2009/4/24

キャバクラ経営  

昼間はまじめな留学生、夜は年商約1億6000万円の敏腕キャバクラ経営者−。宇都宮市で飲食店を経営していた中国人留学生の男が、出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕、起訴される事件があった。表裏2つの顔に加え、胸には「ふるさとに錦を飾りたい」と“青雲の志”を抱いた男。驚くべきことに、捜査員すら「ハングリー精神旺盛で、いまの日本人にはいないタイプ」と手放しで絶賛するのだ。「ジャパニーズ・ドリーム」をつかもうとした男の栄光と転落の軌跡−。

苦学の末、日本へ

 小学校まで数十キロ、人家はまばら。中国の中でもモンゴルとの国境に近い内モンゴル自治区は、マイナス30度近くなる冬の寒さと、見渡す限りの草原が特徴だ。

 特木巴干(トム・バガン)被告(29)は、そんな自治区の貧しい町に生まれた。

 捜査関係者によると、特木被告は8人兄弟の末っ子で、生家近くには小学校がなく、教育環境の劣悪な地域で育ったという。現地の大学を卒業後、専門学校に通って日本語をマスターした。

 「流ちょうに日本語を話すので驚いた。一見、日本人に見える」

 捜査員の一人はこう話す。

 16年4月に来日し、大正大学に入学、18年4月に宇都宮大学に編入。同大大学院国際学研究科の博士前期課程を修了し、研究生として中国語と日本語の文法の差異などについて研究していた。

 「学習態度も極めてまじめ。背格好は中肉中背で服装はチャラチャラしてはおらず、地味な感じ。どこにでもいそうな普通の留学生だった」(宇都宮大学関係者)

 特木被告に接した人は異口同音にそう語る。だが実際には、「凄腕キャバクラ経営者」という別の顔があったのだ。

「現役女子大生がいる店」


 捜査関係者によると、特木被告は宇都宮に来た直後から、キャバクラのボーイとしてアルバイト勤務。そこで「客足の良さ」に驚き、「自分でやりたいようにやればもっともうかる」と考えるようになったという。

ってすごいね!


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