湊かなえの贖罪という本を読みました。
短編集を最近読み漁ってる私。
短編集かと思って借りてみましたが、長編でした。
朗読したい本、全米ナンバーワンって感じ。
最後まで読まないと大筋がわからない独白形式で5人が独白していきます。
最初は、「フランス人形」っていうタイトルで人形みたいな女の子の独白。
まぁ、短編集だと思ってフランス人形っていうタイトルに引かれて借りたのですが・・・
最近読んだ本の中では「桜色の季節に」以来のヒット!
ちなみに桜色の季節には、中学生の女の子3人の話で、一人は世界的数学者アメリカ育ちの少女、もう一人は世間には知られていないけど引きこもりの天才ハーフ少女、最後の一人は引きこもり少女のいとこで学校にもまじめに登校する秀才少女。
彼女たちの小さな自分の空間とそれぞれのちょっとした秘密とレズめいた感じがすき。
さて、贖罪の話。
友達5人でお盆に校庭で遊んでいた少女たち。
そこに一人の作業員、その人は強姦殺人鬼。
言葉巧みに連れて行かれた少女のうちの一人は殺されてしまう。
いったい、誰が悪くてそんな事件になったのか?
どうしてその少女が殺されなくてはいけなかったのか?
事件後に誰もが感じる「理不尽さ」。
でも、この事件には「理不尽」ではなく明確な答えが存在した・・・
という話。
「自分に何かできなかったか」、そういう責めと罪の贖いのそれぞれの方法。
巻き込まれた4人の女の子たちが可哀想。
そして4人の女の子に・・・された4人の男性が、可哀想ではないけれど不運。
一番悪いやつが私の嫌いなやつに似てるので、読後すっきり爽快でした!
これぐらい私にも罪を贖ってほしいものですねw

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