歌舞伎座デビューをいたしました。
正確に言うと、歌舞伎見物は2回目。
数年前、国立劇場で「親子歌舞伎教室」を見に行ったことはあるのですが、本格的にじっくり行くのは初めてです。

そもそもなんで歌舞伎に行こうかと思ったか。
きっかけはキューバ人のスペイン語の先生に、モノの値段を聞くレッスン中
「歌舞伎はいくらですか?」と聞かれて答えられなかったこと。
「外国人は、素晴らしい日本の文化に興味を持っているのに、日本人がそれを知らないのはおかしいね。」その一言がショックでした。
今回は10月大歌舞伎の夜の部。
チケットの購入からわからないことだらけ。
ネットでの予約は簡単なのですが、どの演目が面白いのかもわからない。
有名な「玉三郎&仁左衛門」が夫婦役をやるのならハズレはないだろうということで選びました。
演目は「怪談牡丹灯籠」と「奴道明寺」。
アー楽しかった、楽しかった。
歌舞伎って身構えていたけれど、こんなに楽しいとは。
たぶん初心者にとってうってつけの演目だったのでしょう。
今回の「怪談牡丹灯籠」は、落語三遊亭円楽の原作でこの脚本は文学座で上演されていたものらしく、セリフがとてもわかりやすい。
ガイドなんてなくても、現代劇と同じ感覚で見られました。
玉三郎&仁左衛門といえば絶世の美男美女カップル。
と思っていたら、今回は下世話なおじちゃんとおばちゃんを演じていました。
でも、そこがユーモラスで夫婦息がぴったりで場は笑いの渦でした。
もう一つの「奴道成寺」これも、はじめは??????でした。
「娘道成寺じゃないの?」
恥ずかしながらそれくらい無知なんです。
テレビで顔を知っている三津五郎でした。
バレエをやっていたので、西洋の踊りの良し悪しはわかるけれど、日本舞踊に関しては全くど素人。
わかるかな〜。と心配でしたが、やっぱり上手下手ってバレエと通じるものがありますね。
踊りのしなやかさ、身のこなしの美しさ。
三津五郎は踊りの名手…と言われるのがなるほどなと思いました。
眠ってしまうかな?わかるかな?とドキドキの歌舞伎見物でしたが、心配に反してとても楽しかった。
また行こうね。
一緒に行った友人と笑顔で別れました。
でも…極めるまで通うにはチケット代が高すぎる!