初めてのテストが近づいてきました。
テストを受けるのは、NANAですから、親がピリピリしたって始まらないのですが、初めてのテストで躓くと、後の中学生活にも影響がでるんじゃないかと気になります。まぁ、もうかなり「疾風怒涛」の中学生活なので、今さら、テストで何かが変わるわけではないでしょうが、悪化しないためには、できるだけ、躓かないに越したことはありません。
経験上、テスト前にはテスト範囲や時間割などの情報が公表されるほか、先生がちょっとしたヒントを言ったり、重要な点を再度強調したりするものですから、できるだけ、休まずに登校してほしいところですが・・・
昨日の朝、10日ぶりに、NANAが休みました。一度、制服に着替え、とぼとぼ出かけたものの、数分後に戻ってきました。8時25分までに登校するのがルールですが、8時35分、つまり、10分後には、副担任の先生から電話がかかってきました。こちらから電話をしようとしていた矢先のことでした。
いつもながらの対応の早さには驚きます。けれど、どうも事務的です。事情だけ聞いて、「また、いつもの登校渋りか」と分かると、「また連絡します」と切ってしまいました。
夕方、これもお決まりのことですが、担任の先生から、電話がかかってきました。こちらは、本当に心配してくださっている様子が伝わってきて、何だか申し訳ない気持ちになるのですが、それでも、少しひねくれた見方をすれば、NANAのことを思ってというよりは、「クラスに『不登校』の欠席者が出ると、先生が困るのかな」と・・・
いや、そんなことを言っては申し訳ないのですけれどね、でも、先日、同僚と話していたとき、「欠席をすると、小学校と違って、授業その他の情報やプリントが一切手に入らないのが困る」という私に、同僚が「それは、おかしいよ。うちの中学校では、クラスメートが配付プリントや、1日何をしたかを書いた紙を届けるしくみになっているよ」と言ったのです、「そうでないと、NANAくんの場合、余計、学校に行きにくくなるんじゃない?」。
まさに、そうなんです。前に欠席が続いたときは、KAZUくんのお母さんから「スクールカウンセラーに関するプリント見た?」と連絡が入り、「欠席しているから、もらっていない」と伝えると、親切にも、その日の夜に、自分の家の分のプリントを届けてくださいました。「もっとも必要としている」人に、必要な情報がいかなかったわけで・・・もちろん、その日も、その前日も「明日は待ってる」とか、「必ず来てね」とか、そうした「励まし」(?)の電話はかかってきていたのですが。
「休んでいる」ことの負い目もあって、「今日は、どんなことをしたんですか」「どこまで進んだんですか」などと聞くことも何となく憚られ、ましてや、「プリント、届けてもらえませんか」なんて・・・だから、同僚の言葉は目からウロコでした。とはいえ、それほど強い態度に出る気は毛頭なく、必要があれば、こちらから出向いて、プリントを受け取るなり、情報を集めるなり、何かしなければならないかなと思ってはいますが、休むたびに、手際のよい「確認」電話と夕方の「激励」電話を受けると、ふと、先生方は一体誰のためにそんな電話をしているんだろう、と思ってしまう私がいます。
テスト勉強に付き合っていても、その想いはますます強くなります。
ノートの提出があるそうです。きちんと、ノートがとれているか、問題集はきちんと解いてあるか、プリントはきちんと整理されているか・・・テストの点数のほか、こうした点が「平常点」として考慮されるそうです。
どれも、「事後的」にがんばれば、「形」だけは整えることができます。そんなのを見たって、その子が授業中、どれだけの課題をこなせているか、授業内容を消化できているかは分かりません。でも、きっと、先生方は、そんなことを知るためにノートをチェックするわけではないのでしょうね。
実に、皮肉なことに、学校を休むたび、勉強自体は、はるかに、はかどります。理解できていなかったことが理解できるようになり、覚えていなかった単語や漢字が書けるようになります。必ずしも、親が付きっきりで教えているわけではありません。そんな時間はありませんからね。しかし、基本的な知識や考え方を教え、あとは自分で勉強させ、分からなかった点をまた教え・・・それだけのことです。けれど、なぜ、学校でそうしたことができないのかが不思議です。
NANAの通う中学校は熱心な校長先生のもと、行き届いた指導が行われており、部活動も盛んで、保護者からの評判も、驚くほどいい・・・
「でもさ、弱者にはやさしくないんじゃないの」とTOTO。同感です。

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