2010/7/13
愛しの弓 NANAのお気に入り
このところ、NANAは毎日、喜々として、部活に行っています。
ついに、コントラバスの弓を買うことになったのです。
コントラバスを弾くようになって1年余り…
本体を買うことは、当然、拒否しましたし(家には置くところがありません!)、弓を買うことも、昨年来、何度か話題にのぼりましたが、ごまかし、ごまかしで、今日まで来ました。
だってね、考えてもみて下さい。
弓だけですよ。
弓だけ、手元にあってもね…
そりゃ、パーカッションでは、ドラムは学校楽器でも、スティックなどは個人持ち…だったら、コントラバスは学校楽器でも、弓は個人持ちという理屈も成り立ちそうですけれど、値段が全く違います。
そうかといって、本体もセットで買う気にはなりません。
「高校に行っても吹奏楽部に入って、弦を弾くし…」と懇願され、仕方なく、弓だけ買うことになりました。
「安い弓なら、学校のを使ってるのと変われへんねん。最低、〇万円ぐらいやないと、意味ないねん」
「誰が言うてたん?」
「楽器屋さん…だから、どこまでなら出してもらえるか、親と相談してこいって」
わざわざ自分の弓を買うからには、学校の共用弓より、よいものでなければ意味がない…というのは、「だから、学校の弓で我慢しておきなさい」という楽器屋さんの思いやりか、はたまた…
いずれにせよ、値段の下限は自ずと定まり、上限は親の財布の具合による、というわけです。
TOTOが楽器屋さんに電話をして、過去の例、つまり、先輩たちの弓の相場を教えてもらいました。もちろん、幅はありますが、「じゃあ、まぁ、ちょうど真ん中あたりの額で…」と、いかにもTOTOらしいラインを設定しました。
楽器屋さんの話では、そのあたりの値段の弓を何本か、本人には値段を知らせずに「試し弾き」させ、好きなものを選ばせる、とのこと…バイオリンを購入したときと同じやり方です。
ふと、嫌な予感がしました。
NANAは、その時、いくつかのバイオリンと弓の中から、見事に一番高い組み合わせを選んだからです。
でもまぁ、何年も弾いているバイオリンとは違い、コントラバスの経験は浅いですし、そもそも、設定ラインあたりのものばかりなら、どれを選んでも大丈夫だろう、と…
さて…
「試し弾き」の初日、NANAは、近年稀に見る上機嫌で帰宅し、楽器屋さんが持ってきて下さった3本の弓の特徴を、興奮ぎみに話してくれました。
〇万円の値札のついた、「〇万円くん」は中低音の響きがよいし、「中堅くん」は突出していい音もないけれど、どの音も悪くない、オール3タイプ、そして、毛の量が多いという理由で、藤岡弘にちなみ(?!)、「ヒロシ」と名付けられた弓は、成績でいうと、5もあれば2もある凸凹型…
「ヒロシはな、何かオレに似てるねん」とNANA。
第一印象はもちろん、ヒロシ。
「まだ決めてない、もう少し弾いてみな、分からん」と引き延ばすこと2週間余り、で、出した結論はやっぱりヒロシ。
「先生や先輩は中堅くんを推してたんやけどな」
まぁ、普通はそうでしょう。でも、TOTOも私も「きっとヒロシを選ぶんだろうな」と思っていました。
ヒロシには値札がついていませんでしたが、唯一値札つきの「〇万円くん」は、我が家が提示した上限額だったので、それよりは安いのだろうと楽観していました。しかも、5もあるけど2もあるという評価からすると、ね。
ところが…
「大変や。ヒロシは実は、一番高い弓やったんや。楽器屋さんが高い弓を混ぜたはったんや」
楽器屋さんは、一度高い弓も使わせてやろうと思われたのだそうで…それなら、その旨説明して初めから選択肢から外しておかないと、ね。
「まさか、これを選ぶとはなぁ。おうちの人と相談しなさい」
我が家ではもちろん、「話が違う。論外!」ととりあえず一蹴…
でもね、どうせお金を出すのなら、気に入った弓がいいに決まっています。楽器屋さんには、やや言いたいことはありますけどね。
筋を通しつつも、みんなが納得できる結論を探り、「じゃあね、もともと出す予定だった額までは出すから、どうしても欲しければ、これまでもらったお祝いやお年玉から出しなさい」とTOTO。
NANAがこれまでもらったお祝いやお年玉は、ほとんど手付かずで貯金されています。
貯金は、こういうときのためにするのです。そして、ホントに必要なものを買うときに使う…
「お年玉、使わなくてよかったあ」とNANA。
かくして、NANAは最近、毎日、愛しの弓、ヒロシとの時間を楽しんでいます。
「むちゃ調子いい。コンバス弾くのが楽しくて仕方ない…」
そりゃ、何よりです。
果たして蜜月はいつまで続くでしょうか。
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ついに、コントラバスの弓を買うことになったのです。
コントラバスを弾くようになって1年余り…
本体を買うことは、当然、拒否しましたし(家には置くところがありません!)、弓を買うことも、昨年来、何度か話題にのぼりましたが、ごまかし、ごまかしで、今日まで来ました。
だってね、考えてもみて下さい。
弓だけですよ。
弓だけ、手元にあってもね…
そりゃ、パーカッションでは、ドラムは学校楽器でも、スティックなどは個人持ち…だったら、コントラバスは学校楽器でも、弓は個人持ちという理屈も成り立ちそうですけれど、値段が全く違います。
そうかといって、本体もセットで買う気にはなりません。
「高校に行っても吹奏楽部に入って、弦を弾くし…」と懇願され、仕方なく、弓だけ買うことになりました。
「安い弓なら、学校のを使ってるのと変われへんねん。最低、〇万円ぐらいやないと、意味ないねん」
「誰が言うてたん?」
「楽器屋さん…だから、どこまでなら出してもらえるか、親と相談してこいって」
わざわざ自分の弓を買うからには、学校の共用弓より、よいものでなければ意味がない…というのは、「だから、学校の弓で我慢しておきなさい」という楽器屋さんの思いやりか、はたまた…
いずれにせよ、値段の下限は自ずと定まり、上限は親の財布の具合による、というわけです。
TOTOが楽器屋さんに電話をして、過去の例、つまり、先輩たちの弓の相場を教えてもらいました。もちろん、幅はありますが、「じゃあ、まぁ、ちょうど真ん中あたりの額で…」と、いかにもTOTOらしいラインを設定しました。
楽器屋さんの話では、そのあたりの値段の弓を何本か、本人には値段を知らせずに「試し弾き」させ、好きなものを選ばせる、とのこと…バイオリンを購入したときと同じやり方です。
ふと、嫌な予感がしました。
NANAは、その時、いくつかのバイオリンと弓の中から、見事に一番高い組み合わせを選んだからです。
でもまぁ、何年も弾いているバイオリンとは違い、コントラバスの経験は浅いですし、そもそも、設定ラインあたりのものばかりなら、どれを選んでも大丈夫だろう、と…
さて…
「試し弾き」の初日、NANAは、近年稀に見る上機嫌で帰宅し、楽器屋さんが持ってきて下さった3本の弓の特徴を、興奮ぎみに話してくれました。
〇万円の値札のついた、「〇万円くん」は中低音の響きがよいし、「中堅くん」は突出していい音もないけれど、どの音も悪くない、オール3タイプ、そして、毛の量が多いという理由で、藤岡弘にちなみ(?!)、「ヒロシ」と名付けられた弓は、成績でいうと、5もあれば2もある凸凹型…
「ヒロシはな、何かオレに似てるねん」とNANA。
第一印象はもちろん、ヒロシ。
「まだ決めてない、もう少し弾いてみな、分からん」と引き延ばすこと2週間余り、で、出した結論はやっぱりヒロシ。
「先生や先輩は中堅くんを推してたんやけどな」
まぁ、普通はそうでしょう。でも、TOTOも私も「きっとヒロシを選ぶんだろうな」と思っていました。
ヒロシには値札がついていませんでしたが、唯一値札つきの「〇万円くん」は、我が家が提示した上限額だったので、それよりは安いのだろうと楽観していました。しかも、5もあるけど2もあるという評価からすると、ね。
ところが…
「大変や。ヒロシは実は、一番高い弓やったんや。楽器屋さんが高い弓を混ぜたはったんや」
楽器屋さんは、一度高い弓も使わせてやろうと思われたのだそうで…それなら、その旨説明して初めから選択肢から外しておかないと、ね。
「まさか、これを選ぶとはなぁ。おうちの人と相談しなさい」
我が家ではもちろん、「話が違う。論外!」ととりあえず一蹴…
でもね、どうせお金を出すのなら、気に入った弓がいいに決まっています。楽器屋さんには、やや言いたいことはありますけどね。
筋を通しつつも、みんなが納得できる結論を探り、「じゃあね、もともと出す予定だった額までは出すから、どうしても欲しければ、これまでもらったお祝いやお年玉から出しなさい」とTOTO。
NANAがこれまでもらったお祝いやお年玉は、ほとんど手付かずで貯金されています。
貯金は、こういうときのためにするのです。そして、ホントに必要なものを買うときに使う…
「お年玉、使わなくてよかったあ」とNANA。
かくして、NANAは最近、毎日、愛しの弓、ヒロシとの時間を楽しんでいます。
「むちゃ調子いい。コンバス弾くのが楽しくて仕方ない…」
そりゃ、何よりです。
果たして蜜月はいつまで続くでしょうか。
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2010/7/16 12:48
投稿者:MOMO
2010/7/16 9:07
投稿者:NK
慌しくしてて読めていませんでしたが、NANAくんかわいいですね。一番高いものを選ぶあたりがなんとも・・・。それにしても部活はお金がかかるんですね。うちの子もいろいろ言い出すのかななんて思いました。


ま、本人の預金から出すので、もはや私の知るところではありませんけど!!!