2008/7/16
「ウーマンな一夜。」
ついに迎えたマイ初日。『ウーマン・イン・ブラック』観て来ました。ホラーだホラーだと五月蝿いくらい言われていた(…つーか情報を集めていた)もんで、心してかからねばならぬ。無類の、希少価値の、究極の、AKIRAは怖がりぃ。「お、おっしゃ、どっからでもかかってこんかい…、お、驚いたりしないぞょょょ…。怖くなんかないぞ。怖くなんか、なんかなんか、ゾゾゾ…」。ちっともぜんたい頼りなく(苦笑)。
幽霊の話。
お化け。
♪お化けなんてないさっ♪お化けなんてウッソさ。
♪寝ぼけたひっとがっ♪見間違えたのさっ!!!
心の中でみんなの歌を大合唱する。AKIRAの中にいるAKIRAとAKIRAとたくさんのAKIRAでの大合唱なのである。開幕を知らせる音と、闇。胸のクリスタルを知らず強く握り締めている。
来る。
そうして来たのはえもいわれぬ演劇という名の創造力だった。きみ時間から約3カ月ぶりの“動く上川さん”に、身体の表面に飛び出ている眼と心に潜んでいる眼とを注ぐ。嗚呼、変わらず存在してくれていたんだと知る。否。あれからの時間ぶんだけ確実に進化する彼のその微かな変化をも見逃したくないのかもしれない。斉藤さんのボソボソ声に聞き耳を立てる、まるで本当に内緒話を聞くように。自然と身体がつんのめって、嗚呼イカン、後ろの人に邪魔だったわね。舞台上に会話という音声のあるときもなぜか静寂を思って沈黙を感じて密やかな冷や汗が湧く。なぜ。なぜ耳が聞いていること以外のものが聞こえるのか、身体の、心の、どこで聞いているのか。眼に見えるものがすべてか一部かまったく判らない。そうして観客は全力を尽くして想像力を湧き上がらせる、あるいは搾り出す、抽出する。
欲を言えば、もちょっと前で観たかった。真ん中のブロックのやや下手寄りのまぁまぁよい席で、この芝居は全体を見渡すところにも秘密があるからベターなのだけど、欲を言えば、言えば、もちょっと近くで表情やら躍動やらを見たかった。分厚いコートの下でピンと張り詰めた肉の動く感じとか、見ているものと聞いているもの、見えないものと聞こえないものの、まとう気配を。次の東京公演も、うーん。同じくらいの席だったよなぁ…。どこかでもう一度、もっと近い席を手に入れることは…、もう無理だろうなぁ。
あるいは、ロンドンに飛べば。
マズイ。
本気で考えちゃいそうだロンドン(苦笑)。
あいや。マズくはないけどね。どのみちAKIRAは神出鬼没がゆえに。
上川さんの声は本当に心地いい。よく響き、よく届く。高く低く切り裂く、あるいはまぁるく包み込む。身振り手振りはロンドンっぽいね。それがまたよく似合っててうふふと思う。とくに長いマフラーを無造作に巻きつけるところが好き。無造作で無意識なところを無意識に見ているのが好きなんだろうなぁ。斉藤さんがいかに本作を抱きしめているかもなんとなく、なんとなくだけど感じたように思えた。台詞の聞こえないところもままあったけど聞こえなくてもいいやって追いかけた。
ピカピカのパンフになんか映ってるね。わざとね。わざと写したのさ、物語に入り込む気持ちで。
温度と、湿度。密室に残った。
興奮の余韻かうまく眠れなかった。何度も寝返りを打つ、寝くじる、黄昏泣きの赤ん坊のように。怖くはない、ワサワサしている感じ。ワサワサ。
わさわさ。
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投稿者:AKIRA
>てぃあさま。いらっしゃいませ♪ 暑い日が続きますがお元気ですか? うわぁ凄い! 最前列でご覧になるなんて自慢しちゃってくださいよ♪ 上川さんは視力がいいと聞いてますのできっと視界に入っちゃいますね。本番中は集中されているだろうけどカーテンコールでアピールしてみたら届くかも? いやいやAKIRAのチケットはいつも自力です(笑)。今年は舞台が続きますから頑張らねばです。今度はてぃあさんの感想を聞かせてくださいね、お待ちしてます♪
投稿者:てぃあ
こんばんは。ご覧になったんですね。
感想、拝見しました。AKIRAさんの、もうちょっと前で観たい気持ち、わかります。
この作品は二人芝居で、俳優の動きだけですべてを表現していきますよね。本当に観客の想像力が勝負です。
パルコでもう少し良く見えるといいですね。
AKIRAさんなら、上川さんの事務所でチケット取ってもらえると思ってました。
ちなみに私は自慢じゃないですが、最前列の
センターで観ますよ。こんなおいしい席、二度と取れないと思ってるので、かなり楽しみです。上川さんの視線に入ったら・・
これ以上は自粛します。
また遊びに来ますね。
いつもお仕事応援しています。