辻仁成氏と江国香織氏が意気投合して生まれた作品に「冷静と情熱のあいだ」がありました。
このペパーミントは、まさしく「冷」と「熱」を。
また「集中」と「リラックス」など、正反対のバランスをとるのに優れたハーブです。
今の季節、庭のあちらこちらで、ぐんぐん成長を続けるペパーミントたち。
風がそよぐたびに、クールで爽やかな香りがあたり一面に漂います。
ペパーミントは学名を「Mentha piperita」、シソ科に属します。ミントには多くの種類がありますが、もっともポピュラーで、古代より愛され、使われているのがペパーミントです。
なにしろギリシャ神話にも登場する植物で、学名のMentha(メンター)というニンフ(妖精)が、冥界の王ハーデースから求愛をうけたことを知った、彼の妻ペルセポーネが嫉妬し、メンターをいじめ、地面に踏みつけたといわれます。
ハーデースは、メンターを哀れみ、ハーブの姿に変えたとされるお話です。
体にたいしては、呼吸器と消化器系のトラブルにお役立ち精油です。
特に
胃もたれ、食欲不振、消化不良、嘔吐、吐き気、げっぷ、食中毒、胃痙攣、下痢、便秘、疝痛、鼓腹、口臭や乗り物酔いにもオススメです。
また
冷却効果と
加温効果の両面をもつため、
解熱や筋肉痛、手足のしびれ、頭痛、偏頭痛、歯痛などにも。
鼻粘膜や去痰作用があるので、呼吸器系のトラブルにも役立ちます。
鼻づまりや気管支炎、流感、咳・喘息といった呼吸器系トラブル、鼻炎や花粉症などのツライ症状も、とても楽になります。
心にたいしては、怒りやヒステリーを鎮め、冷静にさせてくれたり、
クールでフレッシュな香りが、集中力を蘇らせてくれるので、
ココいちばんでも頼りになる精油のひとつです。
また集中だけでなく、実は副交感神経をも刺激して、リラックスさせてくれる精油でもあります。
また精神的な疲労や抑鬱を取り去り、しっかりとした気力を取り戻すパワーにもあふれています。
スキンケアに使う場合は、オイリーな肌とヘアーにオススメ。
ニキビや日焼けのほてりに効果的です。
全体的な注意点としては、呼吸器系に働きかけますが、皮膚と粘膜に
刺激が強い場合もあります。多量に使わないこと、特に目の近くでの使用は控えること。
(解熱時にタオルを額にのせているとき、目にかからないようにし、
目は閉じて使っています!)
また妊娠中・授乳期のお母さんも使用は、避けてくださいね。