2005/7/5

やっぱり嫌だ  NANA in 小学校

昨日は、小学校PTA主催の学年懇親会、それに合わせて、総合学習の
発表会が開催されました。NANAの小学校では、このように正規の授業参観ではないけれど
「参加して下さい」というイベントが実に多く、平日の昼間、しかも
大抵は直前に決まるにもかかわらず、半数以上の保護者が出席します。
NANAに淋しい想いをさせないため、仕事の都合がつくかぎり、顔を
出してはいますが、10分ほどしかいられないのに、職場と小学校を
タクシーで往復し、2000円払うのは少し辛い…共働き家庭が過半数に
達し、現に小学校には多数の共働き教員がいる
はずなのに、相変わらず、「平日の昼間、お母さんは家にいる」と
いう前提を崩さないのは不思議です。運動会や学習発表会なども含め
ビデオに撮って貸し出すなどの方法を考えてくれたらいいのに…

それはさておき…
昨日はそういう日だったのですが、NANAは欠席しました。総合学習
の発表会が嫌だったからです。正確にいうと、先週末の段階で、
ほとんど準備ができていなかったからです。
聞けば、他の子どもたちも、程度の差はあれ、やはり準備ができて
いませんでした。せっかく学年懇親会で保護者が集まる日だから、
「出来たところまででかまわない」と発表会を強行したのかもしれません。
そして、ほとんどの子どもは、言われるがまま、不完全な状態でも
あるいは不本意ながらも、発表会に臨んだのでしょう。でもNANAは
それができない…どんなに「みんな出来てないって」といっても、
受け入れられないのです。
日曜日の昼、「じゃあ、家で仕上げようか。手伝うよ」と言ったら
NANAは目に涙をうかべて、こう言いました。
「あかん、だって、町の不思議、1つしか見つからないんやもん」

「いくつ見つけなあかんの?」
「8個。それも、建物、土地、人、駅と電車とか決まってんねん」
ビジネス街はスーツ姿の人が多く、高層ビルがいっぱいで、郊外は
大型スーパーがあって、高速道路のインターチェンジ付近は車が多くて…
多分、そういう「不思議」を探せたらよいのでしょうね。
でも、NANAにとって、それは「不思議」じゃない…NANAにとっての
「不思議」は、たとえば、ほにゅう類であるカモノハシが卵を産む
ことであって…町の様子なんて、どれも同じに見えるのでしょう。

思えば、私は、小さいころから、先生が何を求めているかを敏感に
察し、無意識のうちに、それに合った答えを用意していたような気が
します。たとえ「不思議」「面白い」と思わなくても、「面白い」
と先生が考えていそうなことを捉え、「面白いと思います」と平気で
書いていました。多くの子は、成長するにつれ、そういう賢さを
身につけていきます。でも、NANAには、まだそれができません。

週末、K大の博物館へ行ったとき、大学院生のお兄さんに「将来は、
K大に来て、動物学者だな」と言われたNANAは、「でもな。国語がな」。
私から、「理科だけでは入られへんで」と言われたばかりだったのです。
すると、お兄さんは「国語は大事。研究したこと書かなきゃいけないし」
と言い、「あんなに難しいこと知ってるんだし、大丈夫。ぼくも、
英語や国語は苦手だったけど、何とかなったよ」と励ましてくれました。
素知らぬ顔をして顕微鏡をのぞいていた、あのおじいちゃん先生まで
「仕組みさえわかれば、漢字も覚えられる。大丈夫だよ」と言って
下さったので、感激したのか、NANAは、帰宅後、「よし、K大に入る
ため、がんばるぞ!」と宣言していたのです。

でも…やっぱり総合は嫌だったのでした。
まぁ、入試科目に総合はないですけどね。
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2005/7/6  15:21

投稿者:MOMOさん

私もめめと同じでね、やはり「できなくてもいいじゃん」って気にはならないタチだから、先生が喜びそうな答えを用意していて・・・だけど、一時期から、ほめられると、苦しくなってね(苦笑)。自分で思ってもいないことを書いて「すごいね」ってほめられてもねぇ・・・ってことで、NANAの正直さにはうらやましさも感じる今日この頃です。
>平日行事の参加
職場には迷惑なことだろうと思うよ、それと子どもとを天秤にかけなければならないのは辛い。「それなら仕事をやめろよ」といわれそうだけれど、そういうもんじゃないはずなんだ、本当は。

2005/7/6  11:52

投稿者:めめさん

わたしもMOMOと同じで、先生の期待する答えを用意する子どもでした。
でも、実際はそれが出来ない子のほうが多かった・・・
ただし、出来ないことに、NANAくんほどの痛みは感じない子がほとんどだったんやろうな。
わたしは(もしかしたらMOMOも)、もしその答えが用意できなかったら
やっぱりNANAくんと同じように苦しく考えるタイプで
それだからこそ褒められる答えを準備して、うまくこなしたかったのかも。
自分が痛みを感じなくてすむように。
それが出来ないNANAくんは、あるイミとても純粋で
自分に正直で、その分傷つきやすいんだろうなー。
今年の先生はよさそうなかただから、
なんとかNANAくんにもうまく興味が持てるような形で、
先生がリードしてくれはるようだといいね。

平日の保護者参加行事については、たしかに色々難しそうやね。
たとえば普通の会社とかだと、子どもの都合でしょっちゅう抜けられると
やっぱり同僚が非常に困る、ということが多かった。
でも、同僚たちだって、子育てに理解は持ちたいと思っているから、
快くママさんOLの有休を受け入れるしかなくて、
でも、その分、同僚たちの負担は増えて・・・と
ママさんだけでなく色んなところまで影響は及ぶし。
学校側も今の時代にあったやりかたを考えてくれるといいのにね。

2005/7/6  10:34

投稿者:MOMOさん

なっちさんも、お仕事ありますもんね。平日の昼間・・・学校は、どう考えているんでしょうね。
NANAは、参観などで大活躍するタイプではないのに、それでもやっぱり見て欲しいから、「行けない」っていうと、悲しそうな顔をするんですよね。
あの顔をされると、親は辛い・・・

どこの学校でも「不思議」探してるんですね。ちょうど、国語でも「面白いものをさがす」という単元を学習していたので、大変でした。「世の中、そんなに面白いものなんか、転がってへんで」とTOTOが言っていました(笑)。

2005/7/5  22:09

投稿者:なっちさん

息子の学校も今日懇談会でした。何かにつけて保護者が借り出される事が多い学校なので
MOMOさんのおっしゃる事に深く頷いてしまいました(笑)
平日の昼間にそうそう学校に行ってられないんですよねぇ・・・
何度息子に「ごめんね」と謝ったことか(苦笑)

息子も「おもしろいもの発見」とか「不思議発見」というような
課題がありましたが苦戦してました(苦笑)というか、ほとんど出来ていなかったです(T_T)
不思議発見の方はNANAくんの学校と同じように
いくつかの項目が設定されていました。

まず不思議な物とか面白い物が見つけられない(笑)
本人なりに必死で書いた物を否定されるようなコメントがつく。
そんな事があってやる気を失っていたような感じです。
自分でまとめる、という作業も苦痛のようで・・・

発表会のような事はなかったのですが、もしもそういう話になったら
うちの息子も「出来ない」事をすごーーーく気にして
学校に行かないだろうなぁ、と思います(苦笑)

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