昨日来、風邪で(多分!?)寝込んでいるMOMOです。
高熱でうなされているわけじゃないけれど、鼻水やくしゃみがとまらず、37度後半をキープしている微熱のせいか、どうも身体がだるい…だから、身体を横にしているものの、寝てばかりいられませんから、本を読んだり、携帯で文章を書いたりしています。
薬も服用しています。マオウトウに見切りをつけ、小青竜湯に切り替えて、少しはマシになりましたが、まだすっきりせず、むしろ熱が上がり始めたので、先ほど、普通の風邪薬を服用しました。
「君、いつも葛根湯は効かへんて言うてるやん。前も結局、西洋医学に頼ってたやん。早く飲めばよかったのに」とTOTOに笑われました。
もっともです。
私の母は30年ほど前から「葛根湯」信仰を強め、「クシュンといったら葛根湯」「肩が凝ったら葛根湯」など、何かと葛根湯を勧めるのですが、私は「葛根湯で治った」体験がほとんどありません。
でも、母に言わせれば、「それは飲む時期が遅い」からで、「葛根湯は風邪のひきはじめ」しか効かない、実際に自分は「飲んだら、ピタリと治る」…のだそうです。
以前、友人とこの話題で盛り上がりましたが、この友人いわく、「葛根湯は効く人には効くらしい。そういう人は葛根湯信仰が強く、やたらと勧めてくる。しかし、自分には効かない」。
そうなんです。これは、何というか、服用のタイミングなどではなく、体質の問題じゃないかと私は思うのです。
私は小さいころ、虚弱とまでは言えないものの、扁桃腺が腫れやすく、しばしば高熱を出しました。その度に、母は病院に連れていき、処方された薬を私に飲ませました。
兄弟が多ければ、「ちょっと寝とき」で済むところが、一人っ子だったものですから(おまけに、弟は生後数時間で命を落としていましたから)、まさに「クシュンといえば、病院」という状態でした。
葛根湯が効かない友人も一人っ子で、小さいころは頻繁に病院へ通っていたそうです。
病院で処方されるのは、抗生物質の入った医薬品です。抗生物質に頼りすぎる、という日本の医療が、今、友人や私のような人を生み出したのかもしれません。
そんなふうに考えるのは、ドイツで暮らしたとき、薬、特に抗生物質には頼らない医療を経験したからです。
ドイツでは具合が悪くなると、まずお茶を飲みます。薬局やスーパーには、各種効能を掲げたお茶が並んでいます。
NANAが熱を出したとき、往診してくれたお医者さん(ドイツでは往診が基本です。近所だからと背負って連れていったら、「病人を動かすな」と叱られました)は診察だけで「お茶をのませなさい」。薬は出してくれませんでした。人間には自然治癒力がある、薬はよほどのことがない限り必要ない、というのが理由でした。ひどい熱が出たときも、解熱剤は使うな、とビタミン剤のようなものを処方しただけでした。
理念は素晴らしいし、実際、ドイツ人はお茶で回復しているようなのですが、いかんせん、日本の医療で育ったNANAには力がなく…あまりに熱が続くので、最後に、しぶしぶ抗生物質が処方されたところ、ようやく治りました。
今回、TOTOは「頭痛がする」とマオウトウを飲み、翌日にはすっきりしたようでした。
「君、体力充実してなかったんちゃう?」とTOTO。お疲れTOTOには言われたくないわ…

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