インフルエンザが流行っています。多くの学校で、学級閉鎖や学年閉鎖の措置がとられていますが、一向に収まる気配がありません。
一人患者が出ただけで、或いは当該学校に出なくても近隣地域で患者が出ただけで休校措置をとり、感染が確認されるや厳重な隔離・消毒措置をとっていた(それにより、不合理な差別さえ生じていた)初夏のころに比べ、患者数も重症化例も格段に多い…にも関わらず、行政にも国民にも全体的には今一つ危機感がないのは、不思議な気がします。
さて…
学年閉鎖がなされるほど次々と周りが倒れる中、奇跡的に元気だったNANAですが、とうとうウィルスに捕まりました。
一昨日の朝、ひどい咳と微熱があったので、学校を休ませ、近所の主治医に連れていきました。しかし、まだインフルエンザかどうかの判定は出来ないと言われ(たらしい…うかつなことに「もう中学生だから診察室は一人で」と私は待合室にいたのですが、NANAは「先生のいうこと、あまりちゃんと聞き取れなかった」!?)、薬だけもらって帰りました。
昼過ぎから熱が上がり、「これは間違いないな、どうしよう、別の病院に連れていくか(主治医の開業時間は午前中だけなのです)、明日まで待つか」と思案していると、KAZUははさんから電話。
「夜開いてる病院に連れていったら?判定がはっきり出なくても、流行ってることを言ったら、リレンザとか処方してくれるらしい。リレンザは早く投与しないと効かないらしいし、早いほうがええんちゃう?長引くと困るやん」
そうなんですよね。
もちろん、インフルエンザはある程度、覚悟していました。
TOTOも私も不特定多数の人に会う仕事です。先週の水曜日には、私の小クラスの受講生がインフルエンザにかかりました。TOTOも、エレベーターで乗り合わせた学生さんが直後からインフルエンザで欠席した、と話していました。
NANAの学校でも、まだインフルエンザによる欠席者がちらほら…地域の小学校でも学級閉鎖が出ています。
これはもう、時間の問題だな、と…
しかし、これは共働き家庭なら、どこも同じ悩みを抱えているのですが、子どもが倒れたときに、誰が看るのかは大変悩ましい…
普段なら、実家に預けるところですが、TOTOの母は80近く、私の両親も70という年ですから、感染すると、厄介です。もう中学生ですから、普通の風邪なら、「仕事中、ちょっと寝ておいてね」で済むでしょうが、インフルエンザに関しては少し怖い…
お子さんがインフルエンザにかかったばかりの同僚からも、「熱が出てすぐに病院でリレンザ投与してもらったら、熱はすぐおさまったよ」との情報を得ていました。
「そやな、どこか夜開いてるとこに連れていくわ」と電話を切ったのが夕方6時ごろ。
NANAに話をすると、「嫌や、明日の朝に行く。薬はどうするのさ?もう一つ飲むの?」と超不機嫌。
しんどくて動きたくないのと、
慣れた先生がよいのと、とにかく何も変えたくないのと…ま、予想どおりの展開です。
購読している新聞の夕刊には、患者でいっぱいの病院待合室の写真が載っていました。熱が高くても意識がしっかりしていて、食欲があるなら、長時間待合室で過ごすより、家で寝ていたほうがよい、との医師のコメントが載っていました。
そういえば、KAZUははさんも「帰りは10時ぐらいになるのを覚悟せなあかんで」と言っていたっけ…
「まあ、いいか、家で…」という結論になりました。
昨日、主治医のところへ連れていくと、「典型的な症状というほどじゃないが、状況からすれば、多分、インフルエンザだろう」。
へ?判定は?
「症状が重いならともかく、今の状況で痛い思いさせて、わざわざ調べる必要はない」
熱も7度台後半から8度台前半だし、意識ははっきりしているし、リレンザなどを使うまでもない、ということらしく…いかにも、
周りに流されない主治医らしい判断です。
「それより、
尿検査の記録つけときなさい。今は大丈夫だが、将来腎臓の具合が悪くなったとき、記録が役に立つから」
はぁ…でも、先生、今の医療を見ている限り、そんな記録にまで遡ってくれる、丁寧な診察はあまり期待できない気がしますが…
深刻なのは、私たちへの感染可能性でして…
一時期とは異なり、家族に患者が出ても出勤停止とはなりませんが、私たちが倒れたら、仕事は?万一、同時に倒れたら、NANAの看病は?
マスクを着用し、手洗いはしっかり…TOTOはさらに家中に除菌スプレーを撒き、除菌クロスで拭きまくっていますが、狭い家で一緒にいるのですから、どこまで効果があるのやら…
一週間は看病しながらの自転車操業です。

0