レア物?シリーズ第一弾はOCZのPC3500 Platinum Enhanced Bandwidth(EB)です。
Enhanced Bandwidth(帯域強化)ということですが、このMemoryがリリースされた頃はWinbondがDRAM製造を撤退してBH-5/CH-5の生産が終了してしまい、Low-Latency Chipが市場から消え始めた頃でした。
米国ではCL2とCL2.5の速度差に対するアドバンテージを感じていないようで、CL2.5での伸びを重視することでEBなる名称が付いたものと推測しています。
メーカーHP
http://www.ocztechnology.com/products/memory/
ocz_ddr_pc_3500_platinum_enhanced_bandwidth_dual_channel
Review(Anandtech)
http://www.anandtech.com/memory/showdoc.aspx?i=2019

(写真では黄色く写っていますが実際のヒートスプレッダはシルバーです)

実装されているChipはMicronで、基板はB6U808です。
このB6U808基板ですが、よくノ−ブランド品でも使用されておりますが意外と良質で、最近ではOCZの他の製品をはじめA-DATA、CORSAIR(Value select)でも採用されています。(JEDEC非準拠)
ノーブランド品のB6U808とは製造品質が異なると思いますけど。
動作環境
CPU:Pentium4 3.2E(D0)
M/B:P4C800-E Deluxe(BIOS:1016)
CPU冷却:Hydorocool 200
電源:Antec True480
Vcore:1.4125V
Vddr:2.85V
設定:Performance Mode[Turbo] / Performance Acceleration Mode[Enabled]
室温:29℃
※Dual channel動作で104万桁が完走すること
2.5-2-2-5:239.2MHz
2.5-3-2-6:241.0MHz
3-3-2-6:249.1MHz
028*A基板のMicron純正品が2.5-3-3設定にて234MHz前後であり、2.5-2-2ではここまで伸びることはないのでChipは選別品である可能性が高いです。今回、個体差や室温の関係なのかAnandtechのReviewのように255MHz動作は不可能でしたが、2.5-2-2での伸びは非常に良いですね。
EBの肩書きも現在ではSAMSUNG TCCD Chipがあるために意味を成さないと思いますが、時期が時期だけにWinbondの撤退による余波を受けて誕生したとも云えるのではないでしょうか。
(入手して以来始めて使ってみました。笑)

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