8の「イタリアンジェラート」から。グレードは低いし、壁は寝ているし、昔登ったことがあるし、で余裕のつもりでしたが…。出だしが悪い。やむなく1ピン目をプリクリ。奮闘して抜けました。友人によれば、このルートで苦労して、それきり外岩のクライミングをやめて室内オンリーになった知人がいるそうです。確かに5.8で苦労するようだと外岩に行っても辛い。自信も打ち砕かれます。

方針を変え、壁の上でアンカーにトップロープをセットして登ることにしました。1月1日から救急車のお世話になるのは避けねば。
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始の辣韮漬(らっきょう漬けと読むのでしょうか?)5.9
トマッテーナ(上部の薄かぶりの抜け口が核心。もがいた。)10b
青椒肉絲(リードして下の方で落ちたらグラウンドフォールだ)10b
ストロガノフ(まったく歯が立たず。上部はヌンチャクをつかむ。)11c

どれも難しい。少しずつホールドが剥がれ落ちているのかもしれません。

のんびり、休み休み登ったので、この辺で3時を過ぎました。けが人がいるのでゆっくり登り返して頂上から登山道を歩き、4時ごろ車のところに戻りました。車で城山林道を降り、修善寺の民宿に5時ごろ到着しました。
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予約サイトを使ったのですが、1月1日に民宿がとれたのは驚きです。「わらじ」という宿。特にお正月だから高いということもなく、普通の値段です。温泉はありませんが、とても感じの良い民宿でした。お料理もおいしかった。クライマーのグループが同宿していましたが、特別にリクエストがあったとのことで、イノシシ鍋が出ました!(ご主人が猟をして自分で仕留めたイノシシ。)伊豆ならではのおいしい刺身も。その他。日本茶もえもいわれずおいしい。ちょっとひなびた処にあり、お部屋からは川と、椎茸の原木栽培が見えました。城山クライミングをするときは便利な宿だと思います。

翌日は旧天城トンネルを見学して八丁池に登る登山口を確認しました。
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このあたりはバスが通るようです。道の駅に寄り、沼津駅に送ってもらって電車に乗りました。大きな荷物が邪魔ですが、電車は渋滞がないので楽です。前泊つき、足つきで、ロープとヌンチャクも貸してもらって「おんぶにだっこ」のクライミングツアーでした。いつか恩返しするからね〜。
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2016/11/12

小野岳(南会津)  ハイキング&登山

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名残の紅葉を追いかけて会津へ、友人とプチ・ハイキングをしてきました。

「塔のへつり」の地図を見ていたら近くに山があるではありませんか。小野岳。大内宿から登山できて、湯野上温泉駅に下山できる。これは便利だ。急いで準備をしました。国土地理院の地図を検索。登山計画書をつくる。ネットで登山報告を読む。コースタイムは3時間半ぐらいかなあ…。あとで調べると登りが800m、下りは1000mの標高差でした。

大内宿登山口を朝11時35分に出発。小野観音登山口(湯野上温泉側)に降りてきたのが16時、湯野上温泉駅に着いたのが16時20分でした。下山まで約4時間半です。

JR、東武線、野岩鉄道、会津鉄道と約5時間かけて湯野上温泉駅に着きました。野岩鉄道と会津鉄道では車窓から沿線の山々の素晴らしい紅葉を見ることができました。
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隣にすわったおじさんがいろいろ話してくれました。男鹿岳や浅草岳での遭難の話、湯野上温泉駅前の○○商店のご主人が宿の手配をしてくれる、湯野上温泉のお湯は熱い、ぶなの倒木になめこが出る、野生の舞茸はおいしい、などなど。

湯野上温泉駅に着くと○○商店からご主人が出てくるではありませんか。バスに乗るので商店に寄る時間はありません。「何時ごろ戻ってくるの?」と訊かれて「4時ごろ」と答えてバスに向かいました。

10時40分の猿遊号(バス)に乗って15分、10時55分に大内宿に到着しました。同じバスが大内宿と湯野上温泉駅を1日に4〜5回往復するしくみです。車掌さんは乗客全員が帰りの便のどれかに乗ると思っている様子。私たちは戻らないことを知ってもらうためにも、バスを降りながら車掌さんに「小野岳の登山口はどこですか」と訊くと一瞬驚いた表情に。バスの運転手さんに登山口まで行って、と頼んでいます。「大内宿を見学してから行くからいいです。」と断るとさらに「えっ」という感じの反応が。この時間に登山者を連れてきたことはあるがその人たちは大内宿の観光をせずにまっすぐ登山口に向かったとか。この車掌さん、大内宿まで私たちについてきて、「食べ物は持っていますか?暖かい服はありますか?熊鈴は持っていますか?」と訊いてきました。私たちが素人ではないかと心配しているようです。そして、大内宿から登山口へ向かう車道にまっすぐ抜けるルートを教えてくれました。

そこで大内宿の観光はなるべく短くすることに。
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通りを抜けて高台の展望台で写真を撮り、そのまま先ほどの自動車道路に合流しました。登山口を見つけて一安心。しばらく歩くとトレールが始まるところにもうひとつ登山口の標識と登山届用のポストがありました。
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中には小さなメモが一枚。2週間前の10月下旬の日付が書いてあります。この山はもう人が入っていないのかもしれません。

登山道は歩きやすく整備されて、標識もたくさん出てきます。
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冬の気配で、紅葉は終わっていましたが、楽しく歩いているうちに手前の小さなピークに着きました。そこで昼食を食べ、歩き続けました。一度下って登り返し。途中できのこを見つけました。(ぶなの倒木になめこが生えていた!)上のほうにはわずかに雪がありますが、人が踏んだあとはありません。雪に残る小さな獣の足跡は鳥のようです。
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地面を歩く鳥は雉でしょうか。頂上にたどり着いてみると誰もいませんでした。
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夕暮れが早いので急いで下山開始です(14時)。下りの道は落ち葉に覆われた斜面をトラバース気味に降りていきます。
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落ち葉の下は泥で、何度もすべって転びそうになりました。この道には標識が出てきません。(下の方にひとつだけありました。)
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ピンクのテープが木に巻いてありますが、新しいのと古いのがまじっています。途中から古いのばかりになり、間があいてきました。踏みあとも薄いところがあり、ルート探しに真剣になりました。ジグザグと曲がるたびに右へ行く道の方が長くて、少しずつ右に降りていきます。まさか大内宿に戻っているのではないだろうな。これであっているのか?私はほとんどパニック状態でした。

やがて道は大きく左にカーブして、小野岳登山口の標識があり、道はまっすぐに左に向かっています。ひたすら進むと、もうひとつ標識があり、小野観音に向かうと人里が見えてきました。
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良かった。無事下山です。駅に着くと駅前の○○商店のご主人も出てきましたが、私たちのことを心配していたようでした。ハイキングに行くとは言っていなかったのですが、車掌さんから私たちが山に入ったときいたのでしょう。捜索隊の出動に至らなくて良かった!

この山は大内宿からの登山口が表玄関です。小野観音(湯野上温泉駅)に降りる道はいわば裏口。林業のための仕事道の感じです。あまり整備されず、標識もわずか。山の下部の傾斜は急なので、道をはずれると危ないです。小さな山の方が道迷いの危険が大きいのではないかと常々思っていましたが、小野岳に登ってその思いを強くしました。これで迷い込む人はいないのでしょうか!?

それにしても会津の人々の人情を感じる旅でもありました。次は七ヶ岳か、荒海岳か。男鹿岳も面白そうです。花の季節か紅葉の盛りに行きたいです。

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2016/11/6

半年ぶりのフリー、幕岩で  クライミング

11月3日は晴れの特異日のはずですが、どうしても深夜から明け方まで傘マークが消えません。でも行きたい、登りたい。湯河原幕岩を目指して朝早く家を出ました。腕時計が遅れていて一本電車に乗りそこない、東海道線が信号機故障で遅れ、やっとのことで湯河原着。パートナーの車に拾ってもらって幕岩へ着きました。

祝日なのにそんなに混雑していなかったのは多分、天気予報のおかげです。アリババの岩場に行ってそこで一日過ごしました。
楽勝!のはずのルートが難しく見えます。登ってみるとやっぱり難しい。筋肉が落ちて引きつけがきかないと、体があがらないし、クリップできません。

シャワーコロン(10aになってそうです) 1ピン目はプリクリ、なんとかリードで抜けてトップロープをはる。
ニューアライ(10aだったけど) トップロープで。2ピンしかない悪いルートで、フォールすると危険。
でも身長が170cmぐらいあるといいホールドにのってクリップできるのを発見した。
アリババ(10b)以前は機械的に登れたのに、敗退、パートナーに交代してTRをはってもらう。
TRで登っても3ピン目あたりが解決せず。
アン(今は10aにグレードアップ)出だしのボルダームーブが面白い。リードはこわいかも。かちホールドを探してなんとか抜ける。

半年ぶりの外岩でのフリークライミングだからしょうがないか。(前回は確か5月の小川山)
最近は忙しくて室内ジムも2か月さぼっていた。また冬に向けてがんばります!


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