2011/11/30

小梅、会いたいよ  日々のこと

小梅がお月様に帰ってからもうすぐ5ヶ月。


毎日は何事もなく過ぎていくのに、
側に小梅がいないことにまだ慣れません。
それどころか、毎日毎日
「もっとああしてあげればよかった」という思いだけが強くなり、
気を緩めると仕事中や電車の中でも泣いてしまいそうになります。

今でも小梅が生き返る夢をしょっちゅう見ます。


部屋で何かを落として大きな音を立ててしまった時、
反射的に「ごめん、小梅!」と思ってしまいます。
そのすぐ後に「そっか、もういないんだっけ…」と思って沈んでしまいます。


小梅がいなくなってから、テレビの動物番組を見られなくなりました。


スーパーに行った時はほとんど毎回、小梅のためにりんごを買っていました。
いまだにスーパーでりんごを見ると買わなきゃ、と一瞬思ってしまいます。
小梅がいなくなってから、一度も買ってません。


私はいい飼い主じゃなかったよね。寂しい思いばっかりさせてたね。
こういう後悔をしないように、一生懸命育ててきたつもりでしたが、
それでもやっぱり押し寄せてくるのは後悔ばかりです。

亡くなった直後は、小梅がいなくなってしまったこと
そのもののショックがとても大きくて、
冷静に考えることが出来なかった。
けど、数ヶ月経って改めて思うことは、
自分が小梅のためにしてきたことよりも、
してあげられなかったことばかりが頭に浮かんで、
やるせない気持ちになります。


いくら後悔しても仕方のないことだとわかってます。

私の周りの友達や家族は私がもう完全に立ち直ってると思っていると思います。
だからこそ、こんな話はここでしか出来ないのです。

誰も読んでないと思うけど、
それでもこの気持ちを言葉にしなくてはいられなかった。


いまだに、小梅がひょっこり帰ってくるような気がしてしまうのです。
それは私の願望に他ならないけど、
小梅の思い出は今でもとても鮮やかに甦り、色あせることがありません。


小梅、おかあさんは小梅に会いたくて仕方ないよ。
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2011/7/30

小梅の誕生日  小梅のいちにち

今日、7月30日は小梅の誕生日です。


ほんとは一緒にお祝いしたかった。
そう出来ると信じていました。


小梅がお月様に帰った日のことを少し書きたいと思います。

まだまだ辛いけれど、この気持ちを忘れないためにも、
ブログに残そうと思います。

暗い記事になってしまいますが、ご勘弁下さい。



+ + + + +


7月4日、月曜日。

会社に行く前。普段と同じように流動食と薬を飲ませました。
その日はいつもよりさらに元気がないように感じて、
仕事を早く切り上げ退社しました。
お土産にパイナップルジュースを買って。

そして家に着くと、小梅はもう歩くどころか
自力で立ち上がることもほとんど出来なくなっていました…。

朝はまだ立って歩いていたのに、そのあまりの急変ぶりに愕然としました。
私は泣きながら小梅を撫で続けることしか出来ませんでした。


2時間ほどそうしていたでしょうか。


流動食はもちろん、薬を飲ませることも出来そうにない状況でしたが、
もしかしたらジュースは飲むかもしれない、と思い、
買ってきたパイナップルジュースをスポイトで取り、口元に近づけてみました。
そしたらすごい勢いで飲もうとするのです。

それがすごく嬉しかった。

うつぶせの状態では飲みづらそうだったので、一度抱き上げ、
飲みやすいようにしてジュースを飲ませました。



大丈夫、小梅はまだ生きようとしている。

きっと朝になったら元気になってる。


そう言い聞かせるように、ひたすら撫で続けました。

けれども小梅の胸に耳を当てると、
元気な時はものすごい速さで脈打っていた心臓の音が
明らかにゆっくりになっていました。

私はその事実から目を背けながら奇跡が起きることを祈っていました。


ソファの上に小梅を乗せて、ずっと撫でていましたが、
日付が変わり、夜中の1時頃、いきなり立ち上がって
ソファの端に置いていた枕の上に飛び乗りました。

危ない、と思いあわてて小梅を元の場所に戻しました。

けれどもそれを何度か繰り返すのです。


落ちたら大変なので、小梅を奥の部屋に移動することにしました。
マットレスの上に小梅を寝かせ、また撫で続けます。


そして3時頃。

さっきと同じようにまたいきなり立ち上がったと思ったら、
マットレスから降りて、でも歩けないのでころんっと横になって
ジタバタしてしまいました。


「どうしたの、小梅」


そう言って抱き上げてマットレスに戻しました。


すると横になったまま大きく何度か息をつき、

そうして、呼吸が止まりました。



動かなくなった小梅。



いやだ。帰ってきて。一人にしないで。





しばらく大声で泣いていました。
絶望でした。



さっきまでゆっくりでも動いていた心臓の音が、
ぴたりと止まってしまいました。
それを何度も確認しては、何度も泣きました。


そこから数時間のことはあまり覚えていません。
ただただ泣いていたような気がします。



翌朝…というか気付いたら明るくなっていましたが、
後輩に会社を休む連絡を入れました。


そしてペット火葬の会社に連絡をし、その日のうちに出張してもらえることに。


方式は個別火葬で、拾骨も遺族が行えるものにしました。


けれども私が何度も思ったことは、
小梅を火葬になんてしたくないという気持ちでした。

まだ小梅はそこにいるのに。
骨だけになるなんて絶対に嫌だ。


しばらくこのまま過ごしちゃダメだろうか。
なんてことを思ったりもしました。

亡くなったことはもちろん理解しているのに、
肉体がなくなってしまうということにとても抵抗がありました。


そうこうしているうちに葬儀の時間はやってきました。


私がすごく救われたのは、その葬儀会社の方がものすごく親切だったことです。
とても物腰の柔らかい方で、ショックでまともな対応が出来ない私にも、
本当に丁寧に接してくれました。


小梅を火葬する台に乗せ、一緒に火葬にしたいものはありますか、と
おっしゃってくださったので、
小梅が大好きだったドライフルーツを周りに敷き詰めました。

お月様でいっぱい食べるんだよ。


そして最後に小梅を撫でて、お別れをしました。
「ありがとう」としか言えませんでした。


拾骨も終わり、部屋には骨壺だけが残りました。


部屋から小梅の姿がなくなり、私の中でとても大きい穴が開きました。


今でも朝晩、フードとお水を替えています。
四十九日まではそうしようと思っています。


お経には、次のように記されているそうです。

「生命が肉体を去った後、次の生存に入るまでの状態が
最長四十九日の中陰(中有)で、我々の肉眼では見る事はできませんが、
目、耳、鼻、口、身、体、意識があり、食べ物を食べる事はありませんが、
その「香り」を食べると言われています。」


「香り」を食べる。

なんだかその言葉がすごく印象に残りました。


ここ最近は自力でご飯を食べることがほとんど出来なくなっていた小梅。
お腹がすいていても、痛みで食べられなかった小梅。
今は痛みもなく、お月様で好きなものをいっぱい食べているのでしょう。

たまにはうちの「香り」も食べに来てね。



四十九日を過ぎたら納骨します。

それで気持ちの区切りがつくわけではないけれど、
私を心配してくれる周りの人たちのためにも、
少しずつ元気にならなきゃな、って思います。


今回のことでは家族や友人にとても心配をかけてしまいました。

けれども、みんな本気で小梅を悼んでくれているのが伝わってきて、
本当に嬉しかったです。


小梅は、うちの子で幸せだったかな…?と考えるととても苦しいです。
一人暮らしで、特にここ数年は残業が多く、
平日は家にいる時間がとても少なかったので、
寂しい思いをいっぱいさせたと思います。

その分休日は極力出かけずに、小梅との時間を作るようにしていましたが、
寂しかっただろうなあ…と思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。


後悔はたくさんありますが、「小梅を看取りたい」という願いは叶いました。


以前も書いたかもしれませんが、
小梅をひとりで死なせたくない、という思いがとても強かったんです。
普段寂しい思いをさせてるんだから、最期の時は絶対一緒にいたい。

でもこんな生活を送っている以上、それが難しいこともわかっていました。
会社にいる時間の方が長いんですから。

けれども、ちゃんと見送ってあげることが出来ました。

もし、家に着いた時に小梅がもう亡くなっていたら、
私の後悔は今よりもっと激しいものになっていたでしょう。

きっと小梅はあの日、待っててくれたんだと思います。

私の後悔を、私の涙を、ひとつ減らしてくれたんです。


+ + + + +


小梅はひいき目なしに本当に可愛くて、人によく懐き、
会う人みんなに愛されました。

そんな小梅と10年ものあいだ一緒にいられたことが、私は本当に幸せでした。

小梅と出会えて良かったと思います。


小梅、ありがとう。

7月30日はこれからも毎年お祝いするからね。

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2011/7/16

小梅、ありがとう。  小梅のいちにち

7月5日 午前3時頃。


小梅がお月様に帰っていきました。


あの日のことを書こうと思って途中まで記事を書いていたんですが、
辛くて最後まで書けませんでした。


私と小梅の10年はあまりにも大き過ぎて、
まだ客観的にあの日のことを語ることが出来ません。


10歳の誕生日を迎えることは出来なかったけれど、
7月30日は小梅のためにお祝いをしようと思います。


今まで見守って下さった皆様、本当にありがとうございました。
みなさんのコメントにどれだけ救われたかわかりません。


心から感謝しています。


そして小梅。
今まで本当にありがとう。
あなたは私のかけがえのない家族です。

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小梅。
享年9歳11ヶ月。


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