2009/6/10

「形」だけに見えてしまう  NANA in 中学校

初めてのテストが近づいてきました。
テストを受けるのは、NANAですから、親がピリピリしたって始まらないのですが、初めてのテストで躓くと、後の中学生活にも影響がでるんじゃないかと気になります。まぁ、もうかなり「疾風怒涛」の中学生活なので、今さら、テストで何かが変わるわけではないでしょうが、悪化しないためには、できるだけ、躓かないに越したことはありません。

経験上、テスト前にはテスト範囲や時間割などの情報が公表されるほか、先生がちょっとしたヒントを言ったり、重要な点を再度強調したりするものですから、できるだけ、休まずに登校してほしいところですが・・・
昨日の朝、10日ぶりに、NANAが休みました。一度、制服に着替え、とぼとぼ出かけたものの、数分後に戻ってきました。8時25分までに登校するのがルールですが、8時35分、つまり、10分後には、副担任の先生から電話がかかってきました。こちらから電話をしようとしていた矢先のことでした。
いつもながらの対応の早さには驚きます。けれど、どうも事務的です。事情だけ聞いて、「また、いつもの登校渋りか」と分かると、「また連絡します」と切ってしまいました。
夕方、これもお決まりのことですが、担任の先生から、電話がかかってきました。こちらは、本当に心配してくださっている様子が伝わってきて、何だか申し訳ない気持ちになるのですが、それでも、少しひねくれた見方をすれば、NANAのことを思ってというよりは、「クラスに『不登校』の欠席者が出ると、先生が困るのかな」と・・・

いや、そんなことを言っては申し訳ないのですけれどね、でも、先日、同僚と話していたとき、「欠席をすると、小学校と違って、授業その他の情報やプリントが一切手に入らないのが困る」という私に、同僚が「それは、おかしいよ。うちの中学校では、クラスメートが配付プリントや、1日何をしたかを書いた紙を届けるしくみになっているよ」と言ったのです、「そうでないと、NANAくんの場合、余計、学校に行きにくくなるんじゃない?」。
まさに、そうなんです。前に欠席が続いたときは、KAZUくんのお母さんから「スクールカウンセラーに関するプリント見た?」と連絡が入り、「欠席しているから、もらっていない」と伝えると、親切にも、その日の夜に、自分の家の分のプリントを届けてくださいました。「もっとも必要としている」人に、必要な情報がいかなかったわけで・・・もちろん、その日も、その前日も「明日は待ってる」とか、「必ず来てね」とか、そうした「励まし」(?)の電話はかかってきていたのですが。
「休んでいる」ことの負い目もあって、「今日は、どんなことをしたんですか」「どこまで進んだんですか」などと聞くことも何となく憚られ、ましてや、「プリント、届けてもらえませんか」なんて・・・だから、同僚の言葉は目からウロコでした。とはいえ、それほど強い態度に出る気は毛頭なく、必要があれば、こちらから出向いて、プリントを受け取るなり、情報を集めるなり、何かしなければならないかなと思ってはいますが、休むたびに、手際のよい「確認」電話と夕方の「激励」電話を受けると、ふと、先生方は一体誰のためにそんな電話をしているんだろう、と思ってしまう私がいます。

テスト勉強に付き合っていても、その想いはますます強くなります。
ノートの提出があるそうです。きちんと、ノートがとれているか、問題集はきちんと解いてあるか、プリントはきちんと整理されているか・・・テストの点数のほか、こうした点が「平常点」として考慮されるそうです。
どれも、「事後的」にがんばれば、「形」だけは整えることができます。そんなのを見たって、その子が授業中、どれだけの課題をこなせているか、授業内容を消化できているかは分かりません。でも、きっと、先生方は、そんなことを知るためにノートをチェックするわけではないのでしょうね。
実に、皮肉なことに、学校を休むたび、勉強自体は、はるかに、はかどります。理解できていなかったことが理解できるようになり、覚えていなかった単語や漢字が書けるようになります。必ずしも、親が付きっきりで教えているわけではありません。そんな時間はありませんからね。しかし、基本的な知識や考え方を教え、あとは自分で勉強させ、分からなかった点をまた教え・・・それだけのことです。けれど、なぜ、学校でそうしたことができないのかが不思議です。

NANAの通う中学校は熱心な校長先生のもと、行き届いた指導が行われており、部活動も盛んで、保護者からの評判も、驚くほどいい・・・
「でもさ、弱者にはやさしくないんじゃないの」とTOTO。同感です。
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2009/6/13  12:39

投稿者:MOMO

『いい学校』のアピールは外へ向かっていて・・・というのは、同感です。
TOTOは、「試験前の活動停止期間に、『本番前』の部だけに活動をさせるのも、『対外』的にいい顔をしたいからじゃないか」とまで疑っていました。私は、まぁ、それもあるんだろうけど、子どもたちも本番を楽しみにしているからなのかな、とも思っていますが(苦笑)。確かに、4日間のツケは、しっかり、試験結果に反映されてそうですけど、テストが終わるや否や、今日は「交響楽団の人に指導してもらえるんやって。プロの指導を受けるのは初めてや」とうれしそうに出かけていきましたからね。

KAZUははさんの指摘どおり、最悪な状態から立ち直らせるには、「勢い」が必要だったのでしょうし、周りの評判を180度変えるには荒技が要ったでしょうが、今後は、その「勢い」を少し緩め、あるいは、「勢い」にしんどさを感じる子どもたちに目を向けることがあの学校の課題だろうと思います。校長の影響か、先生も(個人的に話すとそうでもないのですが)、どうも「イケイケ、ドンドン」型の人が多いようですし・・・いや、教師って(自分も含めて)、そうなのかもしれませんが。

2009/6/13  12:16

投稿者:ナゴエ・チャウ

あの学校は本当に元気で勢いはありますよね。でもおとなしい子、引っ込み思案な子はついていくのは大変だろうと感じます。校長先生もやんちゃなタイプの子を良い方向に伸ばすという事は得意のようで、元気な子を「良い生徒」と評価する傾向があるように思います。そして、先生に対しても同じような評価をしていると、昨年、何度か話をした際、感じました。特別支援に関しても知識は低いです。支援に関しては校長はノータッチです。ウチの息子の場合は学年単位で話し合い担任が窓口になり保護者とやり取りする形をとっています。なんとなく『いい学校』のアピールは外へ向かっていて、学校の内側は普通の学校と同じだと感じています。個人的な意見ですから、偏りはあるかもしれません。

2009/6/10  16:28

投稿者:MOMO

>KAZUははさん
そりゃ、中1の子には無理ですよ。女の子なら、まだしも・・・自分の記憶でも、休んだ子にノートを届けていたのは中2ぐらいからの気がします。でも、KAZUくんから情報がもらえるだけでありがたいです。
先生にも余裕がないのでしょうね。それは、いろんなところで感じます。先生のためにも、一度、話し合ったほうがいいのかもしれません。
学校側から「いい学校」をアピールされると、夫婦揃って天邪鬼な我が家は、かえって引いてしまうんですけれど(笑)、熱心だし、勢いがあるのは分かります。あの雰囲気に慣れていると、よそに行くと、頼りなく感じるだろうなぁとも思います。
何にせよ、明日はテストだね。

>なっちさん
同じですねぇ・・・
中学校の先生は、教科ごとに異なるので、担任の先生に聞いたり、お願いしたりしても、それがどれだけ他の先生方に伝わるのか、他の先生方の情報がどれだけ担任の先生に寄せられているのかが分からず、何とも不安ですよね。
プリント類の始末が最も難儀でして、うちは、教科ごとに、教科書ごと1セット、透明の袋に入れていますので、プリントもそこに入れて帰ってきます。とにかく、そこにだけは入れてくれ、あとは家でも手伝うから、と(笑)・・・案外、それがうまくいっていて、今のところ、紛失はなさそうな(知らないだけかも・・・)!?

2009/6/10  14:11

投稿者:なっち

我が家の息子も何度か登校渋りをしながら
現在に至っていますが・・・
欠席をした時の配布物はどうなっているのか
いまだにハッキリ分かりません(苦笑)

以前、欠席をした日の夕方に、翌日の持ち物などに関して
担任に問い合わせたら「クラス内に聞ける友達はいるか」
を確認され、次回からはお友達に聞くようにして欲しい
という感じのことを言われました。

担任がすべてを把握するのが無理なのかもしれないとは思いましたが
同時に突き放された感じも抱いたりして。

本人のデスクにはプリント類が乱雑に散らばっていることが多く
「これは学校で綴じておかないとまずいんじゃ?」とか
「これは提出しないといけないものなのでは?」
といったような心配を抱くこと多々。

そういったことが成績に跳ね返る危機感もないんですよね(苦笑)
かと言って私が何か言えば反発するのみなので
何も出来ないでいるのですが・・・

息子の学校も弱者には優しくないかもしれないです。



http://nacchi.halfmoon.jp/

2009/6/10  13:06

投稿者:KAZUはは

KAZUが昨日「NANAの机の中にプリントがたまっている」って言ったから、思わず「何で、僕が届けましょうか?って言えへんの」と私が言うのを聞いて夫が、「KAZUもテスト前でパニックやから、そんな余裕あらへんで」と一言。
担任もまだ3年目の先生ですから、余裕がないんだと思います。(家庭への突撃訪問も迷っておられるのかもしれません)
KAZUの兄が、中1の時は、よく担任がプリントを届けてくださいました。
勢いがあって活発なあの学校は、その勢いにのれない子供をどうするかが、問題なんだと思います。
KAZUの兄の卒業式の時も、午後から、第二部の不登校組の卒業式もあったくらいですから。
もとは、問題だらけの中学校ですから、元気に勢いがあることは、いいことなんですけど・・・難しいですね。
中学が、良すぎて、高校で苦労している子も、少なくないようです。ますます、難しいです。

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