2018/8/6

燃え尽きて10年目?  日常

この前ふと気がついたら、人形(球体関節)をやり始めて30年目の今年。なんでしょうね、もしかしたら今の私って燃え尽きなのかも?

もちろん今の方が昔より真剣に人形の仕事に向き合っていると思うし、30年粘土をこねくり回しても、難しくてもんどりうって悩んでいると思います。

燃え尽きと思う原因は、約9年前の、これまでの人生最大の嬉しい出来事の記憶です。2009年9月2日のニューヨークです。

あの時、私はPSBのライブとミート&グリートのチケットを握りしめ、1人で初のニューヨークに向かいました。ミート&グリートのお約束として、「写真撮影とプレゼントはNG」、でもどうしても見て欲しくて、私は自作のニール&クリスのフィギュアドール(1/6スケール)を持ち、赤い着物を着ておりました。

たった5分ほどの、ニールとクリスと私3人だけの会話は、正直、日本語でもアワアワする状況なので、英語で何を言ったのか記憶にないのですが、ニールとクリスはこんな私の言いたいことを全て分かってくれたのです。人形をとても喜んでくれ、プレゼント禁止なのに人形を貰ってくれて、着物の両袖にサインしてくれました。

私の愛を受け止めて(&流して)くれて、ニールは日本語で「ありがとう」と言い、1時間後、クリスが楽屋で私の人形の写真を撮って、「日本人のファンがくれたよ」とその写真をtweetしてくれたんです。

数日後、彼らはその写真を自身のTwitterのアイコンにもしてくれた。

もう、人形作家としてもファンとしても、これ以上ないほどの幸せでした。現時点では自分の人生のマックスがここで、これ以降が、私の余生みたいなものですよ。他人は評価しない些細なことだろうけど、私にとっては生まれて来てよかったと心から感じた日。初めての異国にいたせいで、夢だったのかと思うくらい現実感はないけど。NYCからの帰りの飛行機で死んでも本望だったくらい。

ほぼ余韻だけで9年生きてきた私。これからも反芻しながら、細々と生きてゆくんだろうなぁ。

でも、人形に関しても、確実に良い方向に変わったと思います。

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(こっちはライブであげた人形ではないのですが)

クリスが撮ったその写真はPSBの公式HPにあります(サングラスや衣装を外して遊んだ形跡が!)。

North and South America 2009
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