この週末は、何するでなく、ぼーっと過ごしました。
家のことはほんの少し、仕事のことはメールを読んで返事を書く程度…あとは、本当に何もしませんでした。正確には、やる気が起きなかったのです。
最近、心の中にトゲトゲした栗のイガのようなものが入り込み…異物が入っているわけですし、転がれば痛いわけですから、「普段は気にならない」といえば、嘘になります。けれど、日々の生活の中、特に、仕事をしているときは、努めて気にしないようにし、また実際に、気にする余裕もなく…
ただ、「あぁ、もうイガなんて、消えてなくなってしまったのだ、思い煩うことなどないのだ」と思うころ、イガは存在感を見せつけるかのようにコロンと転がります。
そのたび、心の中の異物に神経が集中します。
しかし、日々の「なすべき事」の猶予はありませんから、追われるように、私は「なすべき事」をこなしていきます。淡々と、イガなんてないかのように、痛みなんて何も感じないかのように…
そんなフリをすることにちょっと疲れたのかもしれません。
金曜日、久しぶりに会った同業者の女性は、家族に不幸なトラブルが続き、さらに自分自身も体調を崩している、それでも、周囲から「そんなプライベートなことは関係ない。言い訳にするな」と言われ、仕事をやめる覚悟もしている、と打ち明けてくれました。
確かに、100パーセント、仕事に専念できないなら、やめるべきなのかもしれません。しかし、常に、100パーセント専念できる人なんて、いるのでしょうか。
「MOMOさんは順調やから」と言われて、苦笑するしかありませんでした。私だって、いつでも退職を覚悟していますからね。
「ママ、どうしたん?何か小さくなったみたい」とNANAに言われました。
そういうNANA自身、10月に入って、まだ一度も登校していません。部活動も4日間休みました。今日、やっとのことで、半日の部活動に参加しましたが、明日はどうなるか…
「ママはな、硬くて真っすぐな枝やからな…打たれ弱いねん」とTOTOが笑いました。
そういうTOTO自身も、毎日、大きなストレスを抱え、ピリピリ、イライラして過ごしています。
何より、私と同じく、栗のイガのようなものが常に心の中に入っているはず…しかし、日ごろのストレスが大きすぎて、感じなくなっているのかと思うほど、平静に、人の数倍の仕事をこなし、家事もこなし…
それがまた、私を追い詰めます。
私だけが何をじたばた、やっているのだろう、と…
でもね、時には、何もせず、ぼーっとしていたいこともあるし、声をあげて泣きたいときもある…
明日からはまた「仮面」を被り、2日間のツケを清算しなければなりません。
残念ながら、2日間でエネルギーを蓄えたとはいえないけれど、「ホントは、イガが気になって仕方ない」と素直に態度で示したことは無駄ではなかったと思います。

2