「ディズニーワールドの情報を実況生中継『Twisney』」
ディズニーワールド
「ディズニーワールドの様子がリアルでわかる「Twisney.com」については
以前ご紹介しましたが、これはただ単に楽しい、ということだけではなく、個人ジャーナリズム(citizen journalists )の観点から考察するコラムがネットで多く紹介されているようです。
ウォールストリートジャーナルでも、それについてのコラムが載っていたので紹介しておきます。
それによれば、この Twisneyは、ディズニーのファンである34歳のScott Mitchell が作ったもので、しかも始まりはベンチャーですなかったようです。
ただ彼が、息子たちをディズニーワールドに連れて行っている間に、家に残っている妻にディズニーワールドでの様子をリアルタイムに伝えたい、というその目的だけで作ったのだというのですから、驚きです。
最初、このシステムは彼の友達の間だけで使われ、そのうちその便利さがネットに広がり、そしてディズニーパークのファンの目にとまり、急速に話題となった。
要はそういうことのようなのです。
しかし、その可能性は大変なものです。
Twisney.comを見ればわかることですが、これがもっとリアルタイムになれば、「今、スペースマウンテンの列はとっても短いよ」ということを、ゲストだけで共有することができます。
ファーストパスを上回る利便性をゲストが手に入れることができる訳です。
ディズニーからすれば、よりよくパークを回ってもらうツールにすることができ、効率的なパーク活用はショッピングや食事に使う時間を増大させ、ビジネスを拡大するチャンスにもなります。
しかし一方で、すべてがゲストにコントロールされることは、ディズニーにとっては頭の痛い事態が発生する可能性もあります。
そこが、個人ジャーナリズム(citizen journalists )の可能性と難しさを表していると言えるでしょう。
しかし、一旦このようなサービスが登場してしまえば、YouTubeと同じようにそれを止めることはほとんど不可能です。
それだけに、今後の進展が楽しみです。
現在、Twisney.comはビジネスへと変身を始めているようで、Tシャツを売り出していますし、色々なキャンペーンもはじめています。

もちろん、対象をディズニーワールド以外に広げることも可能でしょう。
そして実際に、すでにTwisneyを使う
フリーソフトがいっぱい公開されているようなのです。
そう考えると、これはYouTube以来の大変なビジネスに広がる可能性があります。
実はここで使っているマップは、マイクロソフトの地図サービスなんですよね。
Yahooの買収に失敗したマイクロソフトが、これに目をつけないはずもないでしょう。
もしかしたら、私たちは大変な物の初期段階に参加しているのかも知れません。