2/28(土)に渋谷にてドラゴンランス秘史刊行記念コンベンションが
開催された。
http://www.dragonlance.jp/event.htm
渋谷での開催で、窓から見える風景、食事に行く時の風景が
普段と全く違っていて(笑)新鮮だった!
私は3.5版 15レベルソラムニア騎士オンリーセッションを開催
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hilance/dragonlance-con-regyu.htm
<セッションのイントロ>
スタームたちが<大司教の塔>でドラゴン軍を迎え撃つその日。
史実ではスタームがドラゴン卿とさしで渡り合って時間を稼ぎ、
ローラナがドラゴンオーブを使ってドラゴンたちを塔におびき寄せて
罠にはめて退治した。
しかし、その代償としてスタームはキティアラの手で命を落としてしまう。
そんなスターム最後の日を今一度再現し、
15レベルPCの力を使ってやり直すという話。
PCたちは周囲から見たら1レベルウォリアーにしか見えないので
その制限をどう突破してスタームを助け出すのかというところが
表向きのメインであった。
PCたちは戦記の時代の後という設定のため、スタームの戦い方・歴史は
全て学んでいるものとし、小説の内容は全て知っていてOKという設定。
起こるイベントのタイムラインは全て把握した上で、スタームをどう助けるかという方向で
頭を使ってもらうように仕向けたのは設定通り。
<セッションでは>
イントロを通じて、PLさんたちに
・小説を意識させ過ぎてしまったこと
・歴史を変えるものだという部分を意識させ過ぎてしまったこと
があるわけだが、後者はかなり影響が強かったのかもしれない。
スタームから
「ここは私が時間を稼ぐ。ローラナの指揮に従ってドラゴンを倒してくれ」
と決断を迫られたとき、PCたちはスタームを守る選択肢を選んだ。
逆を言えばローラナを放置してしまったのだ。
「キティアラのジャベリンを防げばスタームは助かる」と
小説を意識させすぎてしまったのも敗因かもしれない。
スタームはPCたちからの援護呪文を全てセーヴして抵抗し、援護を拒んだ。
ローラナはドラゴンオーブの起動に失敗してしまい、
スタームの元にはブルードラゴンが3匹ともやってきてしまった。
初手は当然ブレス3連発。しかも《最大化》済みを食らってスターム死亡。
リバイビファイも拒絶して生きかえることもしなかった。
ブルードラゴンとキティアラを倒した後、大司教の塔に行ってみたものの
そこではローラナが息絶えていた、という悲しいシーンに遭遇してしまった。
しかも黒幕との戦いに巻き込まれてタッスルとフリントも命を落とし、
結果としてパランサスまで陥落する結果となった・・・
<舞台の裏で>
1日を再現するというのは時を巻き戻したわけではない。
PCたちが1日を再現する舞台として運ばれたのは“デミプレーン”
これが要するに「Ravenloft」だったりするわけだ(笑)
実際の歴史を再現したわけではない。
あの1日をデミプレーンで“再演”していたのだ。
PCたちが1レベルウォリアーにしか見えないというのは
出演者たちに課せられたカースの影響だったりする。
スタームを助けるためにデミプレーンに赴くPCたち。
歴史が刻んだ悲劇の結果を良しとしない者が、その悲劇を止めようともがき、
その結果として新たな悲劇を、更なる悲劇を生み出してしまう。
それこそが「Ravenloft」のプレーンおよびマスターが望む最大の喜劇であったりする。
そういう意味ではマスター(黒幕)にとっては最高の喜劇だったわけだ(笑)
「スタームの決意を尊重し、歴史通りに動く」というのも一つの選択肢ではあった。
そこで全力でローラナをサポートしてドラゴン2匹を退治しておくことで
少なくとも更なる悲劇は生まないで済んだ。
あの状況で、スタームを説き伏せるのはかなり難しい。
「さようなら、エルフの姫君」
「あなたの光はこの世を照らすでしょう。わたしの光はかげる時です。
嘆かないでください、ローラナ、泣かないで」
そこまで決意に至った騎士に対しては理詰めの説得ではなく、
魂のこもった説得なり、ロールプレイなりがあったらよかったかなと思う。
「エナジーイミュニティ(電撃)をスタームにキャストする。セーヴ不可なので掛かります。
『キリ・ジョリスよ、これはスタームの決意に反することかもしれません。
私の行いは騎士の誓いを汚すことになるかもしれません。
それでも私はスターム卿の命を救いたいのです。
これが私が掛ける最後の呪文になってもかまいません、どうかこの祈りをかなえてください』」
とかの説得を考えると思うな。これでも説得できるような気がしないが(笑)
<ネタ>
まぁ、ドラゴンランスのRavenloftネタということで黒幕にソス卿を用意してみた(笑)
PLさんたちが
「歴史上の事件をやり直すってどういうことだ?」
「やり直して本当に良いのか?」という、
シナリオの前提そのものに疑問を投げかけると踏んで色々と手がかりを残していた。
つまり、シナリオのイントロの設定そのものに疑問を持って行動しないと
謎が解きにくいシナリオにしてしまったなぁ、というのが大きな反省点。
打ち上げのときも「それは難しいよ」と指摘され、後で思い起こすと
Ravenloftの設定を知ってないと解きにくい話にしてしまったなぁ、と反省しきり。
15レベルで戦闘がハードなシナリオと思わせておいて、
実は騎士対騎士のロールプレイ合戦であり、その舞台にもトリックがあるという
変に入り組んだシナリオだった。もっとシンプルなのが良かったかなぁ。
コンベンションだし、こういうときもあるよね、と反省はすれど後悔はせずにおこう。
参加いただいたPL諸氏、主催の霧島さん、スタッフの皆さんに感謝申し上げたい。

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