鋼の第1回、見ましたー♪
久しぶりの動くエドだ!
しかし…これって…
原作も佳境を向かえてるんで、原作基準に新たに話を作り直すんだとばかり思っていたら…あらら…違ったのね。
今回もオリジナル要素バリバリなスタートで。
話を端折りたいのか、助長させたいのか…それすらもよく分らん出だしだったな。あれで前作も原作も知らない人は話が飲み込めるのかしら?
ま、とにもかくにも。
三木マスタングは若いなぁ
もともと童顔なロイだから、これでぴったしなのかしら?
う〜ん、展開がよく分らないけど、まあ、とりあえず次週も見てみよう。
んでもって、今日は先週のルパコナの補完SSです。
ルパコナ…いっぱい補完したい箇所がありましたが、選んだのはなぜか…
『着替中の公衆トイレ盗聴補完SS』
(↑バカか?バカだろ?バカだな…)
です。「続きを読む」をどうぞ。
大丈夫です!全然エッチくない、安心して読めるSSに仕上がってます!ただし、ヤマもオチもないけどな…。
「でも、女の子にとったらみんなの憧れです。一度でいいからお姫様になってみたい…って、きっとそう思ってるはずです」
ふと、ひらめいたように王女は蘭の顔を覗き込んだ。
「ふふ〜ん」
間近でみるヴェスパニア王国王女の丹精な顔(と言ってもほとんど自分と同じ顔なんだけど)と気迫に、蘭は思わずひるんで身を引いた。
な、なに?!
王女が更に一歩詰め寄った。
「お姫様。――――する?」
「へっ?」
Be a princess !
「きゃーーーーーっ!!!」
公園のトイレの個室の一つに、突き飛ばされるように押し込まれる。
やだっ。思ったより力強いよ、このお姫様。
綺麗なドレスで着飾った容姿は、華奢で可憐な印象を与える。けど…もしかしたら、この王女様、見た目通りじゃないのかもしれない。
相手は女性―――しかも、自分と年の近い女の子。その上、明らかに一般市民の自分とは身分が違うと分っているから、力いっぱい抵抗する事もできない。
「な、なにするんですかっ!」
制服の上着を脱がされたところまでは、我慢できた、けど…。
ネクタイを外され、カッターシャツのボタンまで外されるとさすがに叫ばすにはいられなかった。
「それ脱いだら裸になりますっ!」
「あたりまえじゃない。裸にしてるんだからっ!はいはい。ちょっと回って見て♪」
「ちょっ、ちょっと待って…」
「いいから、いいからぁ♪」
狭い個室の中でクルリと一回転させられる。
すると、まるで手品みたいにスルリと脱がされて、いつの間に自分の白いシャツは王女の手にあった。
「ふ〜ん。胸は私の方があるわねぇ…」
年も近い同じ女性とはいえ、ジロジロと自分のあられもない姿を眺められるのは、めちゃくちゃ恥ずかしい。
「シャ…シャツ、返してください!お願いします!」
シャツに伸ばした蘭の手はピシャリと叩き落とされ虚しく却下された。
「なに言ってるの!さ、そのブラも脱いでっ♪」
「はあっ?!ム、ムリッ…絶対無理っ!!!」
「ダメよ!ドレスからブラの肩紐が出ちゃうもの」
「いや…でも…」
「もー!お姫様になりたいんじゃなかったのぉ!安心して!ドレスにはカップが縫いこまれてるから!」
「そ、そういう問題じゃ…」
「あなたがそれを脱がないと、私のブラがないでしょ!この際、カップがきついのは我慢するから!」
「…って。あは…あははは…」
悪かったわねー!
カップが小さくて!
わたしだって…わたしだって、あと二年もしたら…っ!
「わかったら、さっさと脱ぐ!」
王女の手が純白のブラを引き剥がしにかかる。
「きゃーーーーーーーーっ!!!」
「うるさい!年上の言う事を聞きなさい!」
「あ、だってぇ…ダメッ!ダメダメッ!」
いやぁっ!!!
こんなところ(トイレの個室)でブラ外すなんて無理っ!
しかも同性とはいえ人前で!
「わ、分りました。じゃ…じゃあ、王女様のそのドレス…先にください!」
「え?これを?」
そうよ!ドレスで隠しながら脱げばいいのよ!
「いいわよ。じゃあ、ほら。脱がせなさい」
王女はクルリと蘭に背を向けた。
「へっ?!」
「ほら、早く脱がせてよ」
「自分で…脱げないんですか?」
「脱げるわけないじゃない。着るのだって侍女二人がかりだったのよ?」
ほら、早く…と急かされるまま、蘭は王女のドレスの背中のジッパーを引き下げた。
ドレスそのものは簡単に脱がせられたけど…ドレスの下のパニエやビスチェにはちょっと手間取った。普段、着ないからなぁ、こんなの。
「なに、ぐずぐずしてるのよ!」
「ビスチェまで脱ぐんですかぁ?」
弱腰の蘭に、王女はふんっ!と鼻息を荒くした。
「わたしは構わないわよ?でも、このビスチェでウエスト締めないと、あなた、あのドレス入らないわよ?」
パチッ…と、脳内のスイッチのどこかが入れ替わった。
恥ずかしいという事しか考えていなかった蘭だったが、今、確かにどこかの回路が切り替わった。
「着れないわよ」じゃなくて、「入らないわよ」ね…。
あー、そう。
そうですか。
入りませんか。
はん!だったら入れてやろうじゃないの、ウエスト!
着てやろうじゃないの、そのドレス!
…確かに最近ちょっとウエスト、ヤバめだけど。
そこまで言われて、引き下がっちゃ女が廃るってもんよ!
さあ、どこからでもかかってらっしゃい、ビスチェ!
蘭は自分のカッターシャツを王女に着せると、その下でビスチェの背中のホックを一つづつ外し始めた。王女のウエストを締め付けていたコルセット仕様のビスチェを今度は自分のウエストにつけ変える。
「いい?大きく息吸ったら止めてなさい」
なんだかんだ言って、面倒くさいドレスの着替えを王女は手伝ってくれている。王女様なのに…。まあ、手伝ってもらわなければ、蘭がひとりでこれを着るなんて至難のワザだけれど。自分だけ着替えてさっさとどこかに行ってしまわないあたり、わがままに振舞ってるけど、本当は優しい人なのかも…なーんて思っていたら、ウエストをぎゅっと絞り上げられた。
「くっ…」
内臓が潰れるんじゃないかと思うほどぎゅうぎゅうと締め上げられる。
「こっ、こんなに苦しいものなんですかぁ?ドレスって」
「そうよ。一見綺麗に見えるけど、隠れた苦労ってものがあんのよ。こんなの一回着れば十分。二度と着るもんかと思うわよ」
「お姫様ってもっと優雅なものかと思った…」
「こんなのまだいい方よ。ドレスは非難したり苦情を言ったりデモを起こしたりしないんだから」
「大変なんですね…」
「アンタも一度やってみれば分るわよ。ねぇ、もうブラは外すわよ」
「あ、はい」
ビスチェのホックが半分まで止ったところでブラを外した。と言っても、ビスチェのカップ
で胸はちゃんと隠れているから先程ほど恥ずかしくはない。ビスチェのホックを全部止めてもらい、パニエの装着の仕方を教えてもらった。後はドレスを着ればいいだけだ。ファウンデーションさえどうにかなれば、ドレスは被ればいいだけのはず。カップの中がちょっと余ってるのと、ウエストがやたらときついのが情けないけど…。
みなさい!
どうにかなったじゃない!
と、思ったら目の前の王女がおもむろにシャツを脱ぎ始めた。
「きゃあっ…!」
「なによ。変な声出さないでよ」
「だって、そんな堂々と…」
「女同志でしょ?別にいいじゃない」
「そ、そうなんですけどぉ…」
女同志といえども狭い個室の中でボリュームのある生の胸を見せつけられては、なんとも目のやり場に困る。
なんでこんな堂々と人前で脱げるのよぉ…。
「ん、もう。きついわね…」
「あははは…」
口を尖らせながら、王女はブラの中に胸を押し込んだ。
再びシャツを羽織り、ボタンを留めていく。
「裸がなによ。そんな事いちいち気にしてたら侍女に着替えを頼めないじゃない」
「いや、だって、普通頼まないし…」
……よかった。
わたし普通の女子高生で。
「ねぇ、ちょっと。これはどうするの?」
「え?」
「この紐みたいのはどうするのよ?」
「ああ、それは…」
蘭は王女の首に緑のネクタイを締めた。
後は、交換したスカートを穿いて、上着を着て、靴を替えれば女子高生の完成だ。
ドレスと制服に着替えた蘭と王女は狭い個室を出た。
王女は蘭の手を引っ張って連れて行くと、洗面所の鏡の前に立たせた。
身に付けていたイヤリングを外し、蘭に手渡す。蘭は鏡を見ながら大粒の真珠が3つ連なったイヤリングを自分の耳に取り付けた。
「チョーカーして上げるからちょっと髪を上げてくれる?」
「こうですか?」
蘭は後ろで髪をひとまとめにし、首筋が出るように持ち上げた。
王女は蘭の後ろに立つと、蘭の細く白い首に2連の真珠のネックレスとチョーカーを止めた。
「はい、下ろしていいわよ」
髪を下ろすと、蘭は目の前の鏡に映った自分の姿にうっとりした。
「どう?これであなたも今日からお姫様〜!でしょ!」
「これが…わたし?こんな…」
ハッと気づくと、王女の姿が公衆トイレの中から消えていた。
「あっ!お、王女様ぁ?!」
急いでトイレから走り出てみると、王女はすでに遥か遠くを走っていた。
「パーティ終わる頃には戻るからぁ!」
「ダメです!困りますーーーーーっ!!!」
陸橋の上から王女が手を振る。
慣れないヒールの靴でお転婆な王女を走って追いかけるのは、かなり難しい。しかもこの格好で街中を走れば目立つことこの上ない。
「早く戻らないと、さっきのボディガードが来るかもよぉ!」
蘭の額を冷や汗が流れた。
「うそぉ〜…」
がっくりと項垂れた蘭だった。

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