ディズニーは、アナハイム市がすすめている1500にのぼるコンドミニアムの建設ストップの起訴を起こしました。
このニュースは先にもお伝えしましたが、ついに起訴合戦に発展した、ということですね。
問題になっているのは、そのコンドミニアムに建設される、低賃金労働者向けのアパートです。
ディズニーとしては、ディズニーランドの雰囲気を壊してほしくないわけですね。
ただ、この話、詳細が見えてくるにつれ、中々一言で結論付けるのは難しいことがわかってきます。
今回、アナハイム市が建設する低賃金労働者のための住居は、実はアナハイム市の観光産業の人向けのものなんですね。
しかも、その中には、ディズニーランドへ通勤している労働者も入ってくるわけです。
ABCのニュースサイトによれば、どうやら現在のアナハイムの家賃は相当高いらしく、低賃金の労働者は職場近くには住めないらしいです。
実に往復に4時間費やす(それだけ郊外でないと住めない)労働者も珍しい訳ではなく、今回のアナハイム市の対応は、これらの労働者に向けたものということです。
そうなると、これはある意味ではディズニーランドの労働者に対する福祉でもあるわけですね。
同じニュースサイトで周辺のホテル従業員の声が載っていますが、
「私たちはリゾート開発のために努力したのにその近くには住めない。ディズニーランドはファミリーにやさしいテーマパークだが、そのテーマパークを作っているファミリーにはやさしくない」
という意見にはうなずけるところがあります。
とは言え、一度そういう安アパートの建設を許したが最後、それがどこまで広がるかは誰にも制御できない、というディズニーの主張にもうなずけます。
中々難しい問題ですね。
現在でも、17000人もの人がそういう低価格のアパートを必要としているそうです。
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